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2021.02.19

使いやすく、見やすく、さらに支持されるサービスを。 利用者満足度を高めて、ヤフーの売り上げ拡大に貢献する 「システム企画」の仕事の魅力とは?

インタビュアー3名がオンライン会議システムを使用し、対談を行っている様子の写真
日本最大級のポータルサイト Yahoo! JAPANに表示されるディスプレイ広告や検索広告、さらにネットオークション・フリマアプリのヤフオク!は、ヤフーの主力事業の1つとして売り上げに大きく貢献しています。それらのサービス改善や新機能などを企画立案し、プロジェクトを牽引する「システム企画」。その仕事内容やプロジェクトの構成、働く環境のリアルを、3名の社員に語ってもらいました。

プロフィール


小林 拓夢(こばやし たくま)
メディア統括本部広告プロダクション本部Client Product部Product Managementリーダー/Designリーダー
2013年に新卒入社。入社以来、ヤフーの広告関連事業で広告プロダクトを担当。現在、ディスプレイ広告のプロダクトマネージャー/プロジェクトマネージャーとチームマネジメントを行うリーダーとしても活躍。
香川 真利佳(かがわ まりか)
検索統括本部プロダクション1本部Search Ads企画部Product Management
システムインテグレーターの会社を経て、2018年に中途入社。現在はヤフーの広告関連事業の検索広告のプロダクトを担当。
高橋 勇人(たかはし はやと)
ヤフオク!統括本部プロダクション2本部ストア連携企画部企画
2011年に新卒入社。検索画面のシステム改善・運用、カスタマーサポート関連のエンジニアを経て、2019年にヤフオク!に異動。ヤフオク!ストア向けサービスを担当。

ヤフーの「システム企画」ってどんな仕事?

私は新卒で入社後、検索関連のエンジニアを経て、現在はヤフオク!のストアと落札者が利用するインターフェースのなかでも、購入に関わるシステムのシステム企画職を担当していますが、エンジニアと一緒にシステム開発にも関わっています。小林さん、香川さんの場合はいかがでしょうか。

私も新卒でヤフーに入社しました。入社以来、広告関連事業に関わっており、現在はディスプレイ広告のプロダクトマネージャーを担当しています。また、メンバー全員がプロダクトマネージャーを担当しているチームと、デザイナーで構成されるチームのリーダーも兼務しています。ディスプレイ広告とは、Yahoo! JAPANのトップページやYahoo!ニュースなどのページに表示される広告のことで、その広告を管理するために広告主様や広告代理店様(以下、クライアント)などが使用するツール、ユーザーにマッチした広告を表示するシステムを担当しています。

私は検索広告のプロダクトマネージャーを担当しています。同じ広告というカテゴリーですが、ディスプレイ広告とは違い、Yahoo! JAPANで検索をした際、検索キーワードに応じて検索結果ページに表示されるテキスト広告です。主に新しい機能の提供や、広告管理ツールの改修などを行います。クライアントへのヒアリングなど営業側と連携して進めることも多いため、社内のコミュニケーションがとても大切です。

広告事業ではステークホルダーがとても多いので、香川さんがおっしゃるようにコミュニケーションはとても大切だと思います。また、私自身いつも意識していることですが、広告を出稿、運用するクライアント、広告を見るユーザーのことを考えることが肝要です。広告を活用する側にとって、使いやすくわかりやすいシステムをつくることで、広告を見るユーザーのニーズにより合った広告を表示できることにもつながると考えています。

クライアントファースト、ユーザーファーストという視点ですね。それは、ヤフオク!のシステム企画を行う私も同様です。出品者にとって使いやすく、また、落札者にとってもわかりやすく、安心できるシステムにすることが大切。そのバランスを考えることが基本になりますよね。私は特に、入札や落札をするユーザーが使いやすく、安心して利用してもらえるかをまず考えるようにしています。

オークションの場合は、出品者だけでなく落札者であるユーザーもサービスを利用する当事者になりますから、その視点は大切ですよね。

担当するサービスやプロジェクトによって、システムづくりを担うシステム企画の視点や留意点、業務内容が少しずつ違うのも、ヤフーの「システム企画」という仕事の面白さなのかもしれませんね。

▲メディア統括本部広告プロダクション本部 小林拓夢

プロジェクトの立ち上がりやアサインはどのように決まっていく?

