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プレスリリース

2021.01.29

Yahoo!防災速報アプリの「災害マップ」機能で 全国で活動する防災士による“危険箇所”の投稿受付を開始

~ プロの視点で投稿された、災害時に身の回りで危険性が高まる箇所を
あらかじめ把握し、避難時の行動などに役立てられる ~

「災害マップ」について

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)が提供する「Yahoo!防災速報」アプリ(iOS版、Android版)は本日より、災害状況をユーザー同士が共有できる機能「災害マップ」で、全国で活動する防災士(※1)による“危険箇所”の投稿受付を開始しました(※2)。

Yahoo! JAPANは2020年3月、ユーザーが早期に災害の状況を知り、避難判断に役立てられることを目的に、自治体や気象庁などの公的機関から発信される情報だけではなく、ユーザー同士が現在地の災害状況を共有できる機能として、「Yahoo!防災速報」において「災害マップ」の提供を開始しました(※3)。同年9月には「災害マップ」にて、被災地で救助活動を行うNPOなどの団体や、被災状況を取材する報道機関などからの投稿受付を開始し、ユーザーは、より信頼性の高い情報を得られるようになりました(※4)。

さらに「災害マップ」では、このたび全国で活動する防災士による“危険箇所”の投稿を受付開始します。防災に関する知識や経験を持ち、それぞれの地域に密着した活動をする防災士が、大雨や台風の時に冠水しやすいアンダーパス(※5)や低い橋、大きな地震の際に倒壊の恐れのある設置物など、危険性が高い箇所の情報を、「災害マップ」上で注意喚起や画像などとともに投稿します。防災に関するプロフェッショナルの視点で投稿された“危険箇所”は、信頼性の高い情報として、「災害マップ」でいつでも確認できるようになります。

これにより、ユーザーはハザードマップの他にも得られるきめ細かい情報として、身の回りにおける危険性の高い箇所を普段から把握できるため、避難時に避けたり、平常時に注意して通ったりすることで、災害や事故などを未然に防ぐために活用できます。

Yahoo! JAPANは今後もインターネットを活用し、災害が多数発生する日本の社会課題の解決に取り組んでいきます。

■防災士が投稿する“危険箇所”の例
<大雨や台風などの際に、洪水や冠水が懸念される箇所>
・アンダーパス
・用水路や側溝
・小さな河川や小川
・周囲より低い道路や土地
・海沿いの道路や低地
・急な坂
・道の途中の段差
・マンホール

<地震や暴風雨などの際に、倒壊や落下物が懸念される箇所>
・ブロック塀
・自動販売機など転倒しそうな設置物
・崖や露頭
・ビルの多い通り

<通行の際に危険性が高い箇所(※6)>
・見通しの悪い交差点や曲がり角
・狭い道や袋小路
・街灯のない道
・足場の悪い道

■“危険箇所”投稿のイメージ

※1:特定非営利活動法人「日本防災士機構」(外部リンク)が認定する民間資格。約20万人の防災士が全国で活動している。
※2:特定非営利活動法人「日本防災士会」(外部リンク)とYahoo! JAPANが連携し、同会に登録する防災士が「災害マップ」に“危険箇所”を投稿する。「日本防災士会」に登録する防災士の数は約9千人。 
※3:「Yahoo!防災速報」アプリ、ユーザー同士で災害状況を共有し、危険をいち早く確認できる機能「災害マップ」の正式版を提供開始(2020年3月10日発表)
※4:Yahoo!防災速報アプリの「災害マップ」機能で 被災地の最前線で活動する団体や報道機関などによる災害状況の投稿受付を開始(2020年9月24日発表)
※5:立体交差など、前後区間と比べて急激に道路の高さが低くなっている区間のこと(国土交通省サイトより) (外部リンク)
※6:夜間や降雨の中での避難時に注意が必要な箇所や、平時に交通事故などの危険性が高い場所

■参考情報(コーポレートブログ)
あなたの街の「危険箇所」は? 災害マップの危険箇所情報

■「Yahoo!防災速報」について
利用者数2,000万(※7)を突破したスマートフォン向け防災通知アプリ「Yahoo!防災速報」は、緊急地震速報や豪雨予報、避難情報など、ユーザーの安全に役立つ情報を配信するサービスです。また、ユーザーが日頃から災害に備えられるように、防災関連情報をまとめた「防災手帳」機能も搭載しています。
※7:2021年1月29日時点

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