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2021.12.15

SIerから転職したエンジニアが本音で語る「僕らがヤフーを選んだ理由」

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ヤフーでは多くのSIer出身者が活躍しています。同じIT業界でも、仕事の進め方や開発スタイル、職場カルチャー、ワークスタイルなどさまざまな面で違いがあると言われています。今回はSIer出身の社員に、双方の違いやヤフーの魅力、ヤフーに転職したことで自分のキャリア形成において、どんな意義があったのかを語ってもらいました。

プロフィール

前原のプロフィール画像
前原 孝輔
COO事業推進室 事業推進統括部
コマースマーケティング本部 開発1部 開発2
1988年生まれ。東京工業大学院卒。2012年、大手メーカー系SIer企業に入社。テレコム領域のソリューション開発に従事。2019年1月にヤフー入社。現在は、ヤフー内のコンテンツ配信基盤であるクロスユースプラットフォームのプロダクトオーナー。ユーザーに応じたコンテンツを、10万を超える秒間リクエストに対してレスポンスタイム100ミリセカンド以下で返すシステムの開発を担当。
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磯野 太志
COO コマースCTO コマースインフラ本部 開発2部 開発3
1988年生まれ。東京大学工学部卒。2011年、大手通信系SIerに入社。テレコム領域のインフラ構築チームのリーダーを歴任。Oracle Databaseスペシャリスト。2017年10月ヤフー入社、コマースインフラ本部 開発2部(システム統括本部 サービスプラットフォーム部兼務)。現在は、オンプレミスで構築された300クラスターにおよぶヤフーのOracle Databaseの管理・保守・運用やチューニングに取り組む。インフラ系の開発用ツールの開発も担当。

SIerで学んだエンジニアとしての経験・スキルとは?

──まずは、前職の大手SIerでは、エンジニアとしてどのようなキャリアを積んできたのかを教えてください。

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私は、2012年に大手メーカー系SIer企業に入社した後、子会社に出向し、自社製品を開発。その後本社に戻り、開発委託業者の管理や上流工程の設計、SEとして韓国・UAEの顧客を担当していました。
また、前職のプロジェクトでは開発委託先の会社がたくさんありましたし、インド・ロシア・UAEなどグローバルな開発プロジェクトもありました。内外の委託先や子会社、ベンダーをまとめながら開発を進める経験をしたことで、品質を管理していく手法やコミュニケーションのやり方を学べました。それらは自分にとって、大きなスキルになっていると思います。

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私も入社早々ビジネスの基礎スキルを習得しました。前職では前原さんと同じく自分でサーバーをラッキングするところから、上位レイヤーのアプリ開発までを担当していたので、SEとしての知識はひと通り身に付けられたと思います。
主にウォーターフォール型のプロジェクトが多かったため、開発管理やプロジェクトマネジメント、リスクの見積もりなどはかなり鍛えられたと思います。一般的なビジネススキルという点では、タスク管理やスケジュールの立て方も勉強できました。例えば、プロジェクト管理のフレームワーク知識は、ヤフーで新たにプロジェクトを立ち上げる際に役立っています。

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▲COO事業推進室 事業推進統括部 コマースマーケティング本部 開発1部 開発2 前原 孝輔

30歳で転職を決めた理由

──そのような貴重な経験を積みながらも、お二人とも30歳前後にSIerからヤフーへの転職を考えるようになったわけですが、何かきっかけがあったのでしょうか。

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前職に就職したのは、IT技術を活用して、日本のみんなを幸せにしたい、日本のコミュニケーション文化を豊かにしたいという思いからでした。開発職として採用されたのですが、人と話すことに適性を見出していただいたのか、SE職に配属されました。いま思えばその時点でギャップはありました(笑)。
海外のプロジェクトを担当することが増え、通信キャリアの内部システムなどに特化するようになり、エンドユーザーからかけ離れていくことに危機感がありました。そうなると開発委託先の管理業務の比重が高まり、エンジニアの成長実感が得られないのではないかと。
あらためて初心に返り、開発職としてエンドユーザー、コンシューマーに近いところ、つまりBtoCの仕事に関わりたいという気持ちが強くなった。それが、転職の一番大きな理由です。

