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プレスリリース

2017.04.25

Yahoo! JAPANのIoTプラットフォーム「myThings Developers」正式版を提供開始

~ 事業者による商用利用が可能に
新たなショッピング体験、シニア見守りサービスなど9社での採用が決定 ~

https://mythings-developers.yahoo.co.jp/

 ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は本日、事業者がさまざまなIoT製品やWebサービスを活用してサービスを創出できるIoTプラットフォーム「myThings Developers」の正式版を提供開始しました。

 近年、Webサービスはスマートデバイス上における生活者のニーズに応えるさまざまなサービスを展開しています。また、通信環境の発達や技術革新に伴いスマートロックやコミュニケーションロボットなど目的に特化したIoT製品が多数登場し、Webサービスと製品との距離が近づきつつあります。しかし、ひとつひとつのWebサービスやIoT製品では多様化する生活者のニーズに十分に応えることは難しく、それらを連携して活用できる環境が必要となってきました。

 Yahoo! JAPANは、このニーズに応えるため、自社だけの規格に閉じることなくさまざまなIoT製品やWebサービスをシームレスに連携できるIoTプラットフォーム「myThings Developers」の提供にいたりました。2016年9月よりベータ版として公開していましたが、本日正式版を公開し、「Yahoo!天気」や「LINE」、「Akerun」をはじめとする40種以上のチャンネル(※1)の商用利用が可能になりました(※2、※3)。さらに本日より、「myThings Developers」にチャンネルとしてAPIを提供するパートナーが、ユーザーのAPI利用に応じて利用料の課金ができる仕組みも提供を開始し、利用可能なチャンネルの一層の充実を目指します。
※1:IoT製品やWebサービスを「myThings」で使用できるようにAPIを使って「チャンネル」として提供しています。
※2:「LINE」チャンネルは、近日中に提供開始予定です。
※3:「LINE」チャンネルは、LINE Messaging APIを使った@アカウントサービスです。

 第一弾として既に9社での「myThings Developers」の採用が決定しており、今後「myThings Developers」を活用しさまざまなチャンネルと連携したサービスが提供される予定です。ライオン株式会社様とは、「myThings Developers」のパートナー企業として、ITとの結合による、未来の暮らしにつながるサービスの検討を開始いただいております。株式会社講談社様では、発売中のATOMプロジェクトによるコミュニケーションロボット「ATOM」との連携を検討いただいております。

 なお、今回の正式版提供開始とともに、以下の企業が提供するサービス・製品においても採用が決定しています。

【「myThings Developers」採用企業と活用サービス例】
※下記は採用が決定している全ての企業を記載するものではありません。
・MIKAWAYA21株式会社 <http://mikawaya21.com/>
カンタン押すだけ、高齢者向け安心ボタンとして提供予定のIoT製品「MAGOボタン」を「Yahoo!防災速報」「Yahoo!天気」チャンネルと連携させ、高齢者が安心安全に暮らせる地域の情報を伝える機能を搭載。
[MAGOボタン]http://pr.mago-btn.com/

・ユカイ工学株式会社 < http://www.ux-xu.com/>
コミュニケーションロボット「BOCCO」から天気や防災情報をおしゃべりできる機能を提供。2015年の連携以来、半数以上のユーザーがmyThingsを活用するなど、その反響が大きかったことからBOCCOアプリケーションへの搭載を決定。
[BOCCO]http://www.bocco.me/

・株式会社MJI < http://mjirobotics.co.jp/>
コミュニケーションロボット「タピア」からの新しく楽しいショッピング体験を「LOHACO」チャンネルとの連携により提供予定。天気や防災情報を伝える機能も搭載。

・株式会社Secual < http://secual-inc.com/>
IoTを活用した防犯センサー機器・サービス「Secual」に天気・防災情報を連携。アプリ上での文字情報表示に加え、機器から音声での読み上げを行い、早期の危険認知と対応を促す。全国の高齢者向け施設14箇所での実証実験を終え、リリース準備中。

・アットシグナル株式会社
2011年より提供中の見守りサービス「絆-ONE」にて「myThings Developers」を活用し、TwitterやBOCCOから大切な親族の様子をメッセージで伝える機能を拡充。より便利に、高齢者夫妻や独り暮らしの高齢者の見守りが行えるようになる。
[絆-ONE]http://portal.kizuna-one.jp/

【「myThings Developers」ご利用プラン】

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