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当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

ユーザーへの価値の届け方を
常に考える文化

谷口 日向子(たにぐち ひなこ)
2019年入社
デザイナー
社内システム

現在担当している仕事について教えてください

主に社内向けツールのUI/UXデザインを担当しています。基本的にはエンジニア向けのシステムを担当することが多いのですが、社内の情報を閲覧するためのイントラ検索や、社内のポータルサイトなどの全社員向けのシステムにも携わっています。
ほかには社内向けの技術オンラインカンファレンスで、クリエイティブの品質担保やアニメーション動画作成といったデザイン対応も行っています。

ヤフーを志望した理由を教えてください

谷口が椅子に座りながら真剣な様子でインタビューに答えている写真

「確固たるユーザーファーストを提供できる会社」だと考えたためです。ヤフーはサービスのユーザー数がとても多いので、根拠となるデータを踏まえたユーザーファーストのデザインを提供できると思い、志望しました。
学生時代は主にグラフィックデザインを専攻していましたが、ほかにもインターネットやデバイスを用いた企画の検討や、UI/UXデザインなども学んでいました。当時からデザインを考えるときには、個人の好みではなく「根拠に基づいた課題解決」を軸にしたいと考えていました。

念願が叶い採用となりましたが、実はインターンシップの選考は通過できませんでした。ただ、ヤフーのインターンは狭き門だと説明会で聞いていたので「落ち込んでいる時間がもったいないな」と思い、その後すぐにポテンシャル採用へのエントリーを決意しました。あきらめず、挑戦して良かったと思います。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さは?

担当しているツールのユーザーはヤフーの社員なので、ユーザー調査を行いやすい点が大きな魅力です。フィードバックに対して早いサイクルで改善を行えるので、より良いデザインを追求し、提供できる環境だと思っています。ユーザーから「この機能が追加されて嬉しい」という反響や「使いやすくなったね」と言ってもらえた時はとてもうれしいです。
もちろん、さらなる改善を求める声が届くこともありますが、どういった施策を行い、どう改善していくかを考えるのも、この仕事に携わる醍醐味だと思います。

谷口が椅子に座りながら笑顔でインタビューに答えている様子の写真

また会社全体に、ユーザーに価値を届けるにはどうすれば良いか?を常に考える文化が根付いています。そのため「ユーザーファーストを提供したい」「より良いものを作りたい」という、自分のデザインに対する考えとマッチしているので、とてもやりがいを感じています。

入社前のイメージとギャップはありますか?

谷口が椅子に座りながら笑顔でインタビューに答えている様子の写真

良い意味でのギャップがありました。入社1年目から上長やチームのメンバーが「谷口さんはどう思う?どうしたい?」と尋ねてくださり、意見を発信する機会を与えてくれたことがすごく印象的でした。それまでは自分の意見や考えに自信がなく、ただ指摘されたことをそのまま対応してしまっていました。しかし「あなたはどうしたいのか」を聞かれたことで、「デザイナーとしての自分の考えを明確にし、ちゃんと周囲に発信していくべきだ」とあらためて気づけました。

それ以来、常に自分はどう考えているのか、どうしたいのかをきちんと言語化したうえで、デザイン制作や改善施策の検討に取り組むようにしています。

自己研鑽として社内外で取り組んでいることはありますか?

普段はシステムのUI/UXデザインがメインですが、学生時代に専攻していたグラフィックデザインのスキルも維持したいという気持ちがあります。そのため、スポットで社外のデザイン系の副業をしています。たとえば、クリーニング店の看板をデザインしたり、ピアノ教室の発表会に使うプログラムを作ったり、普段の業務と異なる「かなりアナログなデザイン」をしています。
本業とは分野が違うデザインなので、考えることやデザインの方針も違っていたりしますし、新しい気づきや学びを得ることも多いです。
デザイナーとしてのスキル範囲を狭めないようにすることで、自身の成長にもつながっていると思います。

一日のスケジュール

10:00

業務開始。OutlookやSlackで、当日の予定やタスクを確認します。

10:45

朝会。午後の会議資料作成や議題確認を行います。

11:00

各案件の会議に参加。それぞれ週ごとに実施することが多いため、ほぼ毎日違う会議に参加しています。各自の作業進捗やスケジュールの確認、デザイン相談を行うほか、エンジニアに対してシステムの仕様やデザイン、挙動の相談を行うこともあります。

12:00

ランチ。

13:00

引き続き各案件の会議に参加。会議がない日はスケジュールの確認や調整、UIや仕様の検討などを行います。

15:00

デザインチーム内でのレビューや、提案してもらった仕様の確認。また、フィードバックへの対応。これらを会議の合間に行います。

16:00

ユーザーからの意見確認やアンケートの回答確認。エンジニアと相談しながら、対応すべき課題の洗い出しを行います。

17:00

チームの夕会。また、上長との1on1ミーティング。その他雑務対応も行います。

18:00

仕様やデザイン検討、UIのパターン出し。仕様やデザインのメリット・デメリットを整理し、翌日以降メンバーからすぐ意見をもらえる状態まで調整します。

19:30

翌日のタスクを整理後、退勤。退勤後は自炊したり、グラフィックの自主制作をしたり、気分転換をしています。

よく利用している、あって助かる会社の制度は?

技術活動費用補助制度 TechUP(テックアップ)を利用しています。この制度のおかげで書籍やPCのパーツを購入したり、セミナーを受講したりできます。技術力向上が目的であれば使い道は自分で選択できますが、特にデザイン関連の書籍は高額なものが多いため、とても助かっています。
また、リモートワークをしているので、インターネット利用補助制度どこでもオフィス手当もありがたいです。

今後の目標を教えてください

ヤフーではさまざまな挑戦ができますが、まずは目の前の仕事に全力で取り組みながら「信頼されるデザイナー」であり続けたいです。常に品質が高いものを提供できるようデザイナースキルも伸ばしつつ、周囲を巻き込みながら案件を推進するスキルも身につけていきたいと考えています。
現時点では1つの分野に絞ることなく、新しいことにもたくさん挑戦していきたいです。

谷口が椅子に座りながら笑顔でインタビューに答えている様子の写真

学生へのメッセージ、アドバイスをお願いします

谷口がソファーに座りながら正面を向いて足を組んでいる様子の写真

授業以外の場でもさまざまな経験を積み、インプットとアウトプットを繰り返しておくことをおすすめします。そして「どのように考え、その結果どうなったのか」という過程を、自分自身で言語化することが大事です。これは入社してからも常に求められるスキルです。
また、何事も苦手意識を持たずにまずはチャレンジしてみるのも良いと思います。学生時代の私はコーディングに苦手意識があり、あまり学習に取り組めなかったのですが、それはすごくもったいなかったなといまになって強く感じます。

業務でも必要なスキルですし、コーディングができると自分の視野も広がります。苦手に感じている方は、少しずつコードに慣れていくところから始めてみても良いかもしれません。
もちろん、すべての学びがすぐに業務に直結するわけではありません。それでも、得た学びや価値観は自分の考えの根幹となりますし、挑戦することで身につけた「取り組む姿勢」なども、きっと将来の自分の力になると思います。
あれこれ考える前に挑戦してみる。そんな意識でたくさん挑戦し、たくさん失敗して、たくさん学んでください!応援しています!

※内容は取材時のものです

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