ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。
当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

若手にもどんどん大きな仕事を
任せてもらえる、刺激的な環境

村上 優太(むらかみ ゆうた)
2017年入社
アプリケーション開発エンジニア
Yahoo! JAPANトップページ

現在担当している仕事について教えてください

村上が椅子に座りながら、自身が担当の仕事についてインタビュイーに答えている様子の写真

Yahoo! JAPANアプリのバックエンドシステムを開発・運用しています。バックエンドエンジニアには、サーバー構築やデータベース構築、脆弱性への対応、プログラム開発などさまざまな業務があります。
私が担当しているのは、アプリの新規機能の開発や、脆弱性に対応する運用業務。また、バックエンド開発を手掛けるチームのテックリード(Tech Lead)として、チームの生産性を最大化するためにメンバーへの技術的なサポートのほか、どんな技術を使うべきかなどの判断もしています。

チームとしてどこから課題に取り組むのかといった優先度をつける作業や、他職種・部署からの問い合わせも、まずは私が受けています。
私は物理学系の学部出身なので、情報システム系の出身者と比べれば、圧倒的に知識も経験も少なかったのですが、新卒向けの研修が充実していたのでスムーズに業務に移行できました。
社会人の基本を学ぶビジネスマナー研修のほか、エンジニアとしてLinuxの基本的な知識やサーバー運用に関する研修、社内で使われている開発言語の研修などもありました。
私が研修でこれは良かったといまでも感じているのが、チームで開発に取り組む研修。入社前は個人でシステム開発などをしていましたが、チームで開発するとはどういうことなのかを学べたのは大きかったですね。
チームで開発に携わるからこそ、一人では見逃してしまうような気づきや新しい発想が生まれる、そんなことを体感できました。

ヤフーを志望した理由は?

ヤフーのエンジニアというと、情報技術を大学で学んだ人が多いイメージかもしれませんが、私は先述のとおり大学では物理系の学部出身で、感染症の数理モデルを研究していました。もちろん研究自体もやりがいがあったのですが、研究室のサーバーを管理したり、企業と共同研究という形で企業間取引におけるデータ分析・モデル構築シミュレーションのためのプログラミングなどをしたりするなかで、徐々にシステムに興味を持つようになりました。
そんな私が、たくさんの企業があるなかでヤフーに興味を持ったのは、一番身近な存在だったから。

村上が椅子に座りながら、ヤフーを志望した理由について答えている様子の写真

私が初めてインターネットに触れたのは「Yahoo!きっず」でした。また、研究室の先輩もヤフーに内定をもらっていたという話を聞いていたこともあり、選ぶ際に真っ先に浮かんだのがヤフーでした。
もちろん、働く環境という点からみても、学びが最も大きい会社だと感じていました。インフラエンジニアとして働くのであれば、できれば大きなトラフィック環境で研鑽を積みたいと当時も思っていました。多くのユーザーが利用し、膨大なトラフィックを抱えるヤフーという企業の環境は非常に魅力的でした。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さを教えてください

私が携わっているYahoo! JAPANアプリは、ウェブ版のトップページと並ぶいわば“ヤフーの顔”のような存在です。ユーザー数も多く、小さな機能の追加や、たった1行のソースコードの変更でも多くのユーザーに価値を提供できる仕事です。責任も重大ですが、だからこそのやりがいがあります。
また、自然災害や重大ニュースなど世の中で大きな関心事が起きた際には、最新の情報を求めて通常よりも膨大な数のユーザーがYahoo! JAPANアプリやメディアサービスを利用されます。バックエンドシステムでは大量のリクエストが発生するわけで、こうした事態に備えてシステム設計や運用を考えていくのもこの仕事ならではの面白さです。
また、ヤフーは若手にもどんどん責任ある仕事を任せてくれる社風です。
私の場合は、2年目でサーバーサイドのシステム刷新にも携われる機会を得ました。レガシーになってきた会社のシステムを、将来を見据えてモダンなシステムにアップデートしていくプロジェクト。会社の顔を支えるシステムに対して、2年目の若手が意見を言える機会なんてと興奮しました。
ただし、自分の意見があれば、それをロジカルにきちんと説明できるスキルは当然ながら求められます。私は物理という、いわばシステムエンジニアとは無縁の世界からの就職でしたが、課題解決のための考え方やプロセス、言語化するトレーニングは、確実に仕事の面でも生きているなと感じています。

