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プレスリリース

2020.07.20

「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞」ノミネート作品発表

~ 「女帝 小池百合子」、昨年大賞受賞のブレイディみかこ氏の新刊を含む6作品が入選。
大賞は11月上旬に発表予定 ~

「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞」

ヤフー株式会社が運営する日本最大級のインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」と、全国の書店員がお客様に薦めたい本を投票して大賞を決定する「本屋大賞」は、本日、「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞」(以下、ノンフィクション本大賞)のノミネート作品6作品を発表しました。今後、全国の書店員による投票を経て、11月上旬に大賞1作品を発表します。



【Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞 ノミネート作品(著者/出版社)】※作品名五十音順
◆「エンド・オブ・ライフ」 佐々涼子/集英社インターナショナル
◆「サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する」 梯久美子/KADOKAWA
◆「女帝 小池百合子」 石井妙子/文藝春秋
◆「聖なるズー」 濱野ちひろ/集英社
◆「つけびの村 噂が5人を殺したのか?」 高橋ユキ/晶文社
◆「ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち」 ブレイディみかこ/筑摩書房

より多くの読者に良質なノンフィクション作品の魅力を伝え、作品に触れていただき、世界で起きている事象についての思考を深めてもらうことを目的とするノンフィクション本大賞は、今年で3回目を迎えます。
今後も「Yahoo!ニュース」は、ノンフィクション本大賞を通じて、執筆や出版に労力がかかるノンフィクション本を応援し、受賞者をはじめとする優良な書き手や出版社、書店とのつながりを深め、その活動を支援していくことを目指してまいります。

■「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞」ノミネート作品について
今年も多種多彩なテーマの6作品がノミネートされました。終末医療の現場で理想の死の迎え方に向き合った「エンド・オブ・ライフ」(佐々涼子/集英社インターナショナル)、かつて「国境線観光」が行われたという島をめぐる紀行ルポ「サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する」(梯久美子/KADOKAWA)、また、先日の東京都知事選で再選を果たした現都知事の半生を描いた「女帝 小池百合子」(石井妙子/文藝春秋)は、「Yahoo!ショッピング」のノンフィクション書籍部門で6月の月間売上ランキング1位を獲得、7月も首位を維持し続けています(7月19日時点)。
そのほか、犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」に密着し、2019年の第17回開高健ノンフィクション賞を受賞した「聖なるズー」(濱野ちひろ/集英社)、2013年山口連続殺人放火事件の真相解明に挑んだ「つけびの村 噂が5人を殺したのか?」(高橋ユキ/晶文社)や、昨年のノンフィクション本大賞を受賞したブレイディみかこ氏は、自身が拠点とする英国の中高年男性の悲喜こもごもを見つめたエッセー「ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち」(筑摩書房)で2年連続のノミネートとなりました。

■特設ページでノンフィクションの魅力を伝える2つのコンテンツを掲載
1)【ヒットの裏側】「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は、なぜ54万部を売り上げたのか?
昨年のノンフィクション本大賞受賞作「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(ブレイディみかこ/新潮社)は、累計54万部を売り上げるヒットを記録しました。そのヒットの裏側に迫るべく、版元・新潮社の担当チームのみなさんに、同作の企画立案から大賞受賞までの秘話をインタビューした記事を掲載しました。

2)書店員さんが教えてくれました「はじめてのノンフィクション本」
普段ノンフィクション本になじみがなく、何から読んだらいいのかわからないという人のために、10人の書店員がそれぞれ1冊ずつお薦めするコンテンツを掲載し、ノンフィクションというジャンルに親しむきっかけを提供しています。

■「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞」詳細
【実施スケジュール】
2020年5月20日  一次選考(書店員による投票)スタート
2020年6月30日  一次選考締め切り
2020年7月20日  ノミネート作品発表。二次選考(書店員による投票)スタート
2020年9月20日  二次選考締め切り
2020年11月上旬 大賞1作品発表

【対象作品】
2019年7月1日から2020年6月30日の1年間に日本語で出版されているノンフィクション作品全般(※海外作品の翻訳本は除く)

【副賞】
取材支援費:100万円

■過去の大賞作品とノミネート作品
【第1回(2018年)】
大賞:「極夜行」 角幡唯介/文藝春秋

ほかノミネート作品(作品名五十音順):
「一発屋芸人列伝」 山田ルイ53世/新潮社
「軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い」 松本創/東洋経済新報社
「告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実」 旗手啓介/講談社
「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」 青山透子/河出書房新社
「ノモレ」 国分拓/新潮社
「Black Box ブラックボックス」 伊藤詩織/文藝春秋
「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」 内田洋子/方丈社
「ユニクロ潜入一年」 横田増生/文藝春秋
「43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層」 石井光太/双葉社

参考:「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2018年 ノンフィクション本大賞」の受賞作品は角幡唯介さんの「極夜行」に決定!(2018/11/8)

【第2回(2019年)】
大賞:「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 ブレイディみかこ/新潮社

ほかノミネート作品(作品名五十音順):
「安楽死を遂げた日本人」 宮下洋一/小学館
「吃音 伝えられないもどかしさ」 近藤雄生/新潮社
「牙 アフリカゾウの『密猟組織』を追って」 三浦英之/小学館
「ストーカーとの七〇〇日戦争」 内澤旬子/文藝春秋
「東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか」 中村淳彦/東洋経済新報社

参考:「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞」の 受賞作品はブレイディみかこさんの 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」に決定!(2019/11/6)

「本屋大賞」公式サイト

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