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2021.03.08

見ているのは、ユーザーと、その手前の開発者たち――サービス・プラットフォーム開発エンジニアの魅力とは

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検索や広告といったメディア事業や、ショッピングやヤフオク!を展開するコマース事業など幅広い領域でサービスを提供するヤフー。日本最大規模のトラフィック量を誇り、ヤフーのさまざまなサービスを支える基盤システムの開発や運用に携わるのが、システム統括本部に在籍する「サービス・プラットフォーム開発エンジニア」です。ユーザーの利便性のみならず、コンテンツやサービスを作る開発者や制作者の業務効率を高め、仕事の品質も向上させるために日夜精を出すサービス・プラットフォーム開発エンジニアの2名に、その仕事の魅力や業務環境について語ってもらいました。

プロフィール

平原 正裕(ひらばる まさひろ)
テクノロジーグループ システム統括本部 サービスプラットフォーム本部 技術2部 天神開発 リーダー
システムインテグレーターからさらにウェブ系の会社を経て、福岡の天神に九州の開発拠点メンバーとして、2018年11月に中途入社。現在、プラットフォームの開発プロダクトオーナーも兼ねながら、リーダーとしてチームを牽引。
本田 美輝(ほんだ よしき)
テクノロジーグループ システム統括本部 サービスプラットフォーム本部 技術3部 大阪開発1
大学院では情報技術を駆使したスマートホームの研究に没頭。そのなかでさまざまなウェブアプリ開発に携わったことがきっかけで、ヤフーの事業への興味が高まり、開発エンジニアとして2019年に新卒で入社。現在、主にデータベース監査システムの開発・運用に従事。
稲辺真奈美(いなべ まなみ)
ピープル・デベロップメント統括本部 コーポレートPD本部
2009年新卒入社。マーケティングソリューション事業にて広告営業を経験後、2013年に人事へ異動。
組織活性、HRBPの経験を経て、現在は採用・採用ブランディングを担当。

「サービス・プラットフォーム開発エンジニア」の仕事とチーム構成は?

本日は皆さんの仕事内容とやりがいについて、いろいろとお話を聞かせていただければと思います!では、まず現在の組織の概要と仕事内容について教えてください。

ヤフーでは多種多様なサービスを展開していますが、それらのサービスに関わるさまざまな基盤システムの開発や運用等を担うのが「サービス・プラットフォーム開発エンジニア」です。私が所属するシステム統括本部は全社横断型のシステムを担うことが役割で、福岡の天神開発グループでは、ヤフーと他社とでファイルを連係するプラットフォームの開発、運用を担当しています。

私も平原さんと同じように全社に関わるシステムを担当しています。私のチームでは、ショートURLを生成するシステムの運用と二次元コードを生成するプラットフォームの開発、運用をしています。そのほかに、データベースの監査システムの開発も担当しています。これは、ヤフーの各サービスで使用しているデータベースの実行ログを収集して、悪意のあるクエリがないかを監査するシステムです。このシステムのリニューアル開発を、リーダー兼プロダクトオーナー(PO)を筆頭に、スクラムマスター兼開発メンバーが1名、そのほか私を含めた開発メンバー4名の合計6名で構成されて私のチームが担当しています。

私の天神開発チームも同じような構成です。私がリーダー兼POで、スクラムマスター兼開発を行うメンバーが1名と開発メンバー5名です。全員がプラットフォームの開発と運用を行います。直近ではファイル連係に関するシステムの刷新を進めていましたが、1年ほどかかって先日ようやくリリースすることができました。そのほか並行して小さな規模の開発案件も進めています。

私のチームの場合は、現在進めている開発案件がスタートしたのが2020年の1月くらいから。データベースはいくつか種類があるのですが、そのうちのひとつを先行してリリースする予定です。その後引き続き、ほかのデータベースの監査システムの開発を進めていく予定です。私は新卒で入社して2年目ですが、それまで携わった案件ではすでにあったショートURLや二次元コードのちょっとした改善や運用がほとんどでしたので、今回初めてゼロから仕様を決めて作る経験をしました。

改善や運用を中心にやっていたところから、開発のフェーズにはすんなり入れましたか?

