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2020.06.16

ヤフーの規模感でないと手掛けられない開発案件がある、と実感した──2017年にヤフーのインターンシップに参加し、19新卒入社したエンジニア2人に聞いてみた

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ヤフーのインターンシップでは学生のみなさんの専門性を生かせるコースを複数ご用意しており、社員と同じ環境で働くことができます。

今回は、インターンシップで実際にどんなことが行われているのか、またインターンシップを通して得られたことなどについて、2017年夏のインターンシップに参加し、2019年新卒として入社したエンジニア2名に話を聞きました。

座談会参加者プロフィール



蟹 暁(かに あきら)
マーケティングソリューションズ統括本部 ウェブサービス開発エンジニア
大学院卒業後、2019年に新卒入社。広告配信システムの開発、運用に携わる。ヤフー社内のアドネットワークを通じて、各サービスやメディアに配信すべき最適な広告を決定するコンポーネントを開発している。
水嶋 雄里(みずしま ゆうり)
システム統括本部 プラットフォームエンジニア
高専卒業後、2019年に新卒入社。メッセージングプラットフォームの開発、運用を担当。メッセージングプラットフォームとは、システム間で流れるデータ(メッセージ)を管理するコンポーネントのこと。社内では各部署のシステム同士をつなぐことなどに利用されている。
干場 未来子
ピープル・デベロップメント統括本部 コーポレートPD本部
マーケティングソリューション事業で営業、エデュケーション、プロダクトマーケティング担当などを経て、2016年に人事へ異動し、採用ブランディングを担当。


2017年夏にヤフーのインターンシップに参加し、2019年の新卒として入社され、いまはエンジニアとして活躍されているお二人ですが、インターンシップに応募したきっかけやカリキュラム、また入社してからの仕事についてなど、いろいろお話をうかがえればと思います。よろしくお願いします!

(蟹、水嶋)
よろしくお願いします!

まずはお二人がヤフーのインターンシップに参加したきっかけを教えてください。

私は逆求人イベントに参加した際に、ヤフーのインターンシップがあることを知り、応募しました。大学院1年目のときです。広くサービスを展開しているヤフーのエンジニアの実態を知りたかった、というのが一番の理由です。

私がインターンシップに参加したのは、高専4年のとき。個人的にプログラミングコンテストに参加したり、アプリケーションを開発したりする機会が多く、クラウド環境を使ったりもしていました。いくつかの会社で、クラウドコンピューティング関連のインターンシップがないかな、と探していたのですが、ヤフーではよりスケールの大きなことができるのはと思い、興味を持ちました。

他社のインターンシップにも参加されましたか?

はい。ほかの会社のインターンシップにも参加したのですが、そこは、社外環境のパブリッククラウドを持ち、そのサービスを使うというような環境でした。その点、ヤフーは社内にクラウドの基盤とそれを運用する人がいて、そのうえでサービスを開発しているので、とても興味深く感じました。

私も他社のインターンシップに参加しました。しかし当時は分散処理のやり方に強い興味があり、膨大なデータを扱っているであろうヤフーのインターンシップがとりわけ魅力的に映りました。

インターンシップではどんなことをされたのですか?

社内サーバー監視システムを開発運用しているチームに参加し、稼働状況のメトリクスを可視化するという課題に取り組みました。学生時代はプログラミング言語を作る研究にばかり取り組んでいたので、良い経験になるのではと思いました。

私はクラウドコンピューティングを使ってサービスを作り出す、という内容のコースに参加しました。当時クラウドは「最近よく聞く言葉だな」くらいの認識でしたので新鮮でした。

実際にインターンに参加されて、どのようなことを感じましたか?

まず感じたのは一緒にインターンシップを受けている学生たちがとても優秀であるということでした。お互いに口に出して言うことはなかったのですが、一緒に作業していて、タスクを終えるスピードや知識の部分でそれを肌で感じました。
私の参加したコースでは三人のチームで開発を行ったのですが、ほかの二人は知らないことでも自分で調べて解決まで持って行くスピードがとても早かったことを覚えています。それは当時、刺激的な経験でした。
また、先輩社員の仕事ぶりも早くてレベルが高かった。「ここで働いてゆけばここまで到達できるのか」と驚きました。

私は先ほどお話したとおり、高専4年だったのですが、同じグループのメンバーは大学生や院生だったので「ちゃんとやっていけるかな」と少し不安でした。
しかし、実際にグループで開発をはじめると「この点は知っているが、ここは知らない」、ということをメンバー同士で共有しあいながらスムーズに進めることができました。まさに一を聞いて十を知ってしまうようなメンバーばかりの強いグループでした。

技術的な部分についてもうかがいたいのですが、インフラに興味を持ったきっかけは?

