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当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

情報技術のチカラで日常生活を
もっと楽しく変えていける

黒木 隆史(くろき たかふみ)
2017年入社
アプリケーション開発エンジニア
Yahoo!ショッピング

現在担当している仕事について教えてください

黒木が自らの仕事について、いきいきと語る様子の写真

Yahoo!ショッピング(PayPayモール)におけるAndroidアプリと「お買い物クエスト」と呼ばれるゲームのバックエンドエンジニアリングを担当しています。ユーザーから届いた問い合わせ内容をもとに「サービスをどう改善していけば良いか」を考えながらアプリを改修しています。
友人や家族にアプリを使ってもらって意見を聞くこともありますし、ときにはTwitterなどでエゴサーチをして改善すべき点をピックアップすることもあります。

特にYahoo!ショッピングは昔からあるサービスがゆえに、エンジニア目線で改善できる余地はまだまだあると考えています。たとえば、サービス速度を速くしてユーザーの使い勝手をアップさせるなど、技術的な改善に向けて、試行錯誤をする日々です。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さは?

やはり自分が苦労して開発・実装した機能などを実際にユーザーに使ってもらったときは、一番やりがいを感じます。
たとえばPayPay祭りなどのキャンペーン時には、アクセス数が多くなることを見越して深夜の時間帯にテストを実施する必要があるため、勤務時間が昼夜逆転することもあります。また、24時間体制のサポートが必要な場合もあるので、オン・オフの切り替えをしづらいという大変さもあります。
ただ、これもたくさんのユーザーにサービスを利用していただいているヤフーならではの悩みかなと思っています。他社のサービスは地図アプリだけ、乗り換えアプリだけ、グルメアプリだけ……と専業の会社も多いですが、Yahoo! JAPANはいろいろなサービスを包括するポータルサイトでもあります。あらゆるユーザーに活用いただき、ITのチカラで日常のすべての生活をもっと楽しく変えていける点に魅力を感じたことが、入社するきっかけでもありました。

仕事をするうえで一番大切にしていることを教えてください

自身が障がい者ということもあり、一番に気をつけていることは体調管理です。ヤフーでは、障がいを持った社員も快適に働けるための制度や設備が充実しています。また、入社前に自分と近しい障がいを持っている先輩社員の方にお話を聞く機会もあったため、その部分ではあまり心配はありませんでした。
制度だけではなく、ヤフーには社員が個々の能力を最大限発揮するために、困っていることがあったら何でも相談にのってくれる「グッドコンディション推進室」というものもあります。

黒木が自らの仕事について明るく語る様子の写真

車椅子ユーザーは、ずっと座り続けていると体重で圧迫されて血流が悪くなったり滞ることで身体の一部がただれたり、傷ができる「褥瘡(じょくそう)」になりやすいため、毎日出社していたときにはずっと座って業務することが難しかった。そんなとき、「グッドコンディション推進室」に相談をしたら、すぐに会社の一角にベッドを置いてくれ、仕事をしやすい環境を整えてくれました。その後も定期的に連絡をくれたり、親身に相談にのってくれたりと常に気づかってもらえるので、とても安心して仕事を進められています。

一日のスケジュール

10:00

業務開始。メールやSlackなどでその日の業務内容を確認します。

11:00

チーム朝会。進捗や作業予定をチームみんなで共有します。

12:00

ランチ。デリバリーすることが多いです。ランチをとりながらオンラインで開催される社内の勉強会に参加することもあります。

13:00

サービス定例。数字や今後のスケジュール、それぞれのタスクの進捗を確認。

13:30

開発とコードレビュー。必要に応じて調査タスクをこなしたり、問い合わせ対応をしたりすることも。Zoomやオンラインのホワイトボードなど、いろいろなデジタルツールを活用して、コミュニケーションを取りながら業務を進めています。

14:30

上長との1on1ミーティング。進捗や困っていることを共有。私生活の話もします。

15:00

開発とコードレビュー。

19:00

終業。

よく利用している、あって助かる会社の制度は?

黒木が自らの仕事について前向きに語る様子の写真

リモートワークになり、私と同じ車椅子で生活している社員も含め通勤がなくなったということが大きな変化だと思っています。身体への負担もかなり軽減されました。突発的な体調不良になることもありうるので、リモートワークでは安心して仕事に集中できています。いろいろな心配ごとがなく、常にリラックスした状態で業務に取りかかれています。また、障がいにともなう通院などで年間6日間取得できる「ノーマライゼーション休暇」も活用しています。丸一日だけではなく、半休でも使えるので、午前中に通院し午後から通常勤務に戻ることもできます。

エンジニアとしては、技術活動費用補助制度の「TechUP(テックアップ)」を活用して、ウェブサイトを構築する際の書籍購入や必要なソフトウェアのライセンス購入などにあてています。

今後の目標を教えてください

入社してからずっとYahoo!ショッピングに携わっていますが、私が触れているのはまだそのごく一部。もっと勉強をして、理解を深めてYahoo!ショッピングの発展に貢献していきたい。
また、将来的にはアプリエンジニアとしてだけではなく、ウェブのフロントエンジニアやバックエンドエンジニアとしても活躍をしていきたいと思っています。ソフトウェアの開発や使用する言語についても、ウェブとアプリでは異なってくるため、まだまだ勉強をしてスキルを上げていかないといけない。頑張っていきたいです。

ヤフーで働くことに興味がある方へのメッセージ、アドバイスをお願いします

ヤフーでは障がいが何かの妨げになることはなく、むしろ強みとして生かせると思っています。障がい者は、障がい者のなかにいるとそれが普通になってしまうけれど、健常者と一緒にいると個性に変わっていくと私は思います。
たとえば、色盲の障がいを持っている方であれば、「このアプリの色使いだと視覚障がいを持つ人にとって見にくい」という貴重な意見を伝えることができます。
特にヤフーのサービスを使っているユーザーは膨大なので、そのなかにはもちろん、障がいを持つ方も多くいらっしゃると思います。

黒木が読者に明るく語りかける様子の写真

そうしたユーザーの声を代弁できることは、それだけですごい存在なのではと私は思います。
障がいがあっても、あなたの力を発揮できる仕事がありますので、ぜひチャレンジしてください。

※内容は取材時のものです

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