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2020.05.27

「なんでもできる学生」でなくても大丈夫――2017年にヤフーのインターンシップに参加した、19新卒入社のデザイナー2人に聞いてみた

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ヤフーのインターンシップでは学生のみなさんの専門性を生かせるコースを複数用意しており、社員と同じ環境で働くことができます。

今回は、インターンシップで実際にどんなことが行われているのか、またインターンシップを通して得られたことなどについて、2017年夏のインターンシップに参加し、2019年新卒として入社したデザイナー2名に話を聞きました。

座談会参加者プロフィール



市川 明穂
サービス統括本部ID・PIM本部
大学を卒業後、2019年に新卒で入社。サービス統括本部でデザイナーとしてイラストやウェブページのデザインを担当。

鑓水 眞愛(やりみず まな)
検索統括本部検索本部
大学を卒業後、2019年に新卒で入社。検索統括本部でUI/UXデザイナーとしてYahoo!きせかえアプリを担当。

干場 未来子
ピープル・デベロップメント統括本部 コーポレートPD本部
2008年中途入社。マーケティングソリューション事業を経て、2016年より人事へ異動し、採用ブランディングを担当。


大学3年の夏にヤフーのインターンシップに参加され、2019年の新卒として入社し、いまはデザイナーとして活躍されているお二人ですが、インターンシップに応募したきっかけやカリキュラム、また入社してからの仕事についてなど、今日はいろいろお話をうかがえればと思います!よろしくお願いします。

(市川、鑓水)
よろしくお願いします。

まずは現在のお仕事について教えてください。

私は顔認証サービスに携わっています。近い将来の実用化に向け、社内のカフェで顔認証を用いた決済の実証実験を実施したのですが、その実験のデジタルサイネージやリーフレット類、登録方法を社員に案内するウェブページなどをUI(ユーザーインターフェース)からトータルでデザインしました。
また、「LODGE」(社外の方にも開放している、どなたでも利用可能なオープンコラボレーションスペース。※2020年5月現在は休館中)の受付にも顔認証システムを導入するプロジェクトがあるのですが、そのユーザー登録ページや受付端末の画面デザインをメインで任せてもらっています。
ヤフーではこんな大きなプロジェクトを新卒にも任せてもらえるんだと驚きました。

私は、Android版「Yahoo!きせかえ」アプリのサービスを担当しています。アプリ全体のUI/UXデザインを主に担当しており、きせかえテーマのデザインのほか、キャラクターなど版権がかかわるテーマのクリエイティブチェックなどを行っています。

大学ではどんなことを学ばれていたのですか? 

私は美大のデザイン科で、ビジュアルデザインについて広く学びました。広告を制作したり、絵本を作ったり、映像を作ったりなどさまざまなことに取り組みました。
ある一企業を想定してキャンペーンを考え、その企業のサービスに合わせたポスターやCMなどの制作も行いました。

大学では主に紙のデザインやブランディングを学び、印刷物を制作する授業が多かったですね。また、ブランドデザインについて課題を抱える企業を取り上げて、その課題解決のためのデザインワークも多く経験しました。

そのなかでお二人が、ヤフーのインターンシップを知ったきっかけは? 

大学の先輩でヤフーに就職した人がいなかったので、そもそもヤフーが新卒を受け入れていることすら知らなかったのですが、就活サイトでヤフーのデザイナーコースのインターンシップページを目にしたことがきっかけです。
大きなIT企業なので、プログラミングができる人しか参加できなそうだな、というイメージでしたが、「へえ、デザイナーのインターンシップもあるんだ」という感じで応募しました。

私も市川さんと同じような感じです。3年生のときに、就活サイトでたまたまヤフーのインターンシップ募集を見つけ、「あ、ヤフーってインターンシップやってるんだぁ」ってポチッと(笑)。まったく深く考えてはいなかったですね。ヤフーのインターンシップならとにかく参加してみたい、くらいの気持ちで応募しました。

お二人とも、そのポチッとをきっかけにその後ヤフーに入社するなんて、そのときはきっと想像もしていなかったですよね(笑)。まさに運命のポチッと(笑)。当初からIT企業を志望されていたのですか? 