学生時代にアプリ開発を行っていたのですが、たとえば開発したアプリをデプロイする際に、使用するインフラによって煩雑さが随分と変わってくると体感していました。このことから、使いやすいインフラはアプリ開発者を楽にすることができるということを感じたのがきっかけです。インターンシップのときはインフラに携わっていこう、と明確に意識していたわけではありませんが、インフラに意識を向けたのは、開発者としての体感から、インフラは技術者にとって便利なシステムを提供できるぞ、と思ったからです。

 

大学院ではプログラミング言語やプログラミング環境の研究を行う研究室に入っていたのですが、プログラムにはブラックボックスな部分があることを理解している人が少ないと感じていました。低レイヤーなところを理解して、なぜそういうふうに動作するのか、というところに興味を持ち、一般ユーザー向けのサービスよりも、自分たちエンジニアに近い人たちをターゲットにしてものを作った方が面白い、エンジニアを幸せにしたいという気持ちに徐々に近づいていきました。
そういった思いから、社内プラットフォームの開発、運用ができるコースに申し込みました。
一方で、技術的に分散処理などにも触れられたら良いなと思っていたのですが、結果的には選択したコースでの2週間をとても楽しむことができました。

インターンシップに参加したことで、エンジニアとして新たな視野が広がった?

いまも変わらず持ち続けている、「技術者に何かを提供したい」というモチベーションにつながっていると思います。いまの部署はOSSのメッセージングシステム(Apache Pulsar)などを持つプロダクトを担当しており、エンジニアは皆高いモチベーションを持っています。そこでは「より良い、より使いやすい技術的プロダクトをエンジニア全体に広めるにはどうしたらいいか」「サービスをより多くのエンジニアに使ってもらうにはどうしたらいいのか」といった議論が活発に行われているので非常にやりがいがありますね。
ヤフーくらいの規模感でなければできない開発案件がある、ということを知れたことが、とても意義のあることだったと、いまは思っています。

 
▲マーケティングソリューションズ統括本部 蟹 暁

ヤフーの企業風土についてはどう感じましたか?

私は当時から、働き方や働きやすさを重要視していたのですが、インターンシップに参加して、ヤフーはとても自由に働かせてくれるところだと強く感じました。
それと、開発環境について、モブプロ(モブプログラミング)を導入している点が印象に残っています。
チームメンバーが集まって、一人がプログラムを書き、ほかの人がああだこうだと言い合う、といったことをやっていましたが、その雰囲気が自由闊達で、こういう風に進めていくとアイデアもいろいろと湧き出てくるんだな、と感心しました。学びが多くて、良い経験でした。

ヤフーはクラウド環境を運用している、ということは前提として知ってはいました。
でも、インターンシップに参加してヤフーはさまざまな開発環境があり、データセンターも保有していて、その規模の大きさを知り衝撃を受けましたね。インフラに関する全体的なことを社内で運用できるし、それに伴うたくさんの知見がある、と知れたのは良い機会だったと思います。
チームのメンバーは、知らない事柄にぶつかっても丁寧に調査して知見を得て、社員の方に、「ここまでは分かるのですが、ここが分からない」ときちんと質問して、解決に導いている印象がありました。インターンではありますが、それらを通じて、「この知見はこの人に聞け」、などと探せば社内の開発部署内のどこにでも有用な知見を持っている人がいるということに気付き、「この社内資源の分厚さはすごい」と思ったことを記憶しています。

スクラム開発と呼ばれる少人数のチームを組む形式で開発が進められるのですが、各スクラムではデイリースクラムなどと呼ばれるミーティングが何回か開かれます。そういったミーティングを気軽にできるフリースペースが、ヤフーにはたくさん用意されています。なかには芝生が敷かれたエリアもあったりして。社内にいろんな環境があるのは面白いですよね。

そこはヤフーの自由な雰囲気が現れているかもしれませんね(笑)。

当時のリーダーがピアスをしていたり、同じ部署に赤い髪の人がいたりしたのには、びっくりしました。「自由すぎる!」みたいな(笑)。

たしかに、ヤフーでは服装も自由ですし、いろんな髪色の方がいらっしゃいますよね(笑)。では、インターンシップで取り組んだ課題で大変だったことはありましたか?

