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2019.10.09

Yahoo!天気アプリ「大雨警戒レベルマップ」の見方

Yahoo!天気アプリ「大雨警戒レベルマップ」の見方

大雨や台風発生時に気象庁や自治体などから発表される防災情報(警報・注意報、避難情報など)。これらを受け取っても避難行動になかなか結びつけられない、という方も多いかもしれません。
2018年に発生した「平成30年7月豪雨」では、気象庁が緊急会見を行ったり、多くの自治体が避難情報を発令したりしたものの、たくさんの方が犠牲になってしまったことが国でも課題となりました。

このような背景から、政府は2019年5月末から防災情報を5段階に分けて発表しています。
参考)避難勧告等に関するガイドラインの改定(内閣府防災情報)(外部サイト)

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警戒レベルに関するチラシの一部(内閣府)
「警戒レベル5」はすでに災害が発生または発生している可能性が極めて高い状況です。レベル5になってから避難を始めるのは、手遅れになる可能性もありますので、命を守るために最善の行動を取る必要があります。

Yahoo!天気アプリでは、防災情報の警戒レベルが5段階に変更されたことを受け、2019年7月より「大雨警戒レベルマップ」、「大雨危険度通知」を提供しています。今回は、この2つの情報について詳しくご紹介します。

土砂災害、洪水に備えた「大雨警戒レベルマップ」を提供

Yahoo!天気アプリでは、大雨の際に気象庁から発表される「大雨・洪水警報の危険度分布」情報をもとにした、土砂災害と河川洪水の「警戒レベル」相当の情報が地図上で確認できるようになりました。
大雨警戒レベルの発表があると、アプリのトップ画面の最上部に警戒を呼びかける枠が表示されます。市町村内で警戒レベルが3相当以上の場合に表示し、登録地点の危険度が一見して分かるようになっており、警戒レベルの枠内をタップすると、危険度によって色分けされた「大雨警戒レベルマップ」が表示されます。

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枠の色は相当する警戒レベルを表しています

大雨警戒レベルマップの見方

危険度によって色分けされた広域の地図が表示されます。これを詳細な範囲まで拡大すると、土砂災害に注意が必要なエリアをさらに詳しく見られます。

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右上のアイコンで「土砂」「洪水」を切り替えられます

広域で見たときに色が付いている場所が、土砂災害の危険度が高まっている所です。黄、赤、うす紫、濃い紫の順で危険度が高くなります。線は河川で、こちらも色によって危険度が示されています。

詳細まで拡大すると、下図(左)のように斜線が引かれているエリアがあります。これは地形や地盤などの状況により、大雨の際に土砂災害が起きる可能性があるということを示しています。
平常時は黒の斜線で、危険度が上昇したときには下図(右)のように警戒レベルと同じ色で危険度が示されます。

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大雨警戒レベルマップは、警戒レベルが発表されていない平常時でもYahoo!天気アプリのメニューから見られます。普段から、自分が住んでいる地域などについて、どこが危険なのかを確認しておくと、いざというときへの備えとなります。
※最新バージョン(iOS版:6.7.0、Android版:4.7.0、for SHは2.7.0)へのアップデートをお願いします。

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防災行動の呼びかけ「大雨危険度通知」

Yahoo!天気アプリでは、気象庁から大雨警戒レベル3相当以上が発表されると「大雨危険度通知」をお送りします。
これは、災害が起きる可能性を迅速にお知らせし、発災前の早い段階で適切な防災行動をとっていただくことを目的に、2019年7月から気象庁とヤフーが連携して始めた施策です。

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iOS版の場合、このようなプッシュ通知が届きます

通知をタップするとアプリが起動し「大雨警戒レベルマップ」が開きます。マップ上で周辺地域の危険度を詳細にご確認いただけます。

通知については、地点や時間など細かく設定できます。アプリを起動していないときにも最新の情報が届きますので、ぜひこの機会に通知の設定を見直してみてください。

【ご注意ください】
河川洪水の危険度通知において、市町村境界と河川の流路が近接している場合に、該当の河川洪水の影響を必ずしも受けないような隣接市町村にまで危険度の通知がされることがわかっており、現在、気象庁で、より適切に通知されるよう対処が進められています。詳しくは気象庁または地方気象台にお問い合わせください。
「危険度分布」の通知サービスについて(気象庁)

河川洪水の場合は、河川からあふれた水が市町村境界を越えることで近隣の市町村の河川洪水の危険度が高まっている可能性もあります。通知を受信したときには、市町村内のどこで危険度が高まっているか「危険度分布」の地図で確認し、今後の状況の変化に十分にご注意ください。

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【関連リンク】

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