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当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

時代のニーズに柔軟に対応できる
インフラエンジニアになりたい

田端 央(たばた ひろ)
2018年入社
インフラエンジニア
インフラ領域

現在担当している仕事について教えてください

インフラエンジニアとして、社内のネットワーク構築や運用業務を担当しています。ヤフーは全国にオフィスがあり、拠点やオフィスを新設することも多い組織です。そのため、どういったポリシーやネットワーク構成が求められるのか、どのような対応が必要なのかを都度確認し、実現可能な最善の方法を毎回模索しています。実際に現地に赴いて作業し、社内ネットワーク環境を作る機会もあります。
ヤフーは以前からリモートワークを推進していましたが、コロナ禍を経てほとんどの社員がリモートワークになったため、よりリモートネットワーク環境の整備が求められるようになりました。こうした対応に加えて、社内ネットワークへの認証方式の改善や新技術の調査・検証、ユーザーからの問い合わせ対応、機器の故障で生じた不具合の原因究明や機材交換など仕事内容は多岐にわたります。

田端が椅子に座り、自らの仕事について、いきいきと語る様子の写真

この業界は、機器が新しくなるにつれ、使われる技術もどんどん刷新されていくのが常です。既存のネットワーク構成では最大限のパフォーマンスを発揮できない事態も発生します。チーム間で連携し、どう対応するべきか、どんな設定が必要かを協議し、常時の安定通信の実現に向けて日々取り組んでいます。
現在、主に携わっているのは、社内の有線認証方式改善のためのネットワーク構築です。社内ネットワークの堅牢化に向けて、関係者と調整しながら構成変更の計画を立て、チームでの対応を取りまとめています。

ヤフーを志望した理由は?

学生時代に受講した小規模なネットワークを構築する講義が面白く、ルーティングプロトコルや冗長化の技術などを学びながら、少しずつ大規模なネットワークを構築するなかでインフラエンジニアリングという仕事に興味を持つようになりました。
私が就職を意識し出したのは大学院1年目のとき。ヤフーにポテンシャル採用があることを知り、9月にエントリーしました。
学校での成績は平均レベルだったこともあり、「果たしてすごいエンジニアが集まっているヤフーで自分はついていけるのか」と不安もありましたが、選考途中に参加した面談や、座談会で、先輩社員の話を聞く機会があり、そのなかで会社の働き方への理解も自然と深められ、ヤフーで働きたいという気持ちが強くなっていきました。

一日のスケジュール

8:30

勤務開始。その日の気分によって在宅勤務にするか、出社するかを選んでいます。通信機器のステータス確認やメールチェックなどから一日がスタートします。

9:00

ネットワーク構築やメンテナンスのための手順確認など資料作成を行います。

10:00

チームミーティング。プロジェクトの進捗状況や今後の進め方について話し合います。

12:00

ランチ。出社時は社食を利用します。食後は動画を見たり仮眠を取ったりしています。

13:00

検証作業。机上での確認のみでは想定できない事象も発生するので、実機での検証環境を構築。手順や設定項目などに問題がないかを確認します。自身で解決できない事象はSlackを中心に、ときにはZoomを用いてチームメンバーにアドバイスを求めることも。

14:00

リーダーとの1on1ミーティング。業務の進捗確認や困っていることがあれば相談します。

15:00

ユーザーからの問い合わせ対応や機器のステータス異常確認など。異常に対しては一過性のものなのか、定期的にエラーが発生していないかを調査します。ときには技術の深掘りや、ユーザーに影響が出ない範囲でパラメータの調整を試みることもあります。