データベースの設計も経験させてもらったのですが、メンターの社員からあるデータベースを使って開発してみるのが良いのではとの助言を受けて、使い方の設計や方針などを深く考えたうえで課題に取り組みました。
しかし、1週間後に行われた発表で「これはもしかしたら設計上問題があるかもしれないね」と講評を受けて、「ではこれをどうすればよいか」と悩んだことはありました。

その課題は乗り越えられたのでしょうか?

はい、結局解決はできたのですが、データベースを設計していくうえで考えなければいけないミスに気づけた貴重な経験でした。そういう点で、学生のレベルに合ったちょうど良い課題を与えられていたのだな、と思います。

私の場合は、大変だったというよりもできなかったことなのですが……。
ツールの製作にあたって、私たちのチームにはフロントエンドの開発を行っているメンバーがいなかったため、フロント部分の記述がうまくできず、あまり見栄えが良い出来とはいえませんでした。インターンシップも終盤だったので、メンバー全員で一生懸命調べて書いたのですが、必死すぎて正直あまり覚えていません(笑)。
知識がなくても、メンバー同士で協力することで太刀打ちできていた部分も多かったのですが、フロントエンドに取り組む場合、「何から始めたらいいのだろう」とどの方向から進めればわからない、雲の中を進むような感じでしたね。

なるほど、学生として、そこまでやれていなかった内容や、開発のポイントで知らないであろう部分が課題に盛り込まれていたのですね。

与えられた課題は最終的にクリアできて、その先もちょっと進んでみよう、という流れになったので、べらぼうに難しい課題を与えられた訳ではないのですよね。そういう意味でやはり適切なレベルの課題だったと思います。

▲システム統括本部 水嶋 雄里

インターンシップに参加したことでヤフーに対する気持ちの変化などありましたか?

一緒に働いている社員の雰囲気がとても良いと思いました。また、短時間で成果を出す企業風土、文化を強く感じました。限られた業務時間内に成果を出すことに重きをおいている雰囲気があると知れたのは大きかったです。中身の濃い仕事をしていながらも、残業する社員はそんなにいなかったので。

インターンシップ中も1on1をかなりの回数で実施してもらい、その点で非常に良い印象を持ちました。
最初はこの開発はどうしたら良いですか、といった業務に関する質問が主だったのですが、1on1を繰り返すうちに「仕事の進め方ってどうなんですか? 残業はしていますか?」などの働き方についての質問も気軽にできる場になりました。制度や風土といった会社のことも、自分が知りたい業務の知識についても先輩に忌憚なく聞くことができ、ヤフーへの理解が深まりました。

私も1on1で先輩社員に、自分をサポートしてくれるようなあたたかい言葉を日々たくさんいただきました。そういうところで、ヤフーの社員の人の良さというか、面倒見の良さを実感できました。

2週間のインターンシップを通じて、会社や社員のこと、仕事についての理解をだいぶ深めることができたのですね!

そうですね。それに、サーバーサイドの業務に携わりたいという自分の気持ちに気づけたのは大きかったと思います。

ヤフーにある幅広いコンテンツを知ることができました。「ヤフーはこんなことも手掛けているのか」と驚きの連続でした。
インターンシップに参加したことですぐさま「何が何でもヤフーに入りたい」と思ったわけではありませんが、その後の就職活動における企業選択の軸のようなものが得られたと思います。

その軸とはどんなものだったのですか?