プロジェクトの立ち上げから進め方についてはいかがでしょうか?
検索広告の場合は、マーケットにおけるユーザーの動向などの情報や、営業担当やクライアントからのヒアリング、VOC/VOA(サポート担当者やお客様の声)などを日々収集し、事業の責任を担うユニットマネージャー(UM)や、サービスの責任者であるサービスマネージャー(SM)がプロダクト全体の方針を決めます。
SMが期初にロードマップを作成し、当期に実施する主要なプロジェクトを決定します。
PMはロードマップ検討時の事前調査からプロジェクトに関わる場合もあれば、実施決定後にアサインされる場合もあります。その後、具体的な機能や工数、開発時期、担当メンバーを確定する流れになります。役割関係なく皆が情報収集し、課題を見つけ、意見を言い合って案件を進めています。そこから期中に新たなプロジェクトが立ち上がることもあり、プロダクトがより良くなるよう都度優先順位を判断して柔軟に進めています。

ディスプレイ広告におけるプロジェクトの立ち上げは、フローにもいくつかのパターンがあります。
UMやSMが描くグランドデザインから立ち上げられる場合、SMから案件として起案される場合、また各部門から起案される場合、さらに営業担当やクライアントの声から起案される場合などがあります。私が現在担当している広告管理ツールの刷新プロジェクトは、開発手法にスクラムを導入してエンジニアとデザイナーを中心にクライアントの要望などを拾い上げて、優先順位の判断から意思決定までを行い、開発・リリースしています。

ヤフオク!の場合もいくつかパターンがありますが、大きくは5つでしょうか。
まず1つ目はUMや経営層の判断で案件が立ち上がる場合。
2つ目は、社内の関連部署からの依頼がある場合。PayPayのような全社案件は優先して対応し、それ以外の、例えばYahoo!ショッピングの開発に伴う修正などの場合はシステム企画の担当者で工数や売り上げ、影響範囲などを考慮して総合的に判断しながら進めていきます。
そして3つ目は、営業のストアヒアリングなどから課題が抽出されて立ち上がる場合です。例えば、不具合があった場合は早急に対応し、それ以外の改善や向上などについては上長であるSMに報告、相談したうえで進めるようにします。
続いて4つ目は、カスタマーサポート(CS)などから、利用者の方々からの意見が多い課題や、意見は少ないものの、サービス担当者が早急に対応した方がいいと考えている課題に対応する場合です。
そして最後に、システムに関わる開発者や企画者が課題と感じている場合です。どのパターンにおいても、ほかの案件の状況を見ながらSMを交えて相談をしてから、プロジェクトを進めていくようにしています。

ところで、プロジェクトの担当PMはどのように決まりますか?
検索広告の場合は、メンバーの経験値や得意分野を考慮しながら、タスクを分配するように構成されます。リーダーが、「やりたい人いますか?」と聞いてくれて、手をあげてプロジェクトに参加する場合もありますし、リーダーとの面談(1on1)で今後、自身がどのようなキャリアを積んでいきたいかなどを話すなかで、「こんな案件も担当してみよう」というかたちで決まる場合もあります。

ディスプレイ広告でも同じですね。その後起案案件について検討する会議でプロジェクトとして承認されたのち、開発キックオフを実施してからメンバーのアサインが決定されます。メンバーのアサインはさまざまなパターンがありますが、PMから各チームリーダーへアサイン依頼を行って、決まることが多いです。
コンポーネント(役割別のチーム)ごとに開発チームが組成されていて、マトリクス組織のような体制になっています。

検索広告も同じ流れです。

そうですよね。このようなプロセスを経て、各チームを横断したプロジェクト構成になります。

▲プロジェクトの構成例

ヤフオク!でもほとんど同じ構成だと思いますが、私が先ほどあげた5つのパターンのどの場合であっても、SMやチームリーダーの判断が必要になりますね。そのうえでプロジェクトが組成され案件が進められていきます。その流れは広告の場合も同様だと思いますが、いかがですか?