16:00

検証および運用業務。ユーザーからの依頼に対して機器の設定を追加するほか、逆に不要となった設定の変更や削除を行います。

17:30

終業。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さを教えてください

1年目はついていくのでやっとでしたが、3年目にネットワーク担当の中心メンバーとして新オフィス構築や既存オフィス縮小時の業務に従事しました。担当した拠点で構築を完了し、ログやステータスを見て問題がないことがわかると、安堵とともに深い達成感があります。
入社したばかりの頃は、通信の不具合が発生した際にも、原因の特定や対処法もわからず四苦八苦していました。少しずつ経験を積むなかで、人為的なミスなのか、機械の故障やバージョンのバグなのかなど、原因の切り分けや対処ができるようになってきました。

田端が椅子に座り、自らの仕事について前向きに語る様子の写真

「こういうときはこんな対処をすればいいのか」とわかるとやはりうれしいですし、解決策を見いだすまでの工程も楽しめるようになってきました。
とはいえ、複雑な事象への対応スキルはまだまだなので、業務のなかで経験を積み、対応できる範囲を広げていきたいです。

今後のキャリア目標は?

より高度な業務に携わっていきたいです。社内インフラエンジニアとして、安定したネットワークをただ提供するだけではなく、ユーザーの利便性やセキュリティ面を考えて、質の高い環境整備を実現できるようになりたいと思います。
この世界は、インフラネットワークに求められる需要に対し、時代に応じて変化して対応する必要があります。インフラエンジニアとして、基本的なネットワークに関する知識だけでなく、IT業界全体のトレンドや方向性にもアンテナを張り、多角的にスキルを伸ばしていきたいです。時代時代に必要なニーズに対して柔軟に対応できるインフラエンジニアが私の理想像です。

ヤフーの魅力を教えてください

田端が椅子に座り、ヤフーの魅力を明るく語る様子の写真

検証環境が整っている点は大きな魅力です。特に紀尾井町オフィスには検証環境や遊休機材がとても充実しているため、技術的に気になる点があれば検証部屋にこもって、納得いくまで検証できます。こうした時間は自分自身の技術向上にもつながっているとも感じます。検証時に社内ネットワークの安定化や運用改善につながる設定が必要だと思った際には、積極的にメンバーと共有・提案もしています。

加えて、人の面白さも魅力です。業務に対する情熱もさることながら、業務以外のプライベートな時間も、たとえば映画やサウナなど、それぞれの興味関心について深掘りしている人が多い。オンオフ問わず自分自身の世界を広げられる刺激的な環境です。

仕事を進めるうえで一番大切にしていることは?

「緩急」を大切にすることでしょうか。インフラエンジニアは、小さな設定ミスが大きな影響を及ぼすこともある仕事です。常に緊張感を維持できれば良いのですが、やはりそこは人間。仕事内容にも緩急をつけ、機器のメンテナンスや設定変更時には緊張感を高めて作業ができるように意識しています。IPアドレスのレンジやプライオリティ値、コマンドの種類など細かい部分まで確認する作業は集中力も必要です。

よく利用している、あって助かる会社の制度を教えてください

働く場所や時間が自由に調整できる、どこでもオフィスというリモートワーク制度があり、助かっています。休日は出身地である大阪に帰って過ごしたいと思うことも多いのですが、業務に支障がなければどこで働くかは自由。連休前は大阪オフィスで仕事をして、そのまま実家に帰るというような働き方もできます。
普段は東京ですが、大阪など他拠点に行くと「このオフィスの機器はこうなっているのか」といった新しい発見もできます。将来的には、北海道など自然に囲まれた環境でワーケーションもしてみたいですね。

学生へのメッセージ、アドバイスをお願いします

何か一つのことに対して興味を持てたら、とことん追求する姿勢を大切にしてもらいたいと思います。まずは自分の軸を見つめ直し、何をやりたいのかを考え、それができる企業を見つけ出してみてください。私にとって、それがヤフーのインフラエンジニアという仕事でした。
「きっと採用されないだろう」「採用されても周りについていけないのでは」とエントリーに悩まれているなら、臆せずにぜひチャレンジすることをおすすめします。少しでも興味がある方は、ぜひ応募してみてください。

※内容は取材時のものです

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