たとえば、学習の環境、とか、事業の領域とか、そういったところを軸にしていました。
学習環境だと、ヤフーでは専門性を持っている人が多い。こういう技術を学びたいと思ったときに、ヤフーでは社員の方々とコミュニケーションを取ることで、技術について深く知ることができるという点。
事業領域ではエンジニアとしての成長ができる環境、という点でしょうか。
ヤフーは、一つのサービスでも多数のユーザーがいるので、安定した運用が求められる厳しい環境だという印象がありました。その厳しい環境で得られた知見は間違いなく深い知識になるし、学びになると考えたんです。
最終的にそういった軸で内定先を順位づけした結果、ヤフーがベストであるという結論に至りました。

私も「自分の成長環境があるか」という点に重きを置いていましたね。あとは仕事の幅広さ。入社後にキャリアについて選択の余地があるかということ、そして自由度の三つです。
入社後もジョブチェン(ヤフーのなかで新たな経験にチャレンジしたい場合に、その希望を自己申告できる異動制度)があると聞いて、選択肢が広いのかなと思いました。展開しているサービス面でもヤフーは幅広いので、もし自分が途中で方向変換したいとなったときにも、さまざまな経験ができる可能性があると考えました。

インターンの最後には懇親会もあったとか?

はい。立食形式のランチで、インターン生の十数人が本部長クラスの社員と話ができる場でした。

比較的ざっくばらんな会で、会社や社員の雰囲気をよく知ることができました。

インターンシップの同期生と、お互いにどんなことに取り組んだか、について情報交換をしました。本部長にも「いままでで一番大失敗した経験は何ですか?」などと質問したことを覚えています。
そんな質問に対しても本部長が気軽に答えてくれて、本当に社員同士が何でも言い合える雰囲気を感じましたね。

その後お二人とも入社され、1年ほどたちましたがいまはどんな仕事に携っていらっしゃるのですか?

実は現在の部署に所属して間もなく、OSSにコミットしてください、というミッションを与えられたのですが、これは衝撃的でした。全く経験がなかったので、どう進めればよいかわからず、いきなり手探りで。
社内にあるドキュメントなどを手当たり次第読みあさって理解をしつつ、仕事にコミットしていくような感じだったので、なかなか刺激的でした(笑)。

研修が終わったのは9月くらい。その後、現在の広告配信システムの開発部門に配属されたのですが、もしミスをしたら数千万円の売上機会の損失になるような案件がバンバンありますので、プレッシャーは正直かなりあります。もちろんそうならないよう、先輩がサポートをしてくれるのですが、ヤフーは1年目のエンジニアにも、そういう重要なところを任せてもらえるんだなという、驚きがありましたね。水嶋さんの「OSSにコミット」もエンジニアとしてはびっくりですが、それとは別の驚きです。
同期では、チームで持っているコンポーネントの監視システムを、そっくり新しいものに刷新する、といった大規模な案件を任されている人もいます。ヤフーでは1年目からでも、プロジェクトリーダー的な役割を与えられているところもあるのはエンジニアの成長機会としては大きいのでは、と思います。
そのような環境であるからこそ、ヤフーでは「勉強し続けないとやっていけない」と思っています。皆、業務に直接関わりがない分野の勉強もしているので、刺激を受けますし、モチベーションの源にもなっています。

普段の勉強というのは自分で本を読んだり、ウェブアプリを開発したり、いろんなプロダクトを使ってみたりといった感じでしょうか?

はい、そうですね。私も自己研鑽は日々欠かさないようにしたいと思っています。たとえばある新技術があったとして、それを知らない自分はだめだという思いが強いです。何もわからない状態で現場にいてはいけないと思っています。

では最後に、インターンシップを経験して入社されたお二人から、この記事を読んでくださっている学生の皆さんへ、メッセージをお願いします。

ヤフーが持っているデータ量や、扱っているサーバーの台数などは相当な規模なので、そう言った大規模なサービスの開発をしたい、という方にヤフーは合っているのではないかと思います。また、その規模でありながら入社後も大きな裁量が与えられたりするので、自分の方針を決めたい、自分で考えてある程度自由に働きたいという方にも合っていると思います。
興味を持っていただいた方は、まずはインターンシップに応募してみてください。

専門的な分野で何かを突き詰めたい、という方にとってはおすすめできる会社です。
自主的に勉強して知識を得ていきたい、それが苦ではない、そういった環境が楽しめる方には確実にマッチしていると思います。
インターンシップでは、そういった会社の雰囲気を肌で感じられますし、会社選びの軸をつくることにも大いに役立つと思います。
皆さまのご応募をお待ちしております!

今日はインターンシップについて、お二人のお仕事についてたくさんお話をおうかがいすることができました。今夏のインターンシップ参加に悩まれている方、検討中の方などの参考になればと思います!


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