企業情報

2020.02.26

今冬のインフルエンザはこの10年でもっとも流行しなかった⁉ ビッグデータによる予測値も減少傾向

今冬のインフルエンザはこの10年でもっとも流行しなかった⁉ ビッグデータによる予測値も減少傾向

こんにちは、「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」チームです。

ビッグデータレポートではこれまで、ヤフー検索のデータから分析したインフルエンザ感染状況を予測するという取り組みを行い、報告をしてきました。
今年の冬もデータを観測しておりましたが、ここ直近10年においては見られなかった特異な動きとなったためにレポートとして報告いたします。

2019年12月24日に次のようなレポートを公開いたしました。
今年のインフルエンザはすでに流行中? ビッグデータでわかった年末年始の危険度

2019年12月末に公開した上記レポートでも報告しましたが、この冬のインフルエンザはこの10年でもっとも早く流行宣言が出されました。つまり、この10年でもっとも早く感染拡大がはじまったといえます。また、前回のレポート公開時は、そこからさらに予測値が増加傾向にあったため、年末年始はお気を付けくださいという内容の報告をいたしました。

その後、年末にかけて上昇をした後、年明け以降は感染数が増減を繰り返しながら横ばいを続け、その後ダウントレンドに入りました。2011年冬以降のインフルエンザ患者報告数推移と今年の推移を比較したのが次の図です。

画像

一目瞭然ですが、今年のインフルエンザの患者報告数推移はほかの9年間とはかなり異なることがわかります。通常、インフルエンザは11月末や12月初旬より上昇をはじめ、1月から2月頭にピークを迎え、その後なだらかに収束していく傾向にあります。しかし、今年のインフルエンザは流行自体は早く始まりましたが、その後1月に入ってから患者報告数が増加傾向に入らないというここ最近では見せなかった動きとなりました。

そしてヤフーのビッグデータから翌週の厚生労働省報告数を予測したところ、次のような値となりました。

画像

前週の報告数より下がって6.93となり、インフルエンザはさらに終息に向かっている傾向が現れました。
なお、過去においてはダウントレンドに入った後も再び上昇することがありましたので安心はできませんが、現状の数値としてはこのような傾向にあります。また、数値は下がっているとはいえ、流行宣言が出る数値「1」よりもまだまだ高いため、感染の脅威が続いている状況には変わりません。

新型コロナウイルスもそうですが、インフルエンザにもしばらくは注意しつつ、万全の衛生を心がけてお過ごしください。
今後ともビッグデータレポートをよろしくお願いいたします。

このページの先頭へ