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プレスリリース

2021.07.20

『Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞』 ノミネート作品発表

~ ニュースで話題になったあの現場や人物、社会が抱える問題、大事件など多様なテーマを描いた6作品が入選!
大賞は11月上旬に発表予定 ~

https://news.yahoo.co.jp/nonfiction/

ヤフー株式会社が運営する日本最大級のインターネットニュース配信サービス『Yahoo!ニュース』と、全国の書店員がお客様に薦めたい本を投票して大賞を決定する『本屋大賞』は本日、『Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞』(以下、ノンフィクション本大賞)にノミネートされた6作品を発表しました。今後、全国の書店員による投票を経て、11月上旬に大賞として1作品を発表します。


【Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞 ノミネート作品(著者/出版社)】※作品名五十音順
◆『あの夏の正解』 早見和真/新潮社
◆『海をあげる』 上間陽子/筑摩書房
◆『キツネ目 グリコ森永事件全真相』 岩瀬達哉/講談社
◆『ゼロエフ』 古川日出男/講談社
◆『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』 河野 啓/集英社
◆『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』 河合香織/岩波書店

より多くの読者に良質なノンフィクション作品の魅力を伝え、作品に触れていただき、世界で起きている事象についての思考を深めてもらうことを目的とするノンフィクション本大賞は、今年で4回目を迎えます。
今後もYahoo!ニュースは、ノンフィクション本大賞を通じて、執筆や出版に労力がかかるノンフィクション本を応援し、受賞者をはじめとする優良な書き手や出版社、書店とのつながりを深め、その活動を支援していくことを目指していきます。

■「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞」ノミネート作品について
今年は新型コロナウイルス感染症に関連した作品がノミネートされました。コロナ禍で甲子園という夢に挑戦できない高校球児の姿を追った『あの夏の正解』(早見和真/新潮社)、専門家会議の舞台裏を関係者の証言で描いた『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』(河合香織/岩波書店)です。

『海をあげる』(上間陽子/筑摩書房)は、琉球大学教授で非行少年少女の問題を研究している著者が、これまでのフィールドワークや自らの体験を元に綴った初のエッセー集です。『キツネ目 グリコ森永事件全真相』(岩瀬達哉/講談社)は、日本で初めて『劇場型犯罪』と呼ばれた事件を改めて丹念に取材し、事件の構造に迫った作品です。『ゼロエフ』(古川日出男/講談社)は、数々の文学賞を受賞した著者が、東日本大震災10年を機に故郷・福島を取材して執筆したルポルタージュ作品です。

『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(河野啓/集英社)は、2018年5月にエベレストで滑落して亡くなった登山家が「登り続けた理由」を追った作品で、第18回開高健ノンフィクション賞を受賞しています。

■特設ページでノンフィクションの魅力を伝える2つのコンテンツを掲載
1)昨年の受賞者・佐々涼子さんのそれから「ノンフィクションは一期一会。これを書くために私はここにいたんだって思える瞬間がある」
2)現役の書店員が語る「ノンフィクションって、幅が広い。どんな人もピンとくる一冊が見つかるはず」

■「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞」詳細
【実施スケジュール】
2021年5月20日  一次選考(書店員による投票)スタート
2021年6月30日  一次選考締め切り
2021年7月20日  ノミネート作品発表。二次選考(書店員による投票)スタート
2021年9月20日  二次選考締め切り
2021年11月上旬 大賞1作品発表

【対象作品】
2020年7月1日から2021年6月30日の1年間に日本語で出版されているノンフィクション作品全般(※海外作品の翻訳本は除く)

【副賞】
取材支援費:100万円

■過去の大賞作品とノミネート作品
【第1回(2018年)】
大賞:『極夜行』 角幡唯介/文藝春秋

ほかノミネート作品(作品名五十音順):
『一発屋芸人列伝』 山田ルイ53世/新潮社
『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』 松本創/東洋経済新報社
『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』 旗手啓介/講談社
『日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』 青山透子/河出書房新社
『ノモレ』 国分拓/新潮社
『Black Box ブラックボックス』 伊藤詩織/文藝春秋
『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』 内田洋子/方丈社
『ユニクロ潜入一年』 横田増生/文藝春秋
『43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層』 石井光太/双葉社

参考:『Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2018年 ノンフィクション本大賞』の受賞作品は角幡唯介さんの『極夜行』に決定!(2018年11月8日発表)

【第2回(2019年)】
大賞:『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 ブレイディみかこ/新潮社

ほかノミネート作品(作品名五十音順):
『安楽死を遂げた日本人』 宮下洋一/小学館
『吃音 伝えられないもどかしさ』 近藤雄生/新潮社
『牙 アフリカゾウの『密猟組織』を追って』 三浦英之/小学館
『ストーカーとの七〇〇日戦争』 内澤旬子/文藝春秋
『東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか』 中村淳彦/東洋経済新報社

参考:『Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞』の受賞作品はブレイディみかこさんの 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に決定!(2019年11月6日発表)


【第3回(2020年)】
大賞:『エンド・オブ・ライフ』 佐々涼子/集英社インターナショナル

ほかノミネート作品(作品名五十音順):
『サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する』 梯 久美子/KADOKAWA
『女帝 小池百合子』 石井妙子/文藝春秋
『聖なるズー』 濱野ちひろ/集英社
『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』 高橋ユキ/晶文社
『ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち』 ブレイディみかこ/筑摩書房

参考:「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞」の受賞作品は佐々涼子さんの 『エンド・オブ・ライフ』に決定!(2020年11月10日発表)

「本屋大賞」公式サイト

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