ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。
当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

プレスリリース

2003.01.27

「Yahoo!オークション」に、国内初の個人間クレジットカード支払いサービス 「Yahoo!ペイメント」登場
~ Yahoo! JAPAN IDとカードのみで、自宅にいながらにして代金の受け渡しが完了 ~

2003年1月27日
ヤフー株式会社
株式会社ネットラスト


「Yahoo!オークション」に、国内初の個人間クレジットカード支払いサービス
「Yahoo!ペイメント」登場

~ Yahoo! JAPAN IDとカードのみで、自宅にいながらにして代金の受け渡しが完了 ~

(「Yahoo!ペイメント」のアドレス http://payment.yahoo.co.jp/


 Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社(以下Yahoo! JAPAN)と、Yahoo! JAPANの子会社である株式会社ネットラスト(以下ネットラスト)は27日、オークションサービス「Yahoo!オークション」で、クレジットカードとYahoo! JAPAN IDだけで落札代金の支払いと受け取りが可能な新サービス「Yahoo!ペイメント」を開始しました。これは個人間の支払いにクレジットカードを利用できる国内で初めてのサービスです。

 オークション終了後、落札者がYahoo!ペイメントのサイトにアクセスしてクレジットカードで代金の支払手続をすると、出品者が指定した受取口座に代金が振り込まれる仕組みです。出品者には、落札者から代金が支払われたことがメールで通知されます。出品者、落札者ともに代金の受け渡しを自宅にいながらにして済ませることができ、取引がよりスムーズになります。

 また2003年1月22日より、Yahoo!オークションでトラブルが多数報告されている口座を公開しています。これに伴い、Yahoo!ペイメントでは、今回公表した口座が代金の受け取り用に指定されている場合はこの口座への落札代金の振り込みは行いません。Yahoo! JAPANはこれまで、ネットオークションに関するトラブルの低減と信頼性向上を目指し、トラブルのあった出品者のYahoo! JAPAN IDを利用停止とするなどの対策を取ってきました。今回、受取口座の設定にあたって、新たに口座情報を審査基準に加えたことで、安全面でのさらなる改善を図っています。

 Yahoo!ペイメントの運営は、Yahoo! JAPANが2002年8月に子会社化したネットラストが行います。ネットラストはネットオークション向けのエスクローサービスやインターネットを介した代金引換などの分野で実績があります。今回、ネットラストのノウハウを活用したことで、個人間でのクレジットカード支払いという画期的なサービスの早期立ち上げが可能となりました。

出品者のメリット

  Yahoo! JAPAN IDで代金を受け取ることができます。従来のようにメールなどで口座番号を通知する必要がなく、口座情報の漏えいを防ぐことができます。
落札者からの振り込みがメールで通知されるため、銀行や郵便局に出向いて入金を確認する必要がありません。
振込みの確認が即座に行えるため、落札後の取引がスピーディーになります。

落札者のメリット

  Yahoo! JAPAN IDで代金を支払うことができます。出品者との口座情報などの確認の手間が省けます。
クレジットカードを使用するため、手持ちの現金や口座残高がない場合にも支払いが可能です。
代金の支払いのために郵便局や銀行に出向く必要がありません。
トラブルが多数報告されている口座には落札代金を振り込みません。支払いの際にYahoo! JAPANが公表しているトラブルの多い口座のリストを確認する必要がなく、手間がかからないうえ、安全面がさらに改善されています。
出品者側で振込みの確認を即座に行えるため、出品物の発送が早くなるなど、取引がスピーディーになることが期待できます。

 
Yahoo!ペイメントの詳細は次のとおりです。

【支払いの流れ】

  1) Yahoo!オークションで落札後、出品者と落札者に落札メールが送信されます。
2) 出品者と落札者はアイテムの受け渡し方法や代金の支払い方法などを確認します。
3) 両社がYahoo!ペイメントで代金を支払うことに合意した場合、落札者はオークションのページから「Yahoo!ペイメントを利用する」をクリックし、ブラウザに示される手順に従ってクレジットカードで代金を支払います。
4) 出品者に、落札者が支払い手続きを済ませたことがメールで通知されます。
5) 出品者があらかじめ受取口座を指定している場合、指定の口座に代金が振り込まれます。出品者が受取口座を指定していない場合は、この段階で受取口座をYahoo!ウォレットに登録する必要があります。受取口座を登録後、代金が振り込まれます。

