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当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

世間から注目される
サービスに携われるのが醍醐味

大佛 茉由(おさらぎ まゆ)
2018年入社
デザイナー
PayPayグルメ

現在担当している仕事について教えてください

大佛が椅子に座り笑顔でインタビューに答えている様子の写真

PayPayグルメ 」のUI設計やキャンペーンのプロモーションページの作成、PassMarketのオフライン広告(ポスター)を作成しています。ユーザーの利用につながるよう、暖かみのあるデザインを意識してページを設計しています。PayPayグルメは、PayPayポイントが貯まるグルメ予約サービスですが、当初はブランド独自のガイドラインが定められていませんでした。サービスページや広告をつくる際は、もちろん全社のガイドラインに沿うのですが、複数の社員が関わるため、デザインの統一感を欠く恐れがあります。

そこで、現在はブランドガイドラインが細かく定められ、各ページのデザインに順次適用しています。実際に私もこのガイドラインに沿って、店舗ページをデザインしました。その結果ほかのページと統一感が生まれ、見やすさや使いやすさも向上しました。さらにブランドイメージをしっかり表現するために、日々議論を重ねています。
このようにガイドラインに沿って作業をすれば、ブランドイメージと異なるデザインにはなりません。とはいえ、ユーザーにとってより良いデザインにするには、それだけでは不十分です。チームのメンバーとのコミュニケーションをしっかりとり、連携して作業を進めることも大切にしています。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さは?

世間から注目されるサービスに携われることです。例えば、リリースした販促キャンペーンがSNSで話題になると、うれしいですね。直近ではPayPayグルメで「7月のクーポン」というお得にお店を利用できるキャンペーンをリリースし、多くの方に利用いただき、Twitterで拡散されるなど反響がありました。
また、PayPayは多くの方に認知されており、注目度の高いサービスです。そのなかで、私が担当するPayPayグルメは2021年にリリースされたばかりのサービスですし、「新たな価値をつくる」という意味で、とてもやりがいがあります。

仕事をするうえで一番大切にしていることを教えてください

目的である「コンバージョン」を達成するために、デザイナーとして「こだわり抜く」ことです。どんな些細な項目であっても、それはユーザーが目にする情報。その自覚を持ち、仕事をしています。
そのためには、デザインの引き出しを増やすことが大切だと思います。これは、副業としてゲームアプリの広告などのデザインを手がけたことが役に立ちました。PayPayグルメのデザインを考案するときにこの経験がヒントになり、新たなデザインが生まれました。

大佛が椅子に座り笑顔で手を添えながらインタビューに答えている様子の写真

ヤフーでの仕事とは異なるジャンルのデザインでしたが、自分の引き出しが増えたと感じました。
また、日々の業務を効率化する工夫をしています。具体的には、始業時にToDoリストをつくり、優先順位を決めたうえで、緊急性の高いものから着手しています。さらに、終業時にToDoリストで進捗状況を確認することで、明日やるべきことが明確になります。これを日々のルーティーンにしています。

一日のスケジュール

9:45

業務開始。Slackやメールなどをチェックし、今日やるべきことを確認します。

10:30

レビューの時間。デザインチーム内で、ざっくばらんに意見交換します。

11:00

チームの定例ミーティング。週に一回、各自の進捗報告や、メンバーで優れたデザインについて共有し、制作のヒントにつなげます。

12:00

ランチ。家族がリモートワークのときは一緒に食べます。チームでオンラインランチ会を開催することもあります。

13:00

新規機能追加の作業。企画要望、後続タスクを考えながらユーザー視点に立ち返り、情報設計、UI設計を行います。

14:00

UI/UX改善の起案レビュー。自分が課題に感じた点を起案します。フィードバックをいただき、それをブラッシュアップします。

15:00

兼務の作業。社内デザイナーによる情報共有会のアジェンダ調整等を行います。

16:00

引き続き新規機能追加の作業。一度フローを整理し、情報設計に齟齬がないか関係者に確認のうえ、UI設計を進めていきます。

17:30

新規案件のタスク見積もり。自分が作業する工数を計算し、PM・上長に伝えます。その後、新しい案件のスケジュールが決まります。

19:00

退勤。仕事の後は近所を散歩したり「AI英会話」で英語を学習したりしています。

よく利用している、あって助かる会社の制度は?

大佛が椅子に座り真剣な表情でインタビューに答えている様子の写真

技術活動費用補助制度 TechUP(テックアップ)を利用しています。社員のスキルアップ支援を目的とし、半期で6万円を上限に資格取得の教材費や試験代など、技術力向上のための費用が支給される制度です。私は、海外のトレンドを追えるように、TOEICを受験したり英語学習アプリを使ったり、語学の勉強に活用しています。海外と国内のアプリでは、ユーザーへのアプローチ方法が異なるため、新たな発見があります。

また、海外のブログホスティングサービスをよく閲覧します。英語の長文を読み続けるのは少し難しいと感じますが、以前より理解できるようになり、学習の効果を感じています。

今後の目標を教えてください

いままでは、提案された案件に対してデザインや設計をしてきましたが、今後は自ら案件を提案し、チームを牽引していく存在になりたいです。実は、その目標を達成するために、今期から「UI/UX改善ワーキンググループ 」に所属しました。周囲の方に助けていただきながら、自ら課題に対して改善策を提案するなど、とても充実した時間を過ごしています。

学生へのメッセージ、アドバイスをお願いします

さまざまなことにアンテナを張り、情報をキャッチすると良いと思います。すると、思わぬタイミングで「これだ!」と感じるものが見つかるはずです。特に、ITは変化が激しい世界です。極端な例ですが「今日使っているツールが、明日には古いツールになっている」かもしれません。そのため、常日頃から好奇心を持つことが大切です。
また、ヤフーは意欲がある方にスキル向上の機会を提供してくれます。入社前の私は、ウェブやアプリの知識が少なく「他の方より劣っているのではないか?」と不安でしたが、必要な知識は研修で学べました。

大佛が椅子に座り正面を向きながら笑顔でいるの写真

入社後もTechUP制度を活用したり、UI/UX改善ワーキンググループに所属したりすることで、デザイナーとして日々成長できている実感があります。
そのうえで、ヤフーでは「誰もが知っているサービス」にかかわりながら仕事ができるので、デザイナーとしてとてもやりがいを感じます。現時点で知識や経験が少なくても、興味がある分野なら諦めずに、ぜひ挑戦してください。

※内容は取材時のものです

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