ヤフーでは、多様な人財が相互理解と尊重に基づいて組織力を最大化することにより、企業ミッションである「UPDATE JAPAN―情報技術のチカラで、日本をもっと便利に」の実現を目指しています。
その一環として、LGBTQ等性的マイノリティの人権を尊重することはもちろん、社内規程においては「同性パートナー」や「内縁パートナー」は配偶者に準じるものとし、結婚や育児に関わる休暇や結婚祝金など、同等の福利厚生を適用しています。
また、全管理職に提供している「ダイバーシティ&インクルージョンマネジメント研修」においてもLGBTQ等性的マイノリティに関するケーススタディに取り組んだり、経営層を対象とした勉強会を行うなど、働く現場での正しい理解形成と適切な支援の実践を促進しています。
社内では、LGBTQ等性的マイノリティの当事者社員が有志ボランティアプロジェクト「レインボーPJ」を形成し、当事者が働きやすい環境を作っていくこと、そして LGBTQフレンドリーなサービスを増やしていくことをめざして、2015年から活動しています。
社内のLGBTQ当事者間の交流会の定期開催、社内イントラ上での活動月報公開、サービス向け勉強会の提供のほか、サービスからの問い合わせや相談に対して、当事者観点での意見やアドバイスを提供するなどの取り組みも行っています。現在半期に一度開催される全社のダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン啓発イベントである「ダイバーシティDays」や「ダイバーシティWeek」では、講演会や勉強会などを開催しています。
他社の当事者・アライのコミュニティと定期的に交流会や情報共有会を行うほか、2017年度からは「東京レインボープライド」に協賛し※1、ブース出展やバナー出展などを行うほか、東京レインボープライド開催に合わせてランディングページ「ヤフーのダイバーシティ〜みんならしさを、いつまでも。」を更新・公開しています。
ヤフーが運営するYahoo! JAPANにおいては、2018年より、Yahoo! JAPAN IDの取得時に選択していただく性別項目を「男性・女性・その他・回答しない」の4項目に変更しました。
また、ヤフー株式会社として、「Business for Marriage Equality」キャンペーンへの賛同表明、「ビジネスによるLGBT平等サポート宣言」への賛同表明を行っています。
これらの活動をふまえ、2019年度にPRIDE指標ゴールドに認定され、PRIDE指標2021、PRIDE指標2022も継続してゴールドに認定されています。
※1: 2019年度は未出展
<参考ページ(コーポレートブログ)>
「LGBTQについて知り、サービスづくりに生かす」LGBTQ勉強会
「誰もがありのままで生きられる社会の実現を目指して」ヤフーが婚姻の平等に賛同する理由
ダイバーシティ時代に「性別を選択する」ということ
「LGBT」とは?「その人らしさ」が社会を変える
2023年9月更新