私は2年生のときに、学外での学生団体でウェブサイトを作ることになり、それがきっかけでウェブデザインにも興味を持つようになりました。金沢の大学だったので、金沢のかわいい伝統工芸品やおいしい食べ物などの情報を外部に発信する学生団体として、企業とコラボして商品開発を行ったり、SNSを使って金沢のお店を紹介したり、といった活動をしていました。
ただ、周りの先輩にはIT企業に就職した方は少なかったので、就職活動を始めた時点ではITには絞らずに、どちらかというとインターンシップに参加して適性があるかどうかを見極めたいという気持ちでしたね。

私は山形県の美大だったのですが、デザイナー志望の学生は、一応IT企業も視野に入れている程度の人が多かったと思います。
1、2年生は雑誌や広告など紙ベースのデザインに関連する内容の授業がほとんどで、ウェブに関することを学びはじめた3年生のときにインターンシップに参加したので、UIの考え方といったことはほぼ知識がない状態でした。当時はとにかくデザイナーになりたい、と思っていたので、IT系は経験の一つとして、くらいの気持ちで、絶対にIT企業に入りたいというほどの強い思いはありませんでした。

大学の先輩たちはどんな企業への就職が多かったですか? 

広告代理店や出版関係が多かったです。

私の大学もメーカーや、広告制作会社系が多かったですね。

▲サービス統括本部ID・PIM本部 市川 明穂

さて、そんなお二人がヤフーでのインターンシップに参加したのは、3年生の夏。5日間のコースに参加されたわけですが、ヤフーについてのはじめの印象はどうでしたか? 

大企業なので、もっと堅いオフィスのイメージを持っていたのですが、実際の雰囲気はまったく違いました。思っていた以上に社内のインテリアはポップで、すごくカラフル。壁の仕切りもほとんどないオープンなスペースで、社員同士もわいわいと話していて、驚きました。

私も同じです。ヤフーってやはり大きな企業ですし、検索やニュースなど真面目なコンテンツも多いので、机がビシッと並ぶなかで仕事をしているイメージだったのですが、社員同士の話し方もフランクでしたし、とても開放感があることにビックリしました。
デザイナーを含むチームがホワイトボードを使ってグループで意見を出し合いながら方針を決めていく現場を実際に見て、私が当時大学で経験したディスカッションのスタイルとも被りましたし、こういうやり方なら自分をどんどん出していけるのでは、とも思いました。

インターンシップではどのような課題に取り組まれたのですか? 

私は、「Yahoo!プレミアム」会員に向けた、「ヤフオク!」の新規利用を促す広告を制作する、という課題に取り組みました、ユーザー分析の基礎である定性調査や定量調査の方法などを一から教えてもらいました。また、カスタマージャーニーマップ(顧客の行動シミュレーションをまとめたもの)の作り方やアクセス解析を行うツールにも触れさせてもらい、ユーザーがどういう人たちなのか、どういうこと求めているのかを調べながら「Yahoo!プレミアム」会員や「ヤフオク!」のユーザーの属性に応じてターゲットを絞り、広告の企画やアイデアも考えました。
ユーザーの行動特性や考え方を念頭に置きながら広告企画を考えていくのはやはり大学ではできない貴重な経験でした。実際のユーザーデータも、インターン生の私にここまで見せてくれるんだという驚きもありましたね。

私は「スポーツナビ」がつくる、駅伝競技を活性化させるためのアイデアを提案する、という課題でした。
ウェブかアプリか紙モノか、ツールは自由だったのですが、私はより多くの人に手軽に使ってもらえるようにアプリを使ったプロモーションを制作することにしました。
駅伝競技をフックにして、スポーツナビをより多くの人に使ってもらうにはどうすればよいのか、最終的にビジネスとしてどうまとめたら良いのかを、UI/UX構築の方法とともに学びました。

お二人ともウェブ系のデザインについてはそれまであまり触れる機会がなかったとのことですが、いま振り返ってみて、一番良い経験になったと思うのはどんなことですか? 

UIやUXについて体系的な流れから学べたことで、ウェブデザインの重要性に気づきましたし、ユーザーに対しての意識も格段に上がったと思います。大学での取り組みでは、ユーザーを意識こそしていましたがそれを裏付けるそもそものデータがないので、あくまで仮定で進めている感じでしたが、ヤフーで実際の生データに触れられたことで大きく意識が変わりました。
また、社内の営業や企画、エンジニアといったさまざまな職種の方からフィードバックをもらえるので、とても勉強になりました。

私はデータ活用による根拠のあるデザイン作りができたのとても大きな学びになりました。憶測ベースではなく、データを根拠になにが悪いか理解したうえでデザインをブラッシュアップできたり、ユーザーの反応を数字でみることができたりする、そういう経験ができた点がうれしかったですね。
UIを制作した経験がなかったので、まずはさまざまなアプリの画面をまねしてみることからはじめました。これまではさらりと流して見ていた構成要素にも実務を通じて目が行くようになりましたし、Yahoo! JAPANのトップページにこの広告が出たときに、ユーザーがどういう動きをするのか、といったつながりを意識したデザイン作りを学びました。
ユーザーの体験からデザインする、ということは紙ベースで取り組んできたことはありましたが、デジタルになると紙でデザインするよりも多くのことを考えなくてはならない、その分さまざまな可能性も広がるということを学べました。ウェブやアプリといったデジタルの良い点はこういう部分なんだ、と理解できたのは大きかったです。

最終日には課題発表がありましたよね? 