はい。基本的には同じです。SMに案件の背景などを確認してから実現方法の検討と調査に入ります。案件に関わる各コンポーネントの開発チームリーダーに概要を説明してアサインいただき、プロジェクト参加メンバーで、このプロジェクトが解決する課題を深掘りし、案を出し合ってより良い機能になるよう意見を言い合います。随時SMやほかのPMにも状況報告をし、プロダクトの方針として合っていることを確認しながら進めます。プロジェクト進行中はミーティングやSlackなどでのやりとりを頻繁に行います。並行して、営業担当や利用者に機能についてお知らせするため、プロダクトコミュニケーションチームや、ヘルプページの文言を作成するテクニカルライティングチームと資料作成や内容の確認を行います。加えて、販売推進担当との連携や、アナリストとデータ分析の相談を行い、利用者にとってより良い使用方法のご案内ができるよう、またプロジェクトのリリース後もプロダクトの改善が行えるように考えます。

私の場合も、関連する部署やメンバーは多岐にわたりますが、プロジェクト参加メンバーで定例ミーティングを実施しながら進めることが多いです。また、香川さんのお話にも出ていましたが社内ツールを利用して情報の共有、収集を日々行うようにしています。そのほかの関連する職種の方たちとのコミュニケーションや内容は、香川さんと同様ですね。

ヤフオク!の場合、関連する部署やメンバーは先ほどあげたパターンによって少し異なります。1つ目にあげた組織的、経営的な判断で案件が立ち上がった場合は、UMの指示のもと進めることが多いですが、そのほかについては、進行するかどうかの判断をしたうえで、SMと技術部長の承認をとり、現場で自由に判断しながら進めていきます。基本的にPMや企画担当者の方針で進めますが、関係者が多いので、ミーティングなどで頻繁に確認をとるようにしています。

▲検索統括本部プロダクション1本部 香川真利佳

仕事環境、ヤフーならではの魅力について

いまの高橋さんのお話にもありましたけど、メンバー一人ひとりの意見を取り入れ、柔軟に受け入れてくれる雰囲気があるのはヤフーの魅力だと思っています。新卒でヤフーに入社を決める際にも、規模が大きいヤフーにするか、ベンチャー系の会社にするか迷いましたが、入社してみると、規模が大きくても自由な雰囲気でメンバーの考えをしっかり聞いてくれるヤフーは自分に合っているとあらためて感じました。

私は中途入社なのですが、前職も比較的風通しの良い職場だったものの、ヤフーはそれよりさらに意見が言いやすい雰囲気です。ほかの部署の人たちと話していても、皆でより良いものにしていこう、という気持ちで案件を進めていけるのがとても楽しいです。

やりたいことに自分から率先して取り組める文化があるのもいいですね。私の場合、常に新しいことに興味があるからなのかもしれませんが、新卒入社後の約10年間でさまざまな案件に関わったことで、成長できたという実感があります。現在はヤフオク!を担当していますが、いくつものサービスやプロジェクトで経験を重ねながら、技術面でも開発視点の面でも、経験値を上げることができたと思います。さらにコミュニケーション力も磨くことができました。

そのなかで、仕事をするうえで特に留意しているのはどんなことですか?

課題をいかに早く見つけるか、でしょうか。システム上のトラブルを防ぐために気になったことはすぐに対応するようにしています。そのためにもメンバー同士の連係が必要。コミュニケーションスキルを磨くのも、システム企画を担当するうえでは必要なことだと思います。

そうですね。不具合などにいち早く対応するのも大切ですが、技術的な視点だけではなく、いろいろな視点でシステムやサービスを見ることが重要だったりしますので、それに気づくためにも、多くの方と連係し、必要な情報を吸い上げ、課題を解決するためのコミュニケーションスキルを磨いていく必要がありますよね。

チーム全体で仕事を進めるスタイルですが、各プロジェクトではPMが能動的に動いていくことが大切ですね。相手のことも考えながら、自分からどんどん発信する力が重要だということに、入社してあらためて気づきました。PMであり、リーダーでもある小林さんの場合はどんな工夫をしていますか?

