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    2018年11月8日

    ヤフー株式会社

    今年新設した「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2018年 ノンフィクション本大賞」の 初の受賞作品は角幡唯介さんの「極夜行」に決定!

    ~ 全国の書店員約100名の投票と本屋大賞実行委員会の選考により決定 ~

    Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2018年 ノンフィクション本大賞」ウェブサイト

    ヤフー株式会社が運営する日本最大級のインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」と、書店員自身による「面白かった」、「お客様に勧めたい」と思った本への投票で決定する「本屋大賞」が連携して今年新設した「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2018年 ノンフィクション本大賞」は、約100名の書店員の投票によるノミネート10作品の選出と、その後、本屋大賞実行委員会による選考を経て、初の大賞受賞作品を角幡唯介さんの「極夜行(きょくやこう)」に決定しました。


    ◆「極夜行」角幡唯介/文藝春秋
    舞台は冬の北極。太陽が昇らない極夜を4ヵ月間冒険した作品。特異な環境下で感じた不安や絶望とは何なのか。巧みな構成と文章表現で読者を現場へと誘う。作家、探検家としての「最高到達点」がここにある。

    【著者プロフィール】角幡唯介 Yusuke Kakuhata
    ノンフィクション作家、探検家。1976年、北海道芦別市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。同大探検部OB。2002年~03年冬に、長い間「謎の峡谷」と呼ばれていたチベット、ヤル・ツアンポー峡谷の未踏査地域を単独で探検し、空白部を調査した。03年に朝日新聞社に入社、08年に退職後、ネパール雪男捜索隊に参加する。09年冬、再び単独でツアンポーの探検に向かい、二度のツアンポー探検を描いた『空白の五マイル』で10年に開高健ノンフィクション賞、11年に大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞した。次作の『雪男は向こうからやって来た』は12年に新田次郎文学賞受賞。『アグルーカの行方』は13年に講談社ノンフィクション賞受賞。『探検家の日々本本』で15年に毎日出版文化賞書評賞受賞。エッセイに『探検家、36歳の憂鬱』『探検家、40歳の事情』など。18年に発表した『極夜行』で第1回「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2018年 ノンフィクション本大賞」を受賞。

    ◆角幡唯介さんからのコメント
    冒険行動はきわめて個人的な動機に基づく営為ですが、しかし個人的営為であるだけに、その根底を深く掘り下げれば実存や生き方に関する何らかの普遍性に行き当たります。なぜなら私という一人の人間の表皮を一枚ずつめくったその最奥には、人類の普遍性しか残らないはずだからです。他者の関心をひきそうな分かりやすいテーマは敢えて無視し、自分はなぜそれをやるのか、その極私的な部分だけに焦点をあてて分析し、行動し、これまで本を書いてきました。『極夜行』はそれが一番うまく表現できた最高傑作だという手応えがあり、今回の受賞には今までにない喜びを感じています。

    ◆書店員さんからの推薦コメント
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    なぜ人は冒険をするのか-。
    1日中太陽が昇らない状態が何カ月も続く漆黒の世界が、極北のグリーンランドにある。そこを相棒となる犬1頭だけを連れ、橇を引く。何も見えない闇の世界をひたすら行く。ブリザードとたたかい、氷河を登る。食糧を失い、迷子にもなり、闇に絶望する。相棒を食糧とせざるを得ない状況にも追い込まれてしまう。
    臨場感あふれる言葉にぐいぐいと引き込まれ、まさに追体験をしているかのようにどきどきさせられた。
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    開高健・大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したデビュー作の「空白の五マイル」は傑作でした。今回の『極夜行』はもっと素晴らしい!グリーンランドで、太陽の出ない極夜を犬と冒険する壮絶な記録。生死を懸けた旅なのに文章がユーモアたっぷりで面白い、ページをめくる手が止まりません。今年最高のノンフィクション作品!お勧めです。
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    「Yahoo!ニュース」では、世の中の重要なニュースをいち早くお届けするだけでなく、長期的な視点で事象を深掘りする「Yahoo!ニュース 特集」や、様々な分野の有識者や専門家による記事を掲載する「Yahoo!ニュース 個人」などのコーナーを拡充し、ニュースを通して世の中の課題を解決していくことを目指しています。
    世界で起きている事象を様々な視点から切り取るノンフィクション作品も、事象への知識や考えを深めていただくきっかけになるものと考え、今年4月に「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」の実施を決定しました。

    また、「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」公式サイトでは、ノンフィクション本に興味を持っていただくきっかけを作るべく、毎週各界で活躍する方々に“忘れられない一冊”をご紹介いただく「わたしのノンフィクション」企画を実施し、これまでに32作品をご紹介いたしました。
    わたしのノンフィクション

    「Yahoo!ニュース」は本賞を通して、より多くの方に良質なノンフィクション作品の魅力を伝え、作品に親しんでいただくことを目指すとともに、受賞者をはじめとする優良な書き手や出版社、書店とのつながりを深め、その活動を支援していきます。


    (写真:元木みゆき)


    <ご参考>
    【「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2018年 ノンフィクション本大賞」ノミネート作品(著者/出版社)】
    ※作品名五十音順
    ◆「一発屋芸人列伝」 山田ルイ53世/新潮社
    ◆「軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い」 松本創/東洋経済新報社
    ◆「極夜行」 角幡唯介/文藝春秋
    ◆「告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実」 旗手啓介/講談社
    ◆「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」 青山透子/河出書房新社
    ◆「ノモレ」 国分拓/新潮社
    ◆「Black Box ブラックボックス」 伊藤詩織/文藝春秋
    ◆「モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語」 内田洋子/方丈社
    ◆「ユニクロ潜入一年」 横田増生/文藝春秋
    ◆「43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層」 石井光太/双葉社

    【「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2018年 ノンフィクション本大賞」概要】
    ◆実施スケジュール
    2018年7月10日 一次選考(書店員による投票)スタート
    2018年8月9日 一次選考締め切り
    2018年9月11日 ノミネート作品発表
    二次選考(本屋大賞実行委員会とYahoo!ニュースによる選考)スタート
    2018年11月8日 大賞作品発表

    ◆対象作品
    2017年7月1日から2018年6月30日の間に、日本語で出版されているノンフィクション作品全般(※海外作品の翻訳本は除く)

    ◆副賞
    取材支援費:100万円

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