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2022.02.28

新型コロナウイルス、ワクチンの情報を、よりわかりやすく届けるための工夫

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ヤフーでは、新型コロナウイルスやワクチンに関する情報を、わかりやすくお届けするための取り組みを行っています。
今回は、より良質な解説、情報をわかりやすく、すばやくユーザーのみなさまにお届けするために工夫している点、特に気をつけている点などについて、「新型コロナウイルス感染症まとめ」「新型コロナウイルスワクチンまとめ」の担当者に聞きました。

新型コロナウイルス感染症まとめ - 新型コロナウイルス感染症について、感染者の発生状況や厚生労働省などの公式発表、ニュース、Q&Aなどをまとめています。
新型コロナウイルスワクチンまとめ - 新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、接種状況や受け方、副反応、などについての情報をまとめています。

    目次:
  1. 最新情報だけでなく、解説記事も含めて記事を掲載
  2. 一つのテーマについて、複数の専門家による提言をまとめる
  3. 図解することでわかりやすさを追求
  4. 今後の展望
西 勇哉(にし ゆうや)
2018年入社。動画コンテンツの企画・編成、ニュース・スポーツなどの特別編成担当を経て、現在はYahoo! JAPANトップページのコンテンツ編成サービスマネージャー。2020年2月より新型コロナウイルス関連の情報提供をまとめるタスクフォースリーダーを務める。
久々湊 洋史(くくみなと ひろし)
2005年入社。Yahoo!きっず、ヘルプ編集などを経て、2015年よりYahoo! JAPANトップページにてコマースプロモーションや災害情報を担当。現在はYahoo!天気・災害の編集にも参加。2020年1月から「新型コロナウイルス感染症まとめ」の編集を務める。
河野 良平(こうの りょうへい)
2016年入社。2019年よりYahoo! JAPANにおける各種特集ページ運用やオリジナルコンテンツ制作を担当。2021年3月から「新型コロナワクチン情報まとめ」の編集を務める。

最新情報だけでなく、解説記事も含めて記事を掲載

新型コロナウイルス感染症まとめ

久々湊:
ここでいう「最新情報」とは、Yahoo! JAPANトップページの「トピックス」やその下に表示されるニュース一覧のことです。新型コロナウイルス感染症については、感染状況に合わせて政府の方針や社会情勢が変化し続けています。そのため、最新ニュースやその日発表された感染者数といった情報をいち早く伝えることはとても重要です。
新型コロナウイルス感染症まとめでは、最新情報として主要ニュース、感染者数・ワクチン接種者数のグラフ、ホットな話題(今ならオミクロン変異ウイルス関連)などの情報を掲載しています。

一方で、制度の説明や病気の症状、治療法の解説など、長期間にわたって参照される情報にもニーズがあります。こういった情報は、インターネットで検索すればたどりつけますが、検索結果には不正確な情報や古い情報も混じってしまうため、どれが今知るべき情報なのかを見極めるのは難しいのではないかと思います。
そこで、新型コロナウイルス感染症まとめには、政府や自治体の公式発表や、専門家が精査した情報を掲載することで、正確な情報にユーザーがアクセスしやすくするという方針で編集しています。

新型コロナウイルスワクチンまとめ

河野:
新型コロナワクチン情報まとめでは、ユーザーが適切な判断を行うための情報を、「わかりやすく、すばやく届ける」というコンセプトのもと、特集ページの運用やコンテンツ制作を行ってきました。
社外の専門家や、新型コロナウイルス感染症まとめの編集チームでクロスチェック(※)することで、コンテンツの正しさやわかりやすさを向上させることに取り組んでいます。
「すばやさ」に優れる、コンテンツパートナーの皆さまから配信いただいている速報記事・コンテンツと、インターネットの特性に合うよう「わかりやすさ」に配慮した図表を制作し、専門家の解説などを組み合わせることで、「最新情報」と「解説」のバランスを整えながら更新を行っています。
※クロスチェック:
確認や検証の精度や信頼性を高める手法の一つ。二つ以上の異なる方法や観点、資料などでチェックを行うこと。

情報を、わかりやすく、すばやく届けるために
・目まぐるしく変わる状況に応じて、最新ニュースやその日の感染者数がすぐわかるように
・政府や自治体の公式発表や、専門家が精査した情報だけを届ける
・社外の専門家や社内担当者のクロスチェック
・速報は記事を掲載し、解説記事はオリジナルで制作も