プロジェクトを進めるうえでも、リーダーとして、メンバーそれぞれの仕事の進捗を見ていくうえでも、一人ひとりの考えを尊重し任せるようにしています。このスタイルもヤフーの企業風土ではないかと思いますが、いかがでしょうか?

そうかもしれません。私も仕事のなかで、判断を任されることも多いです。もちろん大きな変更などについては、上長に判断を仰ぐこともありますが、技術メンバーが「こうした方がいい」ということについては、基本的にはその考えを優先してくれますよね。それが仕事のスピード感にもつながっていると思います。

それは私も入社してからすぐに感じたことでした。自社サービスを行っている企業で仕事をしたくてヤフーに入りましたが、最初のうちは自分だけで決めることに不安もありました。 しかし経験を積んでいくうちに、面白いと感じるようになりました。いつでも課題を見つけ、能動的に動いて良くしていける風土はヤフーならではだと思います。

▲ヤフオク!統括本部プロダクション2本部 高橋勇人

システム企画としてのやりがいは? 今後の目標は?

ヤフオク!を担当しているから感じることかもしれませんが、自分が担当するシステムの先にいるのが、一般ユーザーである、というのは仕事をするうえで明確に意識することですね。場合によっては自分の親や友達とかも使っているかもしれない。身近な人から、感想や意見をもらえる可能性もある。そうしたシステムを企画して設計に携われるのは、大きなやりがいになっていますね。

ディスプレイ広告でも同じようなことは言えるかもしれませんね。さらに広告管理ツールについても利用者であるクライアントのアクセス状況の解析を行いながら、どう使われているか、改善すべき点は何かを考えて、より使いやすいものにしようとしています。実際に、「使いやすくなった」という声をクライアントの担当者から聞くと、プロジェクト全体で士気も上がる。広告出稿を通じて、クライアントの売り上げに貢献できるのももちろんうれしいのですが、利用者の声は何よりモチベーションの源になりますね。

それは私も同感です。さらに広告管理ツールの改善などは使う側であるクライアントの皆様の業務効率の向上にもつながっていると思います。「このシステム便利だな」と感じてもらえるのは、システムに関わる担当者としてとてもうれしいことですよね。そしてそれを実感できるのも、日本最大級のユーザーを誇るYahoo! JAPANに関わっているからだと思います。

そのやりがいを実感しながら、これからもいろいろなプロジェクトに関わっていきたい。技術力も磨いて難しい課題もなんなくやり遂げて、依頼された相手に「できたよ」ってすぐに返せるようになることがいまの目標かな。

目標で言うと、当面は担当しているプロジェクトを遂行して、クライアントもユーザーも、ともに満足してもらうことでしょうか。新しい広告管理ツールや新機能などによりヤフーの広告の使いやすさを高めて、もっともっとブラッシュアップしていきたいです。

私は入社以来ずっと同じシステムの改善を担当してきたので、今後はさらに自分の領域を広げたい。仕事を通じて、自分自身の幅を広げていけるのもヤフーならではの魅力だと思います。

自分で考えて、率先して進めていける人であれば、ヤフーのシステム企画はぜひおススメしたいですよね。ウェブに関する開発系のプロジェクトに関わった経験がある方なら、なおさら楽しめると思います。

開発エンジニアとの連係が必要になりますから、システム面での知識と経験は必要ですが、コミュニケーションをとりながらチームでモノづくりをしたい人なら、大変魅力的な職場だと思います。ヤフーで仕事をする醍醐味を実際に体感してほしいですね。

この記事を読んでヤフーのシステム企画職に興味を持っていただいた方は、ぜひ下記より本職種の詳細をご確認ください。

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