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当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

チームで協働し、ユーザーに
価値を提供できる喜び

奥原 奏実(おくはら かなみ)
2016年入社
デザイナー(リーダー)
金融事業領域

現在担当している仕事について教えてください

奥原が椅子に座りながら自身の担当業務について話している様子の写真

カードローンや証券会社を比較する金融サービスのデザインチームでリーダーをしています。サービス改善や新規機能開発に携わりながら、改善案件の起案やディレクションなど企画に関する業務も幅広く行っています。
実は入社前、金融は私にとって未知の領域でした。ヤフーに入り金融の部署に配属され、当初は取り扱う商品の多さに驚きました。その後、キャリアを重ね「証券会社カタログ」のデザイン立ち上げに携わるチャンスをいただき、経験が浅くても懸命に取り組むことで「成長できた」という実感があります。

私が成長できたのは「1on1ミーティング」の存在も大きいです。この1on1は週に1回、上司と部下が1対1で行う面談です。自分自身の課題について、この時間を使い上司に相談できます。このとき、上司がただ解決策を提示するのではなく、部下が自ら答えを見つけるためのサポートをしてくれます。その結果「自分自身で課題を言語化」し、解決できるので大変ありがたいです。
現在、私自身がチームのリーダーになり、メンバーとの1on1を行っています。もちろんそれ以外の時間も含め、日ごろから密にコミュニケーションをとるように心がけています。こちらから働きかけ、関係を深めることでお互いの考えがわかり、案件へのアサインがうまくいくと感じています。また、私も後輩から学ぶことがたくさんあるので、チームのメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さは?

チームで考えた改善案や企画を実装して、ユーザーから直接フィードバックをいただける点です。失敗しても要因分析をして次のアクションにつなげられるので、常に前向きにチャレンジできています。さらに、もともとUXやゼロイチのために「ユーザーのペルソナを考えること」に興味があったので、いま仕事をしていてとても楽しいです。細かなこと、たとえばボタンの文言を変更しただけで効果が数字に表れることがあるので、やりがいを感じます。

奥原が椅子に座りながら仕事のやりがいなどについて話している様子の写真

もちろん、うまくいくことばかりではありません。そのため、試作する段階でさまざまな社員に意見をもらいます。それを「どこまで取り入れるか」が重要です。最初はその判断が難しかったのですが、経験を積むなかで判断力を身につけました。また、意思決定後「なぜそうなったのか」相手に根拠を伝えることも重要ですね。
チームのリーダーになった現在では「メンバーの成長を感じる」という喜びもあります。このように、ユーザーからも仲間からも「喜び」をたくさんもらっています。

仕事をするうえで一番大切にしていることを教えてください

奥原が座りながらにこやかに仕事感について話している様子の写真

当然ながら「ユーザーに正確な情報を伝えること」です。
サービスは、何よりもユーザーに価値を提供することが大切なので、話題性重視ではなく、ユーザーが安心安全に利用できるサービスづくりを心がけています。具体的には法令順守のために、リリースするサービス内容を入念にチェックするなど、リスクマネジメントを徹底しています。
また、ユーザーに価値を提供するうえで、しっかりマネタイズを行う必要があります。実際にユーザー視点にのみ意識が向かい、マネタイズの仕組みをつくれずに、サービスをクローズしてしまった苦い経験があります。

この教訓から「事業のバランス」を常に意識し、その後の仕事に生かしています。
そのなかで、私が大切にしている言葉が「三方よし」です。もとは近江商人の言葉ですが、金融比較メディアを立ち上げたときに、当時のサービスマネージャーが「ユーザー、事業、社会がともに豊かになる」という意味で使われていました。とても共感し、私もサービスをつくるうえで「三方よし」を心がけています。このように、先輩社員の良い精神が社内で受け継がれている点も、ヤフーの魅力だと思います。

一日のスケジュール

10:00

業務開始。メンバーの勤務状況や、当日のスケジュールを確認します。

10:30

前日の業績確認。サービスを安定して稼働させるために、状況を整理します。

12:00

ランチ。

13:00

サービスの進捗確認会。案件を予定通り進めるために、現状の課題を共有します。

14:00

確認会で共有された課題について調査し、再検討を行います。

15:00

リリースされた案件の効果検証。結果を集計し、レポートを作成します。

17:00

メンバーとの1on1。当事者の真意をくみ取り、目標達成に向け課題を共有します。そのうえで、主体的な解決のために支援を行います。

18:00

夕食のため1時間ほど離席。

19:00

リリースする案件の動作テストを行います。

20:00

デザインレビューや、コードレビューを行います。

20:30

終業。

今後の目標を教えてください

現在はデザイナーのチームリーダーという役割ですが、事業や組織の成長に興味があるため、将来的には「事業責任者」を目指しています。
もともと「ユーザーに価値を届ける仕事がしたい」という思いから、ユーザーと距離が近い存在であるデザイナーを仕事にしました。入社後「価値を生み出すには何が必要か?」と模索していた頃、事業責任者の方から「ユーザーと、事業と、社会のバランス」が大事であることを学びました。

座りながら今後の目標について笑顔で話している奥原の横顔の写真

これからも、デザイナーとしてこのバランスを常に意識しながら、成長を続けていきたいと思っています。そして、事業責任者になり「三方よし」の価値をダイレクトに生み出すことが今後の目標ですね!

学生へのメッセージ、アドバイスをお願いします

奥原が椅子に座りながら胸の位置で両手を広げにこやかにカメラを見ている様子の写真

企業の事業内容をきちんと理解し、そこで自分が働くことをイメージしておくと良いです。
私の場合は、入社するまでヤフーの金融サービスに関する知識が少なく、業務に携わることになり当初は少し驚きました。そういった経験から、入社後に落ち着いて仕事をスタートするために、事前にさまざまな想定をしておくことが大事だと思います。
また、OB訪問もおすすめです。私は入社するうえで、デザイナーとして「企画にも携わりたい」と考えていました。

OB訪問で先輩社員の方に、ヤフーのデザイナーは「自ら考えたことを、上司やメンバーに提案できる」と教えていただき、モチベーションがとても上がりました!
就活中は不安なことも多いと思いますが、自信を持って頑張ってください。

※内容は取材時のものです

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