はい。内容をスライドにまとめ、メンターの社員の方、人事の方などにみてもらい、最後にフィードバックをいただきました。

どんなフィードバックをもらいましたか? 

企画内容を評価していただけて、発想が斬新、といった言葉をいただけたのがうれしかったです。

私の場合は、「スポーツナビ」の社員のみなさんに多くお越しいただいて、とても緊張したのを覚えています(笑)。みなさんから真剣なフィードバックをいただけて、インターン生を本当の社員のように見てくださっていることがうれしかったです。より頑張ろうという気持ちになりましたね。

5日間のインターンシップのなかで、1on1ミーティングなどで先輩社員やメンターとのコミュニケーションもあったと思います。その点はいかがでしたか? 

同じチームの新卒3、4年目の先輩から、「私も新卒で入ったときはコーディングが全然できなかった」とか、「大学ではデザインを専門的に勉強していなかったけど、いまはデザイナーとしてバリバリ働いています」といったようなざっくばらんな話をたくさん聞かせてもらいました。最初からバリバリとなんでもできる人でなければヤフーにはデザイナーとして入れないのでは、と思っていましたが、決してそうじゃないし、入社後に研修や業務でのフォローアップを通じて仕事に必要なスキルをしっかり教えてもらえることが分かって安心したことを覚えています。

毎日の終業時にローテーションで社員の方が1on1で話を聞いてくださったのがとても心強かったです。
私も市川さんと同じく、入社するためにはコーディングなどができないといけないのかなと思っていて不安だったので、「どうやって勉強したらいいですか?」など先輩社員に聞いたこともあったのですが、「入社したらこういう研修があって教えてくれるから大丈夫だよ」とか「自分もできるようになったから大丈夫」などと言ってくださったりして、不安なことを解消できたのは良かったです。同じ質問をしても、先輩によってそれぞれの回答をいただけましたし、先輩社員とコミュニケーションを密に取れる場があるのは本当にうれしかったです。

そうですね。インターン生に対してメンターの社員の人数が多いので、とても質問しやすかったです。

▲検索統括本部検索本部 鑓水 眞愛

ところでお二人は他社のインターンシップにも参加されたのですか? 

はい。私はヤフーを含めて4社のインターンシップに参加しました。メーカーの広告制作部門、広告代理店、あとはITベンチャーです。

私は、合計3社です。長期インターンはヤフーだけで、そのほかはIT系や広告代理店の1日限りのインターンです。

複数の企業のインターンシップに参加することで、なにか発見はありましたか? 

私は会社の雰囲気、働きやすさを知ることを一番の目的に考えていたのですが、ヤフーはほかの企業と比較してインターン生にも手厚く教えていただける、ここだったら頑張れそうだな、と感じられたのが大きかったですね。ヤフーでは4名ほどの先輩社員がメンターとして指導してくれたのですが、みなさん明るくて、なんでも話を聞いてくれましたし、私が仕事上でできなかったことに対しても、ポジティブに励ましてくれたり。そもそもウェブ系の業務が分からないまま参加させていただいたのに、快く受け入れてくださったのがありがたかったですし、こういった雰囲気なら入社しても自分の力を発揮できるのではと思いました。

私はメーカーの広告部門のインターンシップにも参加したのですが、当時は今後の方向性にとても迷っている時期でもありました。その会社ではプロダクトをPRする広告の制作や宣伝企画に参加させていただいたのですが、広告を制作しながらも、ふと気づくとプロダクト自体をこう改良していきたい、とか、こういう点が改善できたら良いのに、などと考えていることに気づきまして。
「なるほど、私は広告宣伝ではなくサービスやプロダクトそのものを作ったり、改善していくことに興味が強いんだ」、と自己発見し、モノやサービスを作る側の仕事に就きたいと思うきっかけなりました。

なるほど。インターンシップに参加したことで自分に合った企業カルチャーや本当にやりたいこと、に関して気づきがあったのですね。その後、就職活動をはじめられたかと思いますが、ヤフーに応募しようという気持ちにどうつながっていったのでしょうか? 