一つのテーマについて、複数の専門家による提言をまとめる

久々湊/河野:
昨年の7月ごろをピークとした2回目のワクチン接種までは、多くの方がはじめて体験する「新型コロナワクチンそのもの」に関する情報を求める傾向にありました。そのため、科学的なエビデンスに基づいた情報や、「いつ・どこで・どんな風に」接種できるのかなどをまとめ、不安を解消することを目的に特集ページの運用を行ってきました。
その後、国民の多くが2回目接種を終えた昨年秋以降、専門家の見解が分かれることもあり、これが正しいテーマとは一概に言えなくなってきています。
そこで、1つの正解というよりも、さまざまな専門家の考え方を掲載することで、「行動を選択するための材料にしてほしい」という意図で情報を提供してきました。これは主にワクチンに関連する話題でもあったため、新型コロナワクチン情報まとめに掲載しています。

オミクロン変異ウイルスについて

・初めてコロナワクチンを接種する人が多い時期
科学的なエビデンスに基づいた情報、「いつ・どこで・どんな風に接種できるのか」を伝えた
・多くの人が2回目の接種を終えてから
さまざまな人の「考え方」を掲載し、行動を選択し、意思決定するための材料にしてもらう

図解することでわかりやすさを追求

久々湊:
新型コロナウイルス感染症まとめでは、感染者数のグラフやマップをはじめ、症状の解説、さまざまな治療薬の一覧などの情報を、できるだけ図解や表組み、箇条書きなどの形に整理することで、ひと目見て理解しやいように工夫しています。

また、ページ内の情報が多過ぎても情報を探しにくくなってしまうため、厚生労働省や外務省などの政府機関や自治体が公式サイトでわかりやすく情報を提供している場合は、そういった一次情報へのリンクを掲載して、そちらを見ていただく形にしています。

河野:
・テキストでまとめた方がわかりやすい要素
・ビジュアルで見せた方がわかりやすい要素

をまず整理・区分し、ビジュアルで見せた方がわかりやすいコンテンツは、社内の制作チームと連携して画像化しています。「画像1枚で該当テーマにおけるユーザーの疑問を解決できること」が目標です。また、どんなにわかりやすい情報があっても見られなければいけませんので、情報へのアクセシビリティには配慮しています。

画像コンテンツは、さまざまなシーンで活用できるようにしています。たとえば、Yahoo!ニュースの「ココがポイント」、SNS、Yahoo!検索の検索結果画面などで画像コンテンツを届けることにより、ユーザーは新型コロナワクチン情報まとめのページをすべて見る必要はなく、自分が活用するメディアからこれらの情報にアクセスできるようにしています。

当初はコロナウイルスそのものに関する情報は新型コロナウイルス感染症まとめ、ワクチンに関する情報は新型コロナワクチン情報まとめで分かれていましたが、国民の大半が接種を完了している現状においては、「ワクチン接種済みだがオミクロンの情報がほしい」などのニーズもあります。そのため、上記のようなコンテンツは必要に応じて、どちらのサイトからも見られるように掲載しています。

図解、ビジュアル化することで
・画像1枚でそのテーマについてのユーザーの疑問を解決できる
・画像のみを切り出して活用できるため、ニュースやSNS、検索結果などさまざまな所に掲載できる

今後の展望

西:
全世界で短期間にこれだけの知見が集積されてくる感染症というのは、新型コロナウイルスが初めてではないかと思います。これからも予防、治療法の進化や、あるいはその結果として社会生活面でも、大きな変化があると思います。
変化があるからこそ、さまざまな捉え方や議論が巻き起こり、時には対立も起こると思います。また、専門的な研究は難解で、解釈が難しいことも多いです。

今後も、感染状況や重症・死者数、医療提供など現在の状況が直感的にわかるファクトとしてのデータと、コンテンツパートナーや専門家の皆さまからいただく信頼できる解説・見解や検証、この2つを両輪として、その時々で必要とされる情報を、わかりやすく、すばやく、さまざまな方法でお届けできるよう努力していきたいと思います。それによって、少しでもユーザーの皆さまの不安や心配、不便、時には対立も無くしていくことができればと願っています。

【関連リンク】

また、ワクチン情報まとめページではサマリを見られるようにし、より詳しく解説したい場合はさらに詳細を知ることができる、以下のような連動記事も公開しています。
3回目のワクチン接種を前に、気になることを専門家が解説
【医師の解説】年末年始「忘年会・納会・新年の会食」での感染対策の注意点

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