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当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

お客様と一緒に喜びを
共有できることがうれしい

中島 朝子(なかじま あさこ)
2020年入社
ストアアドバイザー
Yahoo!ショッピング

転職のきっかけを教えてください。またヤフーを選んだ理由は?

中島が椅子に座りながら、真剣な表情でヤフーを選んだ理由などについてインタビューに答えている様子の写真

前職に勤めていた会社が閉業し、次はこのようなことのない会社に転職したいと思っていました。ただ、ECショッピングが好きでよく利用していたものの、私自身がeコマース市場に携わるとは思っていませんでした。ECコンサルタントという仕事に興味をもったのは、日本のeコマース市場は海外と比較するとまだまだ低い水準にあると知ったときです。今後日本でも市場規模が伸び、成長することが見込まれる分野で、世の中に新しい価値を提供していきたいと思いました。

入社前に不安だったことはありますか?

EC業界も営業職も未経験なことに不安を感じていました。しかし、入社後1カ月間のオンライン研修でその不安が払拭されました。eコマースとはなにかという基本から、Zoom商談でのストア様とのコミュニケーションの図り方やプレゼンの仕方といった実務まで教えてもらうことができたからです。基礎をしっかり学べたので、現場配属前にストアコンサルタントとしてのイメージを明確にして営業に挑むことができました。

入社前のイメージとギャップはありますか?

在宅勤務が可能なこともヤフーに入社を決めた理由の一つでした。はじめはリモートワーク中心の働き方をしたことがなかったので不安もありましたが、実際には定期的に上長やメンバーとZoomで話したり、部署内でコミュニケーション施策を実施したりして効率的に仕事を進められているので不便は感じません。どこでもオフィス制度などの新たな働き方をいち早く取り入れて社会をリードしているところはヤフーの魅力だと思います。
ヤフーでは週1回30分間、上司との1on1ミーティングが取り入れられています。
そこでは売上だけでなく、予算に対する成績や、ストア様の販売促進に向けた日々の試み、メンバーへの働き掛けなどを伝えることによって、数字では測れない価値にも目を向けてもらえます。仕事の取り組みにズレが生じていないかを確認でき、モチベーション維持・向上のきっかけにもなります。目標を明確化でき、自信をもって仕事に励めますね。数字のみで判断されることがないから、協力し合おうという思いが社内に浸透し、風通しの良さにつながっていると感じています。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さを教えてください

この仕事の面白さは、ストア様に対して、先を見据えた提案がいち早くでき、施策にゼロから携われることです。
私は入社以来、Yahoo!ショッピングへ出店いただいているストア様のコンサルタント業務に携わっています。いまはDIY・花カテゴリの70~80件のストア様を担当し、ストア運営に関するノウハウや販売広告の提案、販売ツールの提供など、セールスプロモーションを行うのが主な仕事です。DIYと一言で言っても、ストア様によってお店のカラーが異なります。

中島が椅子に座りながら、真剣な表情で仕事のやりがいなどについてインタビューに答えている様子の写真

「売上を上げたい」「サイトのPV数を伸ばしたい」「ショップの運営を効率化したい」などニーズもそれぞれです。電話やZoomを活用して課題や悩みをヒアリングし、各ストア様の方針や個性を大切にしながら、一緒に販売促進の方法を考えます。
ヤフーには、LINEでの広告配信や優良配送など、ストア様の販売促進の武器となるさまざまな施策があります。導入を迷うストア様もいますが、ストアの特性やターゲットユーザーに適していて、集客化の実現に効果的だと判断したら、時間をかけてでも施策のメリットを伝えます。施策に納得いただき、利用されたストア様が、確実な成果や結果を得られると楽しいですし、一緒に喜びを共有できるのがうれしい瞬間です。
ユーザー視点で捉えることも大切にしています。同じ商品なら、より安価な方が良いと考えるユーザーは多く、サイトへ流入できても購買率は上がりません。だからといって、やみくもに商品価格を下げることはできないので、他社サイトにまさる強みを探ります。流通目標から逆算して売上予測を立て、それに基づき最適な広告プランを提案します。その働きかけによって目標以上の来訪があり、売上を達成できるとうれしいですね。ストアのページを開くと、LINEアカウントの友達登録を促すバナーがあります。サイト導線がしっかりしているのは他モールにはないヤフーの強みです。