最初は戸惑うこともありました。開発は好きなのですが、仕様をどうするか、どうやって進めていくか、開発を進めるうえでの準備や要件定義など、本格的に業務に関わるのは初めてでしたので、リーダーや先輩に相談しながら進めていきました。オンラインでのコミュニケーションになりますが、判断に迷うときでも画面上ですぐにサポートしてくれるのが助かりました。特にテストコードの書き方やテストの実行方法についてもそれまで経験がなかったので、先輩に相談したり、コードを参考にさせてもらったり、必要な知識と技術をしっかりインプットするように努めました。

私のチームは全員中途入社者で、経験豊富なメンバーばかりで構成されていますが、チームとしてはまだできたばかりということもあり、ヤフーのサービス全体に関わる大規模な開発案件に携わるのは全員が初めてのことでした。私もそうでしたが、ほかのメンバーもSIer出身者が多かったので、開発スタイルとしてはウォーターフォールで進めることに慣れていました。しかし、私たちのチームはスクラムを使った開発に取り組んでいたため、その開発手法の違いを全員で認識を合わせながら仕事を進めることは苦労した点であり、面白味がありました。

私のチームも経験豊富な方たちばかりです。新卒でヤフーに入社したのは私のほかにもう一人いるのですが、その方はエンドユーザ向けのサービスや社内エンジニア向けのプラットフォームの開発・運用経験が豊富な方です。ほかにもとても頼りになる先輩たちにサポートいただいています。

▲テクノロジーグループ システム統括本部 平原 正裕

仕事を進めるうえで大切にしていることは?

これまでの仕事を振り返ってみていかがでしょうか。

ゼロから開発を進めることが初めてだったこともり、苦労することも多かったですが、やはりリーダーや先輩のアドバイスがあったから乗り越えられたと思っています。仕事を進めるうえで大切にしているのが、コミュニケーションを積極的にとることと、目的を持って仕事に取り組むことです。特にコミュニケーションは、リモート環境で進めることが基本のワークスタイルですから、表情や身ぶり、手ぶりも含めて、自分の意見や気持ちを確実に相手に伝えることを意識しています。また、「このタスクは何のために行うのか」ということを常に考えながら仕事を進めています。そうすることによってチームとして意図するものに仕上げていくことができますし、効率よく進めていくことができると思っています。

本田さんのその考え方はとてもいいですね。私の場合は、POとリーダーを兼任しています。プロダクトやそのユーザーに対して、チームとして何ができるのか、一緒に開発や運用を行うメンバーやチームに対して、自分は何ができるのかということを考えて仕事を進めています。また、提供するプロダクトを通じて、業務効率の向上やサービスの提供に貢献できることは何か、を考えることも当然ながら大切だと思います。

ユーザーのこと、チームのことなど相手のことを考えながら仕事を進めることが、ヤフーのワークスタイルの基本だと思っています。その点を大切にする方が多いから、新卒でも中途でもすんなりと職場になじめて、成長できるのではないでしょうか。

私も同じように考えています。新卒・中途にかかわらず、バックグラウンドが違う人が集まっているからこそ、それぞれの着眼点や発想を大切にする。それがキャリアにかかわらず、互いに学び合う雰囲気につながっているのは魅力的だと思います。

開発案件を進めていくうえで、ある日、私のみならずチーム全体が判断に迷ってしまったことがあったのですが、チームメンバーの一人が「まずはタスクの優先順位を決めて、最終的に何を達成すべきかを整理しよう」と口火を切ってくれたおかげで、なんとか乗り越えることができました。常にチームワークを意識した仕事の進め方を基本にしているからこそ、仕事を楽しめるのだと思います。

入社前と入社後でイメージの違いは?ギャップは?

入社時に抱いていた印象と実際に仕事を始めてからの感想を教えてください。

私は中途入社なので、最初からプラットフォーム開発に携わりたいと思って入社しました。仕事についてはイメージ通りでしたけど、チームの立ち上げから組織作りに関わったのは初めてでしたので、いろいろ模索しながら進めるのは良い経験でした。サービスやアプリの開発だけでなくプラットフォームの開発においても、アジャイルのスクラムによる開発スタイルに力を入れていたのはあまり想像してなかったこともあり、驚きでしたね。組織としてシステム開発を良くするにはという課題に本気で取り組んでいると感じました。

