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プレスリリース

2019.04.09

Yahoo!ニュースと本屋大賞が共同で実施する「ノンフィクション本大賞」 昨年に引き続き、2回目の実施が決定

~ 11月に大賞作品を発表予定。ノンフィクション本の読者拡大、優れた書き手や出版社・書店の支援を目指す。 ~

「Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞」ウェブサイト

ヤフー株式会社が運営する日本最大級のインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」は、書店員自身による「面白かった」、「お客様に勧めたい」と思った本への投票で決定する「本屋大賞」と共同で実施する、「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」(以下、ノンフィクション本大賞)を、昨年に引き続き実施することを決定しました。

昨今、出版市場の縮小を懸念する声が高まっています。特にノンフィクション本は、取材や執筆に多くの労力やお金がかかる一方、作品を発表し対価を得られる場が減少しつつあり、さらに厳しい環境に置かれています。

「Yahoo!ニュース」は、世の中の重要なニュースをいち早くわかりやすくお届けすることに加え、長期的な視点で課題を深掘りする記事や、様々な分野の有識者や専門家による記事やコメントを配信する「Yahoo!ニュース 個人」などを通じて、事象への理解を深め、課題解決や行動へとつながるニュースをお届けすることを目指しています。また、良質な記事を継続的に提供するため、「Yahoo!ニュース」のパートナーである媒体社への支援も行う一方、「Yahoo!ニュース 個人」の書き手には取材費用の提供などの執筆支援を行っています。

ノンフィクション本も読者に新しく深い視点を与えてくれる大切な存在であると考え、「Yahoo!ニュース」内にとどまらず、出版市場・ノンフィクション本市場の活性化や、優れた書き手や出版社・書店を支援することを目的に、昨年本屋大賞と共同で「ノンフィクション本大賞」を創設しました。初回の実施でありながら、出版社や書店、作家、読者の方などから大きな反響が得られたことから、第2回の実施を決定しました。

「Yahoo!ニュース」では今年も引き続き「ノンフィクション本大賞」を実施し、より多くの方に優れたノンフィクション本の魅力をお伝えすることで、読者と出合う機会を創出し、実際に読んでいただくことを目指すとともに、受賞者をはじめとする優良な書き手や出版社、書店を支援していく予定です。

【「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」実施概要】
■スケジュール:
2019年7月 一次選考スタート
2019年8月 一次選考締め切り
2019年9月 ノミネート作品発表、二次選考スタート
2019年11月 大賞作品発表
※選考はいずれも書店員による投票

■対象作品:
2018年7月1日から2019年6月30日の間に、日本語で出版されているノンフィクション作品全般(※海外作品の翻訳本は除く)
■副賞:賞金(取材支援費)100万円

【ご参考:昨年の大賞作品とノミネート作品】
■大賞:「極夜行」 角幡唯介/文藝春秋
昨年新設した「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2018年 ノンフィクション本大賞」の受賞作品は角幡唯介さんの「極夜行」に決定!(2018/11/8)

■ノミネート作品(作品名五十音順):
「一発屋芸人列伝」 山田ルイ53世/新潮社
「軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い」 松本創/東洋経済新報社
「告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実」 旗手啓介/講談社
「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」 青山透子/河出書房新社
「ノモレ」 国分拓/新潮社
「Black Box ブラックボックス」 伊藤詩織/文藝春秋
「モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語」 内田洋子/方丈社
「ユニクロ潜入一年」 横田増生/文藝春秋
「43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層」 石井光太/双葉社

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