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企業情報

2015.06.04

育休復職率90%以上! パパママ社員のコミュニケーションの工夫

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「子育てと仕事の両立」。
こう聞いてみなさんはどんなことを思い浮かべますか?

「大変そう……」とか「自分にできる気がしない」「産後は今までのように働けなくなってしまうのでは」など、なんとなく、いばらの道を想像してしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。

ヤフーには、  社員の仕事を含めた生活全体の充実が活力を生むという考えから、どんなライフステージにいる社員でも能力を最大限に発揮できるように応援する風土があります。
社員の育児休業からの復職率は約94.3%(※)、ヤフー社員の約3割がパパママです!(^^
(※)2006年の厚生労働省「第14回出生動向基本調査」によると第1子出産後の復職率は4割

とはいえ、復職してからは、

「1年くらい休んでいたので会社の変化についていけない」
「短時間しか働けないので評価されにくくなってしまうのでは」
「周りに迷惑をかけてしまうのが心苦しい」
「自分の体調のことも心配……」

と、悩みはつきません。でも、悩んでいるのは自分だけではないとわかったり共感してもらえたら、気持ちがふっと楽になったり、モチベーション高く仕事に取り組むことができるのではないでしょうか。
ですが、子育て中はなかなか自分の時間が持てず、ママ友に相談する時間もないのが現実です。

それなら、社内でそういう時間を作れたらいいよね♪ という思いがきっかけに生まれた、パパママ社員たちのコミュニケーションを活発にする工夫をいくつかご紹介します。

1)パパママサポーター

「育児と仕事の両立で悩んでいます」「これから結婚や出産を経験する上で、不安を感じています」
こんな悩みを、社内有志の「パパママサポーター」社員に声をかけて、お昼休みなどを利用して気軽に相談できます。

企画、編集、エンジニア、デザイナーなど、各職種ごとにサポーターがいるので、仕事を進める上での悩みを具体的に話すことができます。

2)パパママカフェ

「カフェ」といってはいますが、毎月1回、お昼休みの時間を利用して行っています。 毎月、話すテーマを1つ決めて、そのテーマに興味のあるパパママ社員がお弁当持参で自由に集まっています。

「まわりに子育て中の人がいない」と不安な思いで復帰する社員も多いので「社内や近くの部署にこれだけ子育て中の人がいる! とわかってホッとしました」という声も。みなさんが気軽にガス抜きできる場になっているようです(^^

【これまで取り上げたテーマ】

・仕事と家庭を効率よくまわすコツ
・2人目の出産どうする?
・習い事について
・「パパの育休」取ってみてどうだった?
・子どもの防犯対策
・「小1の壁」
・仕事のキャリアと子育てについて
・パパママの体調管理
・パパの協力を得られる魔法のことば
・子どもの心のケア
・職場でのコミュニケーションの工夫

たとえば「小1の壁」のテーマでは、

・小学校入学までに何ができていれば安心なのか(生活、勉強)
・学童クラブでの過ごし方や、帰宅後の時間の使い方
・平日の学校行事について
・学校の休みはどれくらいあるか(学級閉鎖、振り替え休日、都民の日など)
・学童と保育園の違いについて
・子どもが学校や学童に適応できないとき「行きたくない」と言われたらどうしたらいいのか

など、保育園に比べて具体的にどのように変わるかをイメージしてもらうため、すでに小学校生活を経験しているママ社員の体験談を話してもらいました。

また、「パパ社員だけで気兼ねなく話せる場も欲しい」という要望も多かったため、番外編として半年に1回くらい「パパだけカフェ」も開催しています。
「育休や時短、取得してみてどうだった?」というテーマでは、ちょうど育休から復帰したての男性社員が、仕事をどう調整して休みに入ったか、 休み中の生活について、仕事復帰後に感じていることなどを具体的に話してくれました。

ヤフー男性社員の育児休暇、どんな一カ月だった?

3)社内SNS

社内専用のSNSを使って、悩みの共有や相談などが気軽にできます。東京だけでなく、地方拠点の社員ともやりとりができ、1000人以上の社員が参加しています。

「復帰したはいいけど子どもがまた熱を出しました><」
「小学校って、想像以上に大変です><」
など、ちょっぴり心が折れた? 社員をみんなで励ますことも……。

4)育休中座談会、 復職者座談会

産休中は会社との接点がなくなってしまい、不安に思うママ社員も多いため、赤ちゃん連れでも参加できる育休中座談会を年1回行っています。
「座談会で知り合ったママ社員と連絡先を交換して休み中に交流を深められました」「同僚や上司に赤ちゃんを見せたり抱っこしてもらえるのもうれしいです!」という声も。

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復職してからは仕事への不安や家事のまわし方など、両立のための悩みがさらに具体的になってきます。多くの社員が復職する4月の約1カ月後くらいに、復職者座談会も行っています。

先日行った復職者座談会では、特に気になるテーマ(子どもの健康管理、職場でのコミュニケーション術、時短家事、時間の上手な使い方)を事前に選んでもらい、テーマ別に分かれて話し合いました。
同じ悩みにすでに直面した経験のある先輩社員たちが、丁寧に聞いた上でアドバイスをくれるので、毎回とても盛り上がっています!

先日の座談会での、先輩ママ社員の言葉です。

育児と仕事の両立=完璧にすべてをこなして誰にも迷惑をかけないこと
ではなくて、手を抜けるところは抜いて、毎日を楽しく幸せに過ごせていることが「両立」

復職したばかりのママ社員たちが、少しホッとした表情になっていたのが印象的でした。

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