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私もだんだんマネジメント寄りの業務が増えてきて、新しい技術についていけなくなる不安がありました。SIerのシステムは、顧客の環境に依存するものが多く、我々の裁量で新しい技術を使うことが難しいんですね。例えば、前職での最後の仕事は、2017年時点で、「Windows 2000」を新しいものにリプレイスするという仕事でした。
2点目はやはり、エンドユーザー向けの仕事をしたかった。SIerは、企業の情報システム部門と相対することがほとんどで、エンドユーザーの生の声を聞く機会が多くないですからね。

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▲COO コマースCTO コマースインフラ本部 開発2部 開発3 磯野 太志

エンジニアにとっての「30歳の節目」とは

──磯野さんは29歳で、前原さんも30歳で転職されています。この「30歳」というのは、転職を考える際の大きな節目になるものでしょうか。

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やはり30歳は、キャリアの大きな転換点になりますね。前職のキャリアパスは、22〜24歳で入社すると30歳ごろにはマネジメント職としてキャリアを形成していく方がほとんどで、エンジニアとしてキャリアを形成しにくい状況がありました。
私は29歳で転職していますが、そろそろマネジメント職にならなければいけないというタイミングで、このまま技術を使う現場から離れてマネジメント職の道を歩んでいいのかとあらためて考えたことがきっかけでした。

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私が転職を決意したきっかけは、かつて会社の屋台骨を支えたハードウェア系のエンジニアに対する大規模なリストラの二ュースを見たことです。大企業でも終身雇用が崩れつつあり、ずっと変わらない環境や条件で働くことは危ういと感じました。
同じ会社にずっといるのではなく、自分のスキルを成長させるためにも、転職したほうがいいんじゃないかと。30歳という年齢も、決断をする際の大きなタイミングになりました。

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磯野の顔画像

ヤフーの場合、エンジニアもグレードと役職が別の体系で分離されています。ある分野に突出した知識とスキルを持っているその分野の第一人者は、「黒帯(※)」という称号を得ることができます。エンジニアがスペシャリストとして、キャリアを全うする道が開けていることにもひかれました。

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ヤフーの黒帯制度とは?──第9代黒帯が語る「技術専門家として歩むキャリア」
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ヤフーに転職を決めた最大の理由は?

──ヤフーの大規模システム規模やサービスの多さに魅力を感じるエンジニアが多いようですが、お二人はヤフーのどこにひかれて転職を決めたのでしょうか。

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私もシステム規模の大きさは重要なポイントでした。やはりエンタープライズがないとできない大規模なシステムを日々着実に運用する環境で、自分を試してみたいという気持ちがありましたね。

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大きなサービスを運用した経験のあるエンジニアなら、小さなサービスは楽に作れますが、その逆は難しい。そういう意味では、サービスやシステム規模の大きさを追求するのは、エンジニアとして一つの選択じゃないかと思います。

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大手SIerは大規模なサービスを手がけていると思われがちですが、実際は実はそうじゃないこともある。マルチベンダーでシステムを作る場合は特にそうです。ヤフーは自社事業としてサービスを作っているので、エンジニア一人あたりが担当する仕事の幅が広いと思います。実際に入社して、その規模の大きさをあらためて実感しました。

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SIerでは分業化された仕事の範囲での経験値は高まります。ただ特定の製品を扱うため、汎用性が高くない場合もある。その点、ヤフーはサービスを作り出し、ユーザーに価値を提供しているので、自社の事業領域だけでなく、他事業のこともある程度知らないと価値が生み出せない。つまり、幅広さがあるのです。
さらに、特定のベンダーの製品に対する知識の深さだけではなく、広くデータベース技術一般の知識や、世界で使われているOSSやプラットフォームの知識、そうした応用の利く技術の深さが得られる。ヤフーには技術の幅広さと深さがあるので、仕事をしていて楽しいと感じています。

──マルチビッグデータを扱えることについてはいかがですか。

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自社でさまざまな事業をやっていることは、それだけで魅力ですよね。その事業を通して、いわゆるマルチビッグデータが日々集積されている。SIerはビッグデータを分析するソリューションは持っているものの、分析対象とすべきビッグデータを蓄積しているわけではない。あくまで顧客企業のデータを提供してもらう立場です。
そういった面では、ヤフーは自社事業のデータを加工・分析し、改善や新しいサービス創出につなげることができる。これは、ビッグデータを扱うという点で大きなメリットになると思いました。

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もう一つ言えるのは、ヤフーは自社のなかで情報共有がしやすい。SIerの場合は、顧客のプロジェクトごとに機密保持の契約も結んでいるので、社内でもなかなか情報やノウハウの共有ができない。オープンに話ができないというデメリットもありました。

