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2022.06.17

挑戦や変化をいとわず、セカンドキャリアを見据えて西表島へ移住 ヤフーの新しい働き方

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ヤフーでは、2022年4月から移住地を全国に拡大し、飛行機通勤が可能になりました。この制度を使って名古屋市(愛知県)から西表島(沖縄県)に移住し、「新しい働き方」を実現している藤堂に、島暮らしの魅力、オンライン会議で工夫していることなどを聞きました。

    目次:
  1. セカンドキャリアを見据えた長期休暇が移住の後押しに
  2. 西表島は、海がきれいで豊かな環境が魅力
  3. 島では早めに始業して早めに終えてダイビングも オンオフをしっかり切り替え
  4. オンライン会議では、身ぶり手ぶりも使ってコミュニケーションを工夫
  5. チャレンジするヤフーとともに、いくつになっても変化し続けたい
藤堂 淑昭(とうどう よしあき)
2004年ヤフー入社。Yahoo! MAPの品質管理業務などを経て、現在は、システム統括本部の技術アウトソーシング管理部門で、開発系業務委託のソーシング業務を担当。
※写真はサバティカル制度を使って訪れた西表島にあるピナイサーラの滝

セカンドキャリアを見据えた長期休暇が移住の後押しに

子どもの頃から海が大好きで、よくシュノーケリングもしていました。大学時代は水産学部で学び、社会人になってからは、いろいろな海に潜ったり、家族旅行で西表島にも何度か行ったりしてきました。

ヤフーには、自らのキャリアや働き方を見つめなおすことを目的に、勤続10年以上の正社員が最長で3カ月間の長期休暇を取得できる「サバティカル制度」があります。
私は、50代後半に入り、今後の働き方や生活する場所など、セカンドキャリアを考える年齢になってきたこともあり、このサバティカル制度を活用して、2019年の6月から8月末まで、移住も念頭に入れ西表島に滞在しました。そのときに地域コミュニティーに入ったことで気づいたこともありました。
たとえば、学生時代に野球部に所属していた私は、今も西表島で小学生の野球チームのお手伝いをしています。過去の経験を生かした地域貢献のかたちもあることを、地元の方との会話を通じて発見できました。

西表島は、海がきれいで豊かな環境が魅力

西表島は手付かずの大自然が残っていて、日本でも珍しいほど豊かな環境があります。都市では庭に草木を植えたり、ペットを飼ったりして、少しでも自然を感じようとしていましたが、西表島ではそんな必要を感じません。逆に、「人間が大自然の中の一部になっている」という感覚になります。
西表島は9割以上が森林に覆われていて、山も川も海もあります。川の水と海水が交わる「汽水域(きすいいき)」では、マングローブや亜熱帯植物などを観賞できますし、生物の多様性を実感できます。
子どもの頃に、西表島の野生動物を特集したテレビ番組に魅せられた思い出も関係しているかもしれません。コノハチョウの生態やオカガニの産卵シーンがとても印象深く、いつか島で遭遇できたらと、今も童心に帰ってワクワクしています。
ただ、島暮らしのデメリットでいいますと、虫が苦手な方には厳しいかもしれませんね。また、西表島には都市のような充実した診療施設はないため、その状況を受け入れて、健康には十分に注意し体力づくりをしっかり行っていくことも必要だと思います。

※汽水域のナダラ川に生息するトントンミー(ミナミトビハゼ)(撮影は藤堂本人)

島では早めに始業して早めに終えてダイビングも オンオフをしっかり切り替え

西表島でリモートワークをする際は、名古屋で仕事をするときより朝は2時間程度早めにスタートして、メリハリをつけて働き、早めに業務を終了するようにしています。そうすれば、まだ明るいうちにダイビングをすることも可能です。オンオフの切り替えがしっかりできると、仕事にもより集中できます。
西表島から名古屋に行く場合、船、バス、飛行機、電車などを乗り継ぐ必要があり、9時間程度かかってしまうため、移動は休日を使います。新しい働き方では、業務でパフォーマンスを最大化することが前提だと理解していますから、プライベートが支障をきたすことがないよう意識しています。

移住を検討する際は、このような移動の流れも含めて、無理なく続けられるか確かめておくことが大切だと思います。長期休暇が難しければ、一週間程度のワーケーションなどを活用しながら、まずは気になる土地に飛び込んでみることをおすすめします。
また、家族がいる場合は、しっかり時間をかけて自分のプランや価値観を理解してもらうことが必要になるでしょう。私は何年もかけて伝えました。移住した今も、家族の理解に対して感謝の気持ちを忘れないようにしています。

※西表島と小浜島の間にある野原曽根でのダイビングで遭遇したマンタ(撮影は藤堂本人)

オンライン会議では、身ぶり手ぶりも使ってコミュニケーションを工夫

現在、私は技術アウトソーシング管理部門で、ヤフーの開発現場と業務委託社員を調整する役割を担当しています。ヤフーには技術職を中心に、とても多くの業務委託社員が活躍しています。私たちは「パートナー」と呼んでいるのですが、会社にとってなくてはならない、大切なパートナーだと感じています。
パートナーのみなさんに、より高いパフォーマンスを発揮してもらうために、働きやすさなどのアンケートを定期的に取って、業務環境などの改善につなげているのですが、良い結果や感謝のコメントを見ると、やりがいを感じますね。
リモートワークが前提になったので、パートナーのみなさんを含めて、会議などはオンラインに切り替わっています。ただ、オンラインの会議では、相手に対して必要以上に気を遣いすぎてしまうこともありますし、コミュニケーションを工夫しないと、空気が硬くなったり発言をしづらくなったりする傾向があるのではないでしょうか。
そこで、私は自分が話すときはなるべく笑顔を心がけ、身ぶり手ぶりを活用しています。また、打ち合わせの終わりには、手を振るように心がけています。ちょっとしたことですが、みんな表情が緩やかになり、一緒に手を振ってくれる人も増えてきて、雑談が増えるなど、コミュニケーションが少しは円滑になった気がしています。自分は年長者ということもあり、相手が話しやすい場にできるよう、聞き出す姿勢を意識しています。

※チームでのオンライン会議で手を振り合っている様子

チャレンジするヤフーとともに、いくつになっても変化し続けたい

過去を振り返ると、以前は「少しおっかないおじさんだったな」ですとか、「いわゆる昭和的なサラリーマンだった時代があったな」と、反省することが多くなってきました。前職時代にも、会社の野球チームの監督をしていましたが、自分の価値観を優先する、少し厳しすぎる鬼監督だったかもしれません。
しかし、時代も変わり、古い価値観では通用しない世界になっています。IT業界ということもあり、ヤフーには、居住地の自由に加え、育児や介護を目的とした選択式の週休3日制などいろいろな働き方があり、若い社員も多くて、刺激を受けることも多いですね。最近ではダイバーシティーという言葉もよく聞くようになりましたが、多様な価値観を受け入れることが大事になってきています。
それを踏まえて、対人コミュニケーションをかなり工夫しているつもりですし、年齢を重ねて性格的に丸くなってきた部分は確実にあると思います。時代や環境の変化に合わせて「変わっていかなければならない」と、強く意識していますし、「脱皮できない蛇は死ぬ」という感覚があります。
ヤフーは、リモートワークの制度もそうですが、柔軟性がありつつも、決めたら前を向いて突き進むところが好きです。人事評価制度に関しても、常に改善を繰り返してきている印象があります。私自身も、常に前を向いてチャレンジする会社の社風とともに、いくつになっても変化し続けていきたいですし、成長するためにアップデートを続けていきたいと思います。

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