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当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

さまざまなサービスでの経験が、
いまの圧倒的貢献につながっている

さまざまなサービスでの
経験が、いまの圧倒的貢献
につながっている

鈴木 翔吾(すずき しょうご)
2017年入社
機械学習エンジニア(リーダー)
ヤフオク! / PayPayフリマ

現在担当している仕事について教えてください

鈴木が椅子に座り、自らの仕事について、いきいきと語る様子の写真

ヤフオク!PayPayフリマにおける検索システムを、データサイエンスを活用して改善するチームのリーダーを務めています。
たとえば機械学習をうまく使うことで、検索キーワードとの関連性が高い商品をよりたくさん検索結果に表示できるようになります。
また、ヤフオク!およびPayPayフリマにおける入札・落札・購入回数増加、サービスの質の向上にもつながります。

現在のチームは2022年4月に立ち上がったのですが、私はそのタイミングで初めてリーダーを務めることになり、いまはプレイングマネージャーとしてチームを推進しています。
1メンバーとして働いていたときとの大きな違いは、チームとして取り組む施策を自分が意思決定するところ。メンバーに仕事をお願いする際には、目的、メリットをきちんと整理して仕事をお願いするようにしていますが、その責任はかなり大きいと実感しています。
しかし、自分の責任範囲が広くなったことで、よりサービスに大きく影響を与えられる立場となり、とてもやりがいを感じています。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さは?

自分のアイデアが仮説どおりにはまり、サービスに大きく利益貢献できたときに、一番やりがいや面白さを感じます。
たとえば、ヤフオク!やPayPayフリマの検索において、機械学習モデルの精度改善が大きな利益貢献につながったこともありました。そういった結果を出せたのは、ヤフーに入社してからさまざまなサービスの検索システムに携わって培った経験があるからこそです。
私は、入社後最初に「Yahoo!ショッピング」の検索を改善するチームに配属されました。

鈴木が椅子に座り、自らの仕事について前向きに語る様子の写真

その後は「Yahoo!知恵袋」の改善に携わったり、一時期は出向してZOZOTOWNの検索改善をお手伝いしたりもしてきました。さまざまなサービスの検索機能改善に携わらせていただいた結果、知識やノウハウが蓄積されてきたのだと思っています。
それに加え、私が所属しているサイエンス部で行っている勉強会も日々の業務に役立っています。たとえば、論文をシェアする場で他社や研究組織が、検索という領域でどんな新しいアイデアを提案し実装しているのかを調査し、その知識をシェアしています。そうすることで、最新の研究や検索の仕組みを全員がキャッチアップできます。
また、「競合サイトには負けない」というライバル意識を抱くことも、仕事の楽しさにつながっています。仕事の楽しさやモチベーションになるポイントはみんなが同じでなくてもいいと思いますが、一人ひとりがそれぞれのやりがいを見いだせれば良いですね。

仕事をするうえで一番大切にしていることを教えてください

鈴木が椅子に座り、自らの仕事について穏やかに語る様子の写真

やはり一番大事にしているのは、「ヤフーの利益に貢献すること」です。私のチームの仕事によってヤフーの利益にどの程度貢献できたのか明瞭に説明できるように心がけています。
また、チームリーダーの視点として「メンバーのモチベーション」も重要と考えています。
たとえば、自分は良い仕事をしたメンバーをたくさん褒めるようにしています。

もし結果があまり振るわないときもネガティブな言葉は選ばず、「伸びしろがたくさんありますね」、「まだ気付いていない部分があるので、ここを良くしたらもっと改善するんじゃないですか?」などと、なるべく前向きな言葉で、メンバーとコミュニケーションを取るようにしています。

一日のスケジュール

9:00

業務開始。Slackやその日に予定されているミーティングのアジェンダを確認します。

9:30

開発。朝の時間が一番はかどる気がします。

10:30

サービス担当者との連携ミーティング。相談事項をいただいたり、自チームから施策を提案したりします。

11:00

ランチ。

12:00

ミーティングのための資料準備。

13:00

チームミーティング。取り組んでいる施策の紹介、悩んでいることの共有、ネクストアクションの相談を行います。

14:00

開発・コードレビュー・施策提案資料作成など。

16:00

勉強会。本の輪読や論文読み会などに参加しています。

17:00

リーダー会。対応必要な事項やチーム課題について共有します。

18:00

開発・コードレビュー・施策提案資料作成など。

19:00

終業。気分が乗っていたら夕食後にまた業務再開し、疲れていたらもっと早く終業します。

今後のキャリア目標は?

まずはマネージャーとして、メンバーの育成およびモチベーション向上を高いレベルで行えるように日々精進していきたいです。また、自分のチームだけでなく、自分が関係する隣接組織のアウトプットも最大化できる状態にするというのが目標です。
リーダーになって約半年が経ち、いくつかの成果をあげられた手応えを感じている一方で、自分に不足している課題も見えてきました。下半期は、そこを修正しながら、より良いリーダーとしてチームを引っ張っていきたいです。

鈴木が椅子に座り、今後のキャリアについて明るく語る様子の写真

私自身のリーダー像の形成に大きな影響を受けたのが、前部署の直属の上司です。1on1ミーティングでいろいろな相談をすると、そのたびに自分事のように、親身になってサポートをしてくださったり、アドバイスをいただいたりしました。メンバーのやりたいことやキャリアを考えつつ、その人の成長につながる仕事のアサインや仕事の仕方を指南してくださる方でした。
たとえば、リーダーを目指しているメンバーには、サービス担当者とコミュニケーションを取りながら進めていくタスクを与えたり、技術領域に興味があるメンバーには、目標に直結するような案件を担当させたりしていました。私はそういう点をとてもリスペクトしており、自分もそういうリーダーを目指したいと思っています。
私はまだリーダーになったばかりで、「守破離」でいえば「守」の段階なので、いろいろなマネジメント関係の本も読み、自分なりに咀嚼しながら、自身のマネジメントスタイルをつくっていきたいです。

ヤフーで働くことに興味がある方へのメッセージ、アドバイスをお願いします

鈴木が読者に明るく語りかける様子の写真

入社試験を受ける前に、頭のなかで考えていることを整理していただくと良いと思います。おそらく面接では、「ヤフーで何がしたいのか」「なぜヤフーを志望したのか」といった質問をされると思いますが、その点を前もって整理しておくことをおすすめします。
自分の過去をさかのぼり大学や大学院になぜ所属していたか、そもそもそこを志望した動機は何だったのかと、あらためて振り返るだけでなく、当時の自分の思いや原体験などを再確認する。そしてそれを、ヤフーに入ってからやってみたいことにつなげ、面接の場でぶつけてください。

また近年、データサイエンスの分野はとても注目度が高いと思いますが、言うまでもなく、ヤフーには多様なユーザーの行動データがたくさんあるという魅力があります。
データサイエンスでは、当然その膨大なデータが役に立つのですが、自分の仕事で影響を与えられるユーザー数もまた多いことの方が重要。つまり、自分のアイデアを多くの人が使うサービスに生かし、使ってもらえることが、ヤフーの最大の魅力だと考えています。

※内容は取材時のものです

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