一日のスケジュール

9:30

業務開始。メールやSlackなどを確認。当日と今後1週間の予定を確認し「この時間から30分で資料作成」など具体的なスケジュールを組む。

9:45

担当ストアごとの前日の売上実績を確認。担当プロダクトの進捗を部に共有する。

10:00

チーム朝会。前日の進捗、当日の促進項目の報告や相談を行う。

10:30

架電。担当ストア様と前日の実績共有・振り返りをする。

11:00

担当プロダクトの定例ミーティング。

12:00

ランチ。

13:00

ユニットの昼礼。それぞれの進捗確認と当日促進項目の再確認、共有事項の連絡。

14:00

担当ストア様とZoomでオンライン商談。

15:00

引き続き架電。担当ストア様と前日の実績共有・振り返りをしたうえで、促進項目の提案を行う。

17:00

データ分析の時間。担当ストア様へのコンサルタント業務に必要なデータ分析や商談資料の作成。

17:30

当日の活動を振り返り、対応漏れがないか最終確認。担当プロダクトの進捗を部に共有する。

18:00

チーム夕礼。本日の進捗の共有と振り返り。翌日の促進項目を確認する。

19:00

終業。メールチェックや残りの業務を終え、いつもこの時間には退勤。

現在の仕事に生かせている過去の経験を教えてください

ストアコンサルタントは対応案件が多く、マルチタスクが求められる仕事です。前職の営業事務で受発注や納期管理に携わり、優先順位を立てて対応してきたタスク管理の経験を生かせていると思います。また、日本語教師の経験から、コミュニケーションをするときに相手の気持ちに寄り添い、理解しようする傾聴力が発揮できています。

仕事上の成功例や失敗例などのエピソードはありますか?

入社して初めて担当したのはスマホケースを扱うストア様でした。他社の成功事例を元に広告施策を提案し、早速取り組んでいただきましたが、予想していたほど売上は伸びなかったのです。そこで、目標が未達に終わった原因を追究し、新たな施策を再度提案しました。するとその後、無事売上が伸び、信頼を取り戻すことができました。
この経験を経て、成功事例や施策のメリットばかりを伝えるのではなく、ストア様の商品の特徴をしっかりと捉えて問題の解決策を示し、寄り添った視点での提案を心掛けるようになりました。

入社してから最も「成長した」と感じるのはどんなところですか?

中島が椅子に座りながら、真剣な表情で入社後の経験などについてインタビューに答えている様子の写真

自分の仕事状況だけではなく、他のメンバーの状況にも配慮できるようになりました。現在のチームは、リーダーを含めて15名。少しでも課題解決のサポートができるように積極的に声をかけるようにしています。
ヤフーに入社するまでロジカルシンキングが苦手でしたが、先輩の作成した資料を参考にしたり、Zoom商談に同席したりするうちに弱点を克服することができました。施策を提案する際には、目標と現状のギャップから逆算して、いつまでになにをすれば良いか、論理的に伝えられようになったと思います。

いまでは、営業の仕方や資料のつくり方など、学んだ知識やスキルをメンバーに積極的に共有しています。ストア様に合わせてオリジナルの資料を作成することもあります。資料作成のベースになる多くの営業ツールが用意されているのもヤフーの強みの一つですね。

どんな方と一緒に働きたいですか?

ヤフーは、新しい挑戦を楽しめる人にとってはとても働きやすい環境です。施策のための新しいプロダクトが次々と舞い込んできますが、先を見据えて、ストア様にどう役立ててもらえるか、ポジティブに捉え、考えることが大切です。ヤフーだからできる挑戦を楽しめると良いと思います。キャリアの相談にもしっかり乗ってもらえるので、ぜひ自分の可能性を見つけてほしいです。

今後の目標を教えてください

どこでも通用するECコンサルタントのプロになりたいです。そのためにまず、ストア様の要望を正確にくみ取れるようになりたい。そして信頼を得ていきたい。「中島さんが提案してくれるのだから、まずはやってみるよ」と言われるようになりたいです。ストア様の課題を正確に見極め、同じ視点に立って問題を解決しながら、一緒に目標に向かって進んでいきたいですね。

※内容は取材時のものです

中島が起立しながら、穏やかな表情でカメラを見ている様子の写真

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