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企業情報

2016.03.30

ベトナムの開発拠点に駐在中 新卒5年目のエンジニア

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2015年5月に設立した、ヤフー初の海外開発拠点「Techbase VietNam Company Limited」(以下、テックベースベトナム)。
現地のエンジニアの教育や、日本とベトナムのコミュニケーションをスムーズにする目的で、日本からエンジニアが期間限定で駐在しています。
今回は、Yahoo!ショッピングのエンジニア、古谷さんにお話を聞きました。

- テックベースベトナムでの業務内容を教えてください。

ベトナム拠点のエンジニアにヤフーの開発ルールを教えたり、日本から送られてくる仕様書の内容をかみくだいて 「コミュニケーター」と呼ばれる通訳担当の方に伝えたりしています。
仕様書の内容をただ日本語に翻訳しただけでは開発ができないこともあるので、そのような時は日本の担当者に確認をしながら進めています。

- 日本とベトナムのやりとりをスムーズにするために工夫していることはありますか?

まず、ベトナム拠点のメンバーは、日本の勤務時間帯に合わせて勤務しています。日本とベトナムの時差は2時間なので、日本の業務開始時間である朝10時に合わせて、ベトナムの業務は朝8時からとなっています。

毎週2回は必ず、日本とテレビ会議を行います。また、業務時間中はお互いiPadでFacetimeをつなぎっぱなしにしていて、何か確認したいことがあった時はできるだけ、お互いの顔を見て話すようにしています(^^

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- ベトナムで働いてみて印象的だったことはありますか?

ベトナム拠点の社員の平均年齢が20代後半と若いこともあり、とても活気があります。ベトナムのオフィスではみんな、何かあるとすぐに集まって話し合っていますね。
仕事が終わってからも自主的に日本語勉強会を開催するなど、とても熱心な方が多いと思います。

ただ、ベトナムの人たちは上下関係をとても重んじるので、私たち駐在メンバーと意見がぶつかることがあると、いつも譲ってくれるんです。
ヤフーの日本のオフィスだと、立場や年齢に関係なく、お互いに言いたいことを言える雰囲気があるので、そこは少し違うなと感じました。

- Yahoo!ショッピングの「らくらく通販」アプリは、ベトナムのエンジニアのみなさんが開発したそうですね。

はい。ベトナムの方は基本的に残業をあまりしない文化なのですが、リリース日に向けて自主的に残って開発をしていたことが印象的でした。

- 海外拠点と一緒にものづくりをするメリットを教えてください。

ベトナムのエンジニアは思っていた以上に優秀で、言葉の壁さえなければすぐにでも日本でも問題なく開発ができると思います。そのことに、同じエンジニアとして危機感を感じ、もっと自分のスキルも高めなくては! と焦るなど、いい刺激をもらっています。

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- 駐在中にやりたいことを教えてください。

最終的には、日本のオフィスから誰も駐在しなくても、サービスの運用と開発ができるようになってほしいと思っています。
そのためにベトナム拠点ではエンジニアを増やしていて、現在約50人が働いています。また、去年の11月からデザイナーも1名、現地採用しています。

また、昨年からはディレクション担当者が1名駐在中で、ベトナムの社員がディレクションができるよう、教育しているところです。

- 駐在してみて、ご自身が変化したと感じることはありますか?

これまでは、自分が担当している案件しか見えていませんでしたが、ベトナムに駐在し複数のチームを見るようになったことで、視野が広がったと感じています。物事を俯瞰(ふかん)して見られるようになりました。

私より先にベトナムに駐在し日本に戻ってきたメンバーは、新たな挑戦をするなど、それぞれ活躍しています。
私も駐在期間が終わった時に、もっと成長していたいと思います!

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