就職活動スタート時に、ヤフーへ応募するという気持ちはかたまっていました(笑)。何社かエントリーしてはいたものの、ヤフーが第一希望でしたね。オフィスの雰囲気や、先輩社員の方とも和気あいあいと話せた経験から「ヤフーならなじめそうだし、楽しく働けるのでは」と感じたのがその理由です。

私もヤフーが第一志望で、しかもほかの企業は受けませんでした(笑)。私には技術はないけれども、ヤフーであれば学びながら前向きに仕事を頑張れるだろうなと思い、インターンシップが終わった後、すぐにエントリーをしました。
インターンシップで出会った上司や先輩社員の方々の目標に向かって励む姿勢は素晴らしいな、と思いましたし、みなさん人としての魅力にあふれていました。そしてなにより、フランクな雰囲気で明るく風通しの良い社風が自分には絶対に合うということが決め手でした。

お二人とも第一志望で、しかも鑓水さんはヤフーしかエントリーしなかったとは!!(笑) 5日間のインターンシップで、ヤフーへの理解がかなり深まったのですね。

インターンシップ参加前は、ヤフーの社風はお堅くて、完成されたスキルがないと働けないというイメージだったのですが、若手の意見にも耳を傾けて活発な議論ができ、スキルが足りなくても、前向きなマインドさえあれば大きく成長してゆける会社なんだな、と印象ががらりと変わりました。
入社後の研修もとても手厚い。

そうですね。最初の2カ月間のデザイナー研修で基礎からしっかり積み上げて、その後配属先で先輩に教わりながら、実務に携わりつつスキルを上げていく。そんな感じで無理なく力が付いていった感覚があります。

では、この記事を読んでくださっている学生の皆さんへ、メッセージをお願いします。

そうですね、ヤフーのインターンシップは、メンターの方と制作途中のものについてディスカッションをしたり、インターン生同士で意見交換したり、そういった機会が多いので、ほかの人からのフィードバックを素直に受け入れて、自分の意見とすり合わせられる方やほかのメンバーと協力してなにかを作り出すのが得意な方には、とても向いているのではないかと思います。他人と意見がぶつかってしまったときでも、相手の考え方を受け入れたうえで「私の考えはこうなんですけど、どう思いますか?」といったやりとりができるような方ですね。自分だけで作り込みたいタイプは合わないかもしれません。
また、ウェブ系のサービスは、一度リリースして終わりではなく、そのあとの運用フェーズが必ずついてくるので、もっとこうしたら良くなるのでは、など、改善点を見つけて提案できる人は入社後も活躍できるのではないかと思います。

インターンシップでも、入社後でも、自分が分からないことは必ず出てきます。そのときに周囲とコミュニケーションを取り、なにが分からないのか、どういうところが分からないのかを恥ずかしがらずにしっかり聞ける人はより成長してゆけると思います。きちんと質問をすれば、ヤフーでは有益な情報をたくさんもらえます。
自分ではこれが正解だと思っていても、いろいろ人の話を聞いてみるとそれだけが正解じゃないと分かるし、上司や同僚からのフィードバックを自分なりに落とし込んで、自分の考えを持ってデザインできる。ヤフーのインターンシップではそういった雰囲気を肌で感じることができます。
興味をもっていただいた方は、ぜひ応募してみてください。

お二人も、インターンシップへの応募ボタンをあの日ポチッと押したたことがいまにつながっているのかもしれませんね。

確かに、あのとき応募ボタンを押していなかったら人生変わってましたね(笑)。
それまでのデザイン経験では、アドバイスをもらえる人は限られていました。でも、ヤフーのインターンシップでは、さまざまな知見を持った先輩社員から多くのアドバイスをもらうことができました。自分のデザインへの自信もついて、絶対ヤフーを受けよう、という気持ちになれたというのが一番大きいと思います。

私も、ヤフーという企業のさまざまなサービスに携わってきた方々から、「あのデザインが良かった」とか「あの企画の発想は面白かった」と評価してもらえたことで、デザイナーとして働いてゆくことができるのではないかと、自信になりました。
インターンシップを通じて、デザインワークの根幹となる考え方を学べたことだけでなく、そこで大きな自信の裏付けができたことは本当に良かったと思っています。

これを読んでいる学生の皆さんも、もしかするとインターンシップへの応募ボタンが「運命のポチッ」になるかもしれませんね!ヤフーのインターンシップのデザイナーコースに興味を持たれた方が応募してくださると嬉しいですね。お二人とも、本日はありがとうございました!



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