2002年2月28日
ヤフー株式会社 Yahoo!オークションに出品・落札等におけるシステム利用料を導入(「Yahoo!オークション」のアドレス:auctions.yahoo.co.jp )日本最大のアクセスを誇るウェッブサイトYahoo! JAPAN(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上 雅博)は本日、同社が提供する競売サービス「Yahoo!オークション(http://auctions.yahoo.co.jp)」に、出品・落札時等のシステム利用料を導入することを発表しました。システム利用料は月額280円(税別)の参加費(本人確認費)に加え、出品時にかかる「出品システム利用料」と商品が落札された際にかかる「落札システム利用料」などです。なお、オークションに入札、落札する場合にはシステム利用料は必要ありません。
システム利用料金は、出品者を対象に4月15日から1商品につき10円を課金する「出品システム利用料」(1オークションで2個の商品を出品した場合は20円)と、入札されたオークションを出品者が取り消した場合に一律500円を課金する「出品取消システム利用料」、さらに5月15日より落札金額の3%を従量課金する「落札システム利用料」です。なお、入札がない場合の出品の取り消しや自動再出品には料金はかかりません。自動車車体、オートバイ車体、不動産などの特定カテゴリについては、「出品システム利用料」として1出品につき一律500円、「落札システム利用料」として落札金額にかかわらず一律3000円を別途定めます。また、出品時に選べる便利な新機能として「注目のオークション」や「ギフト」、「即買」のアイコンをオークションリストの一覧に追加できる「出品オプション」も有料で利用することができます。これらのシステム利用料にはすべて消費税がかかります。支払い手続きは別途登録が必要となりますが、その具体的な方法やガイドラインおよび利用規約などの詳細は後日発表します。
Yahoo!オークションでは昨年5月に本人確認制度を導入した結果、違法出品やいたずら入札、落札後にユーザー間で連絡が取れないなどのトラブルが減少し、初心者でも簡単に参加できるオンライン・オークションサービスとしてユーザー数、出品数ともに大幅に増加しました。2002年2月末現在、登録ユーザー数は本人確認制度開始時の約2.5倍の158万ID、常時出品数は約1.6倍の404万点に増えています。しかしその一方で、大量のオークションを安定的に維持するために、数百台のサーバー増設や通信回線、ネットワーク機器の増強、スタッフの増員に莫大なコストを投じてきました。また、同じ商品を複数回出品するなどして検索を阻害したり、オークション形式をとらない広告まがいの出品も多く、ユーザー間でも出品者と入札、落札のみの参加者の間で不公平感が生じています。これらの問題を解消するために受益者負担の観点から検討し、出品されるユーザーに対し出品・落札時のシステム利用料を課金することにいたしました。
Yahoo!オークションは、さらに便利で使いやすいサービスの運営と健全なオークションの活性化を促進させることを目指しています。また今後の取り組みとして、より強固なシステム構築とバックボーンの増強、出品オプションの追加、エスクローや「Yahoo!ゆうパック」などの便利なサービスの提供、カスタマーサポートの充実を進めています。
「Yahoo!オークション」出品・落札時等におけるシステム利用料導入のお知らせはこちらをご参照ください。
【Yahoo!オークション】auctions.yahoo.co.jp
【Yahoo! JAPAN】www.yahoo.co.jp ※日本リサーチセンターのインターネット視聴率調査レポート(JAR Report vol. 39:調査期間 2001/12/31~2002/1/27)による視聴率84.9%(NAR:4週間に1度以上の訪問者の比率)をもとに、ホームページを閲覧する日本のインターネットユーザーを約2693万人として算出。
Yahoo!とYahoo!のロゴマークは、米国ヤフーの登録商標または商標であり、ヤフー株式会社はこれらに関する権利を保有しています。
文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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