一日のスケジュール

10:00

業務開始。メールやSlack、一日の予定などを確認します。

10:30

チーム朝会。前日の進捗と当日の業務予定をチームメンバーと確認。

11:30

バックエンド朝会。別チームのバックエンドエンジニアと直近の進捗やリリース予定などを共有します。

12:00

ランチ。

13:00

サービス朝会。サービスマネージャーや部長も含め、サービス開発運用案件の進捗を確認。

13:30

開発業務。チームメンバーの成果物レビューやテックリードとしての調査対応業務などもこなします。

16:00

定例会。技術選定やシステム改善などについて、メンバー間で議論する時間を定期的に設けています。

17:00

開発業務。

19:00

終業。リモートワークなので、趣味や家族と過ごす時間を充分にとれています。

仕事を進めるうえで一番大切にしていることは?

村上が椅子に座りながら自身の仕事感についてインタビュイーの答えている様子の写真

どんな業務でも自分なりの楽しみを見いだすことです。
人は誰もが楽しいことをやっている間は、何をしていても気分がいいし、前向きに取り組めます。けれど、仕事を続けていくなかで、みんなが嫌がるけれども誰かがやらなければならない作業やタスクというものが発生します。私自身は、こうした仕事に対しても、ただの作業ではなく新たな学びを見いだすチャンスとして捉えるように意識しています。

また、日々の仕事だけでなく終業後の時間でも、なるべく多くの情報をインプットするように心がけています。有益な情報があればチームメンバーとシェアすることも大切にしています。ウェブの知識は日進月歩。今日の当たり前が、来週にはレガシーと言われてしまう可能性がある世界です。
広い視野でさまざまな技術に関する情報を整理しインプットして、いつでも使えるように引き出しを増やしていきたいですね。

今後の目標を教えてください

バックエンドエンジニアとして自分自身のスキルを高めてヤフーのサービス開発に貢献していくことが一つ。もう一つは、より大きなアウトプットを出すために、テックリードという立場からマネジメントよりの視点も交えてチーム全体のスキルの底上げや他メンバーとの連携をスムーズにし、より成果を上げられる体制を構築したいと思っています。

ヤフーで働くことに興味がある方へのメッセージ、アドバイスをお願いします

バックエンドエンジニアという視点で話をするなら、ヤフーはほかでは経験できないようなトラフィックを経験できる非常に学びの多い現場です。開発面だけでなく、運用面でも大きな経験値を積めるでしょう。経験が積めるという点では、どのエンジニア分野でも同様です。周囲には、機械学習を志望していたけれど、フロントエンドエンジニアに配属され、「こんなに面白い世界はない」とバリバリ活躍している同期もいます。「やってみたいけれど専門性がないから難しいのでは?」と思っている方がいるなら、ぜひ臆せずチャレンジしてみてほしいです。

村上が椅子に座りながら笑顔でカメラを見つめている様子の写真

私自身、専門外からバックエンドエンジニアの世界に足を踏み入れた一人です。ヤフーの社内にも、専門外からエンジニアになった社員はたくさんいます。
肝心なのは、何かに打ち込んだ経験と、そこから得られたスキルや課題解決のためのプロセスを考え出す力です。もちろん、まだ何がやってみたいかわからない人も、ヤフーには多種多様なサービス、才能を持つ人がいる会社です。思いもしなかったような経験が皆さんを待っているかもしれません。
ぜひ、この刺激的な環境で、一緒に大きく成長してみませんか?

※内容は取材時のものです

社員インタビュー

linotice

ヤフーの人・仕事・働き方を
伝える採用メディア

このページの先頭へ