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DXプロジェクトのゴールはデータの民主化や技術の内製化。つまり自社開発体制を強化する取り組みに携われるのもヤフーで働く魅力の一つだと思います。

磯野の顔画像

ヤフーは「PayPay」をはじめ、新しいサービスを自ら作り出して、売上を伸ばしている。さらに、新しい働き方もどんどん実践している。働き方の未来という観点でも、魅力を感じていました。

実際にヤフーに転職して感じたSIerとの違い

──実際にヤフーに入社してみて、職場の雰囲気、開発環境、仕事のスタイルなどで感じたこと、前職とのギャップはありましたか。

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開発環境のスピードや研修体制が全然違うと感じました。エンジニアスキルも想像以上に高かったですね。部門単位での技術研修は、かなりみっちりやってくれました。

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若手の裁量範囲は、ヤフーのほうが広いですね。他部門との連携のしやすさも圧倒的です。

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全社コミュニケーションツールとして、Slackが使われていることにも驚きました。各部門・各部署でやりとりされている、コミュニケーションの内容も見ることができる。全社共有のコミュニケーション基盤があるのは、うれしいですね。

磯野のトーク中画像
前原の顔画像

オープネス(開放性)という点はさすがインターネット企業です。前職ではインターネットアクセス制限があって、QiitaやYouTubeにも会社からはアクセスできませんでした。
もちろんセキュリティは大切ですが、ヤフーは社員を信じていますね。実際の開発業務でも、OSSの活用は当たり前ですし、OSSのコミュニティに貢献しているエンジニアも多い。もちろん、前職でもOSSを使う人はいましたが、コミッターはヤフーほど多くはなかったです。

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私の前職では、GitHubがNGでした。提案の段階からエンタープライズ製品以外は使えないというプロジェクトもありと確かにそこはインターネット企業ならではかもしれませんね。

前原の顔画像

ヤフーはチームメンバーに新卒、中途入社者どちらもいるので、特に困ることなく職場になじめましたね。技術ドキュメントもコンフルエンスで探せて、わからないことがあればSlackで聞けるので困ることは少なかったです。
ただ、職務特有のビジネス知識となると、新たに勉強しなくてはいけないものもありました。例えばウェブマーケティングの知識がまったくなかった私は、「CTR(クリック率)」とは何かが最初はわからなかった。ただ誰かに聞いたり、インターネットや本を読んで勉強したりしてすぐにキャッチアップできました。

──ヤフーは勉強会、LT会、カンファレンスなど、エンジニアが自主的に開催するイベントが多いですが、そのカルチャーには溶け込めましたか。

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イベントやLT会にはちょくちょく顔を出しています。こうしたエンジニア同士のコミュニケーションも含め、エンジニア文化がしっかり根づいていることは、とてもうれしかったです。

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社内の同好会も多いですよね。Slackで探せば、自分の興味のあるコミュニティとすぐ出合えます。

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ヤフーに興味を持つエンジニアにメッセージ!

──最後にこれからの抱負と、ヤフーに興味を持ってくれているエンジニアにメッセージをお願いします。

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データベース関連の技術を中心に、自分のスキルを今後も伸ばしていきたいですね。さらに運用・管理だけでなく、いずれはデータベースを含むインフラの開発にも取り組みたいです。

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複数の部署に横断的に関わり、ヤフー全体の技術を底上げするテクニカルディレクターの仕事をしてみたいです。また、この世にまだない新サービスの立ち上げにも関わってみたい。「PayPay」もそうでしたが、新サービスは成長力も高いですし、ヤフーは常に新しいアイデアやサービスが立ち上がる企業。その立ち上げの熱気に巻き込まれたいですね。

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ヤフーは開発に集中できる環境や制度が整っている企業。しかも、技術スタックを常に新しくしていこうという文化があるので、現場で開発をしたいエンジニアにはおすすめです。

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自社でウェブのサービスをやりたい、ビジネスを直接肌で感じたい、新規事業の立ち上げに携わりたい人にとっても、とても良い環境だと思います。大きな会社なので、私も転職前は苦戦するんじゃないかと思っていましたが、意外とスムーズに進めることができました。

ヤフーは意欲のあるエンジニアを歓迎しています。まずは気軽にご連絡ください。お待ちしております。

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