私は大学院を修了後、新卒で入社したのですが、大学院ではスマートホームを研究のテーマにしていました。研究自体はウェブとかけ離れたものだったのですが、ウェブアプリを作る機会も多く、また自宅での人の行動をデータベース化することも行っていて、そのことがきっかけでヤフーの事業に興味を持ち、入社しました。システム統括本部に配属が決まった時点では、本部の役割もプラットフォーム開発のこともよくわかっていない状況でした(笑)。
でも、入社後すぐに現在の部署に配属になり、いまの仕事に関われて良かったと思っています。システム統括本部のプラットフォーム開発は、ヤフー全社のサービスを横断して社内外の多くの方たちにも利用してもらえ、結果として、膨大な数のユーザーに価値を提供できることに大きな魅力を感じています。現在進めている開発案件でも重要なタスクを任せてもらえることになっていますし、いまの仕事と環境にとても満足しています。

ヤフーのシステム統括本部での仕事について、運用業務をイメージする方が多いかもしれませんが、実際には開発案件もとても多い。そして、私たちが開発したプラットフォームを社員や取引先が使うことによって、ヤフーのサービス品質を高めることにつながっているのだと思います。これはほかの企業を経験している私から見ても、すごく魅力的だと思います。また、エンジニア一人ひとりが強みを持っていて、仕事を進めていくうえで互いに補完するだけではなく、刺激にもなり、知識や技術を高める機会も作ってくれていると思います。

▲テクノロジーグループ システム統括本部 本田 美輝

サービス・プラットフォーム開発エンジニアのやりがいは?職場の魅力は?

現在の仕事を進めていて、「やっててよかった」と思うのはどんなときでしょうか。

社内のみならずサービスに関わる外部の方も含めて、自分が開発、改善したプラットフォームを活用して、「業務効率があがった」「サービスを利用するユーザーの評価が高い」という声を聞くと、うれしいですね。

私も同様です。また、ヤフーならではの事業規模の大きさも仕事のやりがいになっていると思います。開発のみならず運用面においても、担う仕事の影響範囲がとても広い。それをチーム全体で意識しながら進めているのが面白いところだと思います。自分たちが担当したプラットフォームを使ったサービスがコンテンツとなってスマホに表示される。それを例えば見知らぬ誰かが利用している場面に遭遇すると、やはりうれしくなりますね。

それは大いにあると思います。プラットフォームの魅力は、サービスを横断して使用してくれるプロダクトであるということが、やはり一番かなと。事業全体に関わる仕事に携われる経験はなかなかできないのではないかと思います。国内でこれだけの大きな規模感の仕事って、あまりないように感じます。

職場の雰囲気や先輩や同僚とのコミュニケーションはいかがですか。

本田さんが仕事を進めるうえで、チーム内の先輩に多くのアドバイスをいただいていると思いますが、目標になる方もいらっしゃいますか?

チームの先輩や上司にどんなことでも相談しやすい雰囲気があって、とても助かっています。特に、現チームのリーダーは憧れの存在です。開発に直接関わってはいないのですが、チーム全体の状況やプロジェクトの進捗を俯瞰して見ているので、課題を素早くキャッチアップして解決に導いてくれる。エンジニアとしてその視点や経験値の高さは、大きな目標になっています。また、ほかのチームで活躍する同期から、有益な情報を提供してもらったり、アドバイスをもらったりすることも多いです。

私の場合も、同僚や先輩や上司から、学ぶ機会はとても多いと思います。同じチームだけではなく、社内のポータルサイト上でも常に新しい情報や知識をピックアップすることができるし、勉強会も頻繁に行われているので、新しい知識や技術の向上を図る機会が多いのも魅力だと思います。

フロントエンドだったらReactに関するライトニングトーク会が行われたり、Slackを使った情報共有を行ったり。最新情報をエンジニア全体で共有する仕組みや文化があるのは、とてもいいことだと思います。

リモートで仕事を進めるなかでも、チームはもちろん、ほかの部署や拠点のエンジニアとのつながりを感じることができるのも、ヤフーの良さだと思います。そうした環境のなかで、ヤフーならではのプラットフォーム開発の仕事に出合えたのはとても良かったと思います。

私も同感です。もっといろいろな経験を重ねて、さらに多くのプラットフォーム開発に関わっていきたいです。

その結果、ヤフー全体のサービスの向上に貢献できるのは大きなやりがいですよね。私もリーダーとして、チーム全体の経験値を高めて、組織の成長を促進していきたいと思います。


本日は貴重なお話をありがとうございました。 この記事を読んで「サービス・プラットフォーム開発エンジニア」に興味を持っていただいた方は、ぜひ下記より本職種の詳細をご確認ください。

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