Yahoo!きっずの水上です。Yahoo!きっずでは「インターネット5つのルール」をもとに、インターネットやスマホを利用する際のマナーやモラルについて考えるワークショップを各地の小中学校で行っています。
【インターネット5つのルール】
- 知らない人に自分の名前や住所などを教えないこと
- 知らないサイトには注意すること
- 相手を思いやること
- 情報の発信には責任をもつこと
- 使いすぎには注意すること
先日は、千葉県浦安市立東野小学校PTA主催のイベントで、6年生とその保護者の皆さまを対象にワークショップをさせていただきました。
はじめに、授業などでもすでに活用しているインターネット、これから持つ人が増えていくと思われるスマホについて、利用におけるメリットとデメリットをグループで話し合い、発表してもらいました。
【子どもたちが考えたインターネット、スマホ利用のメリット】
・調べ物が簡単
・世界の情報が手に入る
・アプリでいろいろなことができる
・声でも検索ができる
【子どもたちが考えたインターネット、スマホ利用のデメリット】
・ウソが書かれている場合もある
・悪いことに使う人もいる
・顔がわからないからいじめなどのトラブルが起こりやすい
「自分用のスマホを持っている」と答えたのは全体の3割ぐらいの生徒で、全国平均より少し多め(総務省統計によると小学校高学年の所有率は2割弱)。また、 全体の5、6割の子どもが「自分のスマホがほしい」と答えました。

次に、インターネットやスマホの利用時に気をつけるべきこと、保護者が心配していることなどをお話しました。
【子どものスマホについて保護者の心配事】※東京都調べ
- 使いすぎ
- 友だちとのトラブル(いじめ)
- 知らない人と知り合いになること
- 高額請求
- 自分の写真をアップしてしまうこと
出典「東京都:家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査2015」
そして、子どもたちがインターネットとスマホを利用する時にはどんなルールを作ればよいのかを話し合い「インターネットやスマホを使うときの約束」を発表してもらいました。




子どもたちが自分たちで決めたルールです。どれもしっかり考えられたものばかりで、
保護者のみなさんや先生方は「思っていたより子どもたちは注意すべきことなどをわかっているんだなと思いました」「時間内にこれだけのルールをきちんとまとめられたのは予想外だった」などと驚いていました。
Yahoo!きっずでは、今後も保護者の皆様、学校の先生方と連携して、子どもたちのインターネット体験がよりよいものとなるよう、活動していきます!