【代金の受取口座の登録について】
 Yahoo!ペイメントで代金の受け渡しを行う場合、出品者は代金を受け取るための口座をYahoo!ウォレットに登録しておく必要があります。Yahoo!ウォレットとは、Yahoo!オークションやYahoo! BBといった有料サービスおよび有料コンテンツの支払い方法(口座引き落とし、またはクレジットカード)を登録し、財布がわりとして支払いに利用できるサービスです。受取口座には、郵便局を除く、全国の金融機関の普通預金、当座預金口座を指定できます。

【手数料】
 Yahoo!ペイメントでは、支払い時に手数料が発生します。6,000円以下の支払いの場合、手数料は一律300円(消費税別)です。6,001円以上の場合は落札金額の5%(消費税別)となります。

【安全性について】
 Yahoo!ペイメントでは、SSL(Secure Socket Layer)による暗号化技術を用いてクレジットカード番号をはじめとするユーザーの個人情報を厳重に管理しています。また、受取口座の登録時には、Yahoo!ウォレット利用開始時に設定した暗証番号(セキュリティーキー)が必要で、第三者による悪用を防ぐ仕組みとなっています。なお、代金の受け渡しやカード認証などのシステムには、スピーディーな処理と信頼性の高いカード認証を実現する、株式会社ソニーファイナンスインターナショナルのオンライン決済システム「e-SCOTT」を採用しています。

 さらに、本サービスの安全性を高めるため、あらかじめ下記の利用制限を設けています。

  Yahoo!オークションの評価がトータルでマイナスのユーザーは利用できません。
Yahoo!ペイメント経由で受け取れる金額は1か月で30万円までとなります。
Yahoo! JAPANで把握している、トラブルが多発している口座への代金の振り込みは行いません。

【サービス開始記念キャンペーンを実施】
 Yahoo!オークションでは新サービスの開始を記念して、Yahoo!ペイメント用の受取口座を設定したユーザーを対象に、期間限定のキャッシュバックや、豪華商品が当たる抽選など、キャンペーンを実施します。詳細は下記のURLをご参照下さい。

Yahoo!ペイメント スタートキャンペーン:http://auctions.yahoo.co.jp/html/payment_campaign/


【Yahoo!オークション】auctions.yahoo.co.jp
1日あたりの出品数が281万点、本人確認登録数234万ID、月間取扱高328億円と、品ぞろえ、ユーザー数ともに日本最大規模のオークション・サービスです(2002年12月末現在)。また、落札率が37~57%と非常に高く、出品アイテムのクオリティが高いのも特徴です。Yahoo! JAPANは、ネットオークションのマーケットリーダーとして、Yahoo!オークションのサービス拡充に努めており、今回のYahoo!ペイメントの導入もその一環です。Yahoo! JAPANは、今後も引き続きユーザーにメリットのあるサービスの提供に注力し、ユーザーの利便性の向上に努めてまいります。

【Yahoo! JAPAN】www.yahoo.co.jp
ヤフー株式会社(市場名:店頭(JASDAQ)、銘柄コード:4689、本社:東京都港区、設立年月日:1996年1月31日、代表取締役社長:井上雅博)が運営するYahoo! JAPANは1か月あたり約2834万人のユニークユーザー数※と、1日4億200万ページビューのアクセスを誇るインターネットの総合情報サイトで、検索、コンテンツ、コミュニティー、コマース、モバイルなど60のサービスを提供しています。Yahoo!のグローバルウェッブネットワークは、アメリカ合衆国、ラテンアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジアで世界25の国と地域で展開しています。

※日本リサーチセンターのインターネット視聴率調査レポート(JAR Report vol. 51:調査期間 2002/12/2~2002/12/29)による視聴率87.7%(NAR:4週間に1度以上の訪問者の比率)をもとに、ホームページを閲覧する日本のインターネットユーザーを約3231万人として算出。

【株式会社ネットラスト】http://payment.yahoo.co.jp/profile.html
株式会社ネットラスト(本社:東京都港区、設立年月日:2000年9月13日、代表取締役:井谷喜一、資本金:243,880千円)は、エスクローサービス「ネットダイビキ」などのインターネット決済関連サービスなどの提供で実績があり、2002年8月にヤフー株式会社の子会社となりました。株主はヤフー株式会社、ネットカルチャー株式会社、あおぞらインベストメント株式会社です。今後、同社のノウハウを生かし、Yahoo! JAPANをはじめ、インターネット関連企業の決済サービスの拡充を図ります。

このページの先頭へ