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プレスリリース

2022.01.11

Yahoo!防災速報、Yahoo!リアルタイム検索と連携し、Twitterに投稿された災害状況を「災害マップ」に表示する機能を提供開始

〜 大雪や地震など、さまざまな災害に対応。
写真や動画付きの投稿を地図上でリアルタイムに表示 ~

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)が提供する「Yahoo!防災速報」(iOS版、Android版)は、災害状況をユーザー同士が共有できる「災害マップ」にて、「Yahoo!リアルタイム検索」(スマートフォンウェブ版)と連携し、Twitterに投稿された災害状況を表示する機能(以下、本機能)を提供開始しました。

「災害マップ」は、ユーザーが早期に災害の状況を知り、防災行動の判断に役立てられることを目的に、自治体や気象庁などの公的機関から発信される情報だけではなく、ユーザーによる現在地の災害状況を地図上でリアルタイムに共有できる機能です。(※1)被災状況を取材する報道機関や被災地で防災・救助活動を行うNPOと防災士(※2)による情報も閲覧できます。

内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室の「災害対応におけるSNS活用ガイドブック」によると、SNSを通じて発信される情報は、災害現場、またはその近辺からの発信である場合や、災害発生直後、場合によっては災害発生前後の時間経過に合わせて発信されることなどから、即時性を有し、現場の被害状況等を把握するための貴重な情報源であるとされています(※3)。
しかし、株式会社Spectee(以下、スペクティ)の調査によると、8割以上が災害時のSNS情報に『有用性を感じる』と回答した一方で、災害発生時における『リアルタイムでの災害状況の把握』や『情報収集手段の不足』などを課題に感じていることがわかりました。(※4)

そこで、「Yahoo!防災速報」は、災害発生時におけるリアルタイムな災害状況をより把握しやすくなるよう本機能の提供を開始しました。

<本機能の主な内容>
1. 写真・動画の表示
災害に関する写真・動画付きのTwitterの投稿(以下、ツイート)を表示することで、災害状況が視覚的にわかるようになりました。

2. 災害種類の追加
台風や大雨などの風水害だけでなく、地震や大雪など、さまざまな災害の状況を確認できるようになりました。冬場の降雪時における外出の判断や危険エリアの回避にも活用できます。

3. ツイートされた災害発生地点のマップ表示
災害に関するツイートが、どの地点のものなのかがわかるよう、マップ上で表示することにより、正確に災害発生地点を把握できるようになりました。

本機能は、Yahoo! JAPANが運営する「Yahoo!リアルタイム検索」(スマートフォンウェブ版)における、事故や地震・台風などの災害に関するツイートをまとめて表示する“事故・災害”タブ(※5)の中から、位置情報を取得できる気象災害に関するツイートのみを抽出して「災害マップ」に反映しています。
「Yahoo!リアルタイム検索」の“事故・災害”タブに表示するツイートは、スペクティが提供するAIリアルタイム危機管理情報サービス「Spectee Pro」により収集されたものです。位置情報は「Spectee Pro」によって、動画や画像、投稿内容などの情報をもとに分析され、マップ上に配置されます。

「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに掲げるYahoo! JAPANは、インターネット技術を活用し“災害からの逃げ遅れ”を防ぐことに努め、「あらゆる災害の、あらゆるシーンで一人でも多くの命が助かる未来」の実現を目指していきます。

■本機能の使い方
1. 「Yahoo!防災速報」アプリを開き、“マップ”をタップすると、「災害マップ」が起動します。
2. 地図上に表示されているアイコンをタップすると、投稿内容が表示されます。
3. “リアルタイム検索で続きを見る”をタップすると、「Yahoo!リアルタイム検索」に遷移し、投稿全体を確認できます。

■「Yahoo!防災速報」について
ダウンロード数4,000万(※6)を突破したスマートフォン向け防災通知アプリ「Yahoo!防災速報」は、緊急地震速報や豪雨予報、避難情報など、ユーザーの安全に役立つ情報を配信するサービスです。また、ユーザーが日頃から災害に備えられるように、防災関連情報をまとめた「防災手帳」や災害状況をユーザー間で共有しあえる「災害マップ」も搭載しています。
https://emg.yahoo.co.jp/

※1 「Yahoo!防災速報」アプリ、ユーザー同士で災害状況を共有し、危険をいち早く確認するための新機能「災害マップ」を提供開始
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2019/10/11a/
※2 特定非営利活動法人「日本防災士機構」(https://bousaisi.jp/)が認定する民間資