プレスリリース

2020.06.11

Yahoo! JAPAN研究所、アニコムと共同でペットフードとアレルギー疾患の関連性に関する研究結果を発表

~ eコマースで購入したペットフードのデータからアレルギー疾患罹患の可能性を予測。
ビッグデータの力で大規模なサンプル数をもとにした調査が可能に。 ~

ヤフー株式会社(以下、ヤフー)で先進的なビッグデータ・AI技術の研究開発を担うYahoo! JAPAN研究所は、人工知能学会において、ペット保険シェアNo.1(※1)のアニコム損保を子会社に持つアニコム ホールディングス株式会社(以下、アニコム)と共同で、「eコマースの購入データを用いたペットフードと犬の疾患の関連性分析」を本日発表しました。
※1:シェアは、各社の2019年の契約件数から算出。株式会社富士経済発行「2020年ペット関連市場マーケティング総覧」調査

今回の研究は、ヤフーのビッグデータをもとに「ペットの健康」に貢献することができるのではないかという着想から、アニコムと共同で実施しました。
本研究では、与えるペットフードの原材料とアレルギー疾患への罹患に関連性があるのではないかという仮説をもとに、アニコムが保有する保険金請求データおよびアンケート結果、ヤフーが保有するeコマースでのペットフードの購入データの両軸から分析・検証を行いました。(※2)その結果、ペットフードの原材料とアレルギー疾患の保険金請求割合には関連性が見られ、食べたペットフードの原材料によって罹患を予測できる可能性が見えてきました。また、罹患後の治療実態を一定程度把握できる保険金請求データおよびアンケート結果と、eコマース購入データとの整合性を確認し(下図参照)、ペットフードと疾患に関する研究において、eコマース購入データを代替指標として使用できる見通しが立ちました。発表詳細はこちらをご確認ください
※2:アニコムの保険金請求データおよびアンケート結果、ヤフーのeコマース購入データともに、統計データとした上で照合しています。

従来、ペットフードや薬剤に関する調査・研究は、サンプル数が1~2桁の臨床実験か、数千~数万のアンケートをもとに実施するのが通常でした。今回のビッグデータを活用した研究により、数百万件以上の大規模なサンプルが得られるeコマース購入データをもとにした調査の可能性が開けました。Yahoo! JAPAN研究所とアニコムでは今後、ほかの疾患や猫を対象にした調査も実施予定です。

Yahoo! JAPAN研究所では今後も、ビッグデータや技術の力を次世代の社会の課題解決へ活用することを目的にさまざまな研究を行うとともに、研究結果の積極的な公開・発信を行っていきます。

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