自分の成果が、白黒はっきり
表れるのが楽しい



現在担当している仕事について教えてください

私が所属しているのは、機械化横断推進チーム。昨年できたばかりのチームです。主に取り組んでいるのは、AIモデルの設計や評価、分析などです。たとえばサービスに対するメールのお問い合わせに対して、その意図を推測するAIモデルを作成して内容を分析し、傾向をデータとして可視化しています。
分析で見えてきた課題は、関係する各部署、チームに報告することで、よりよいサービスづくりにつなげられます。
ほかにも、お問い合わせ内容をAIに学習させ、自動回答につなげるための分類なども行っています。
これまではユーザーから寄せられたお問い合わせに対する回答はカスタマーサービスの担当者が大量にある回答文のなかから適切なものを選びとり、都度編集をする必要がありました。しかしAIの導入により、ある程度自動的に適切な回答を絞り込めるようになったことで、大幅な業務効率化を実現できたのです。ヤフーは提供するサービスの幅が広いので、サービスごとに異なるお問い合せの傾向にAIをうまくマッチさせるのも大切な仕事です。
ヤフーを選んだ理由は?
学生時代は情報系の学部に所属し、プログラミングやネットワークを学んでいました。就職活動を本格的に始める前にヤフーのインターンシップに参加し、一日体験でグループワークや採用担当の方との座談会、社内見学などを通じてヤフーの魅力に触れました。
当時出会った社員の人たちがみんなイキイキとしているように見えて、業務内容よりも先にその社風にひかれました。もちろん、大学時代にネットワークやプログラミングを学んだことで、インターネットを通じて人と関わる仕事をしたいという思いもありました。

入社前のイメージとギャップはありますか?
想像以上に社内の風通しが良く、いい意味でギャップがありました。ヤフーは大企業なので入社前は勝手にお堅い会社だというイメージを抱いていました。しかし、実際にはリーダーとの1on1ミーティングで、直接上司に仕事の進捗や困っていることを相談できるなど、上司との関係もフラットです。同僚や先輩方との関係性も良く、一緒に働く人たちに恵まれているなど感じています。
一日のスケジュール
- 8:15
業務開始。メール、slackの確認、数値レポートの更新。
- 9:30
数値の確認やデータの分析、運用状況の確認を行います。
- 11:00
午後のスケジュールの確認や資料の準備をします。
- 12:00
ランチ。
- 13:00
プロジェクトの定例ミーティング。主に進捗確認や課題を相談します。
- 14:00
ミーティングの合間の時間は課題の洗い出しや情報の整理に使っています。
- 15:00
リーダーとの1on1ミーティング。上長にタスクの進捗を報告します。
- 16:00
打ち合わせ。タスクの進め方や課題に対する改善方法の検討などを行います。
- 17:30
終業。ミーティングが入ることもありますが大体同じ時間で終了できるようにしています。
仕事のやりがいや醍醐味、面白さを教えてください

ヤフーではいろいろなことを経験できるのが面白いと思っています。私は、入社後はヘルプチームに配属され、ヤフーが提供するサービスのヘルプページの作成や編集、改善などに携わってきました。3年目からは、現在の部署で機械化横断推進チームとしてAIモデルの設計や評価を行っています。異動が決まった際にはとまどいましたが、新しく発足されたチームに携われることは貴重な経験だと感じています。
また、数字を見て分析することは好きなので、データを見て課題を発見したり、新たな気づきを得たりするのも面白いですね。他部署に課題や改善点を伝える際には、前提となる知識や状況、それぞれの役割が違うということも意識しながらコミュニケーションを取る必要があります。さまざまなスキルが求められますが、成長できてやりがいがある仕事です。
自己研鑽として社内外で取り組んでいることはありますか?
学習プログラムの「GLOBIS学び放題」や、Tableau学習プログラムの「ヤフー版スキルベルト」を活用して、スキルアップに役立てています。特に後者は、過去の社内資料などを簡単に見つけられ、レポート作成の際に、作り方やフォーマットをすぐに参照できるので便利です。
今後の目標を教えてください
この仕事は自分に合っていると感じているので、もっと深掘りしていきたいですね。AI分析や解析は、結果がはっきりと数字で出ます。白黒はっきりしていて、良い結果であれ悪い結果であれ、自分が起こしたアクションの効果がきちんとわかります。
いまの段階で具体的なキャリア目標が明確にあるわけではありませんが、今後も論理的な思考をもとにとことん突き詰めていければと思っています。
学生へのメッセージ、アドバイスをお願いします
選考の際に面接官から言われて印象に残っているのが「この会社は自分の考えがないとついていくのが難しい」という言葉です。実際に入社してみると、たしかに会社から言われたことをただこなすのではなく、自ら課題を見つけて、どう解決するかを考えて行動することが求められる会社だと感じています。こうした姿勢、仕事の進め方に「面白そう」と思える方は、きっとヤフーに向いているのではないでしょうか。

私はやりたいことが明確にあったわけではなく「なんとなくこの分野が面白そう」という軽い気持ちでヤフーの選考を受けましたが、入社していろいろな業務に携わり、新しい分野に挑戦させていただけるなかで、視野も広がり、仕事がどんどん楽しくなっています。
明確にやりたいことがあるという人も、いろいろなことを経験してみたいという人も、ヤフーでぜひ挑戦してみてください!
※内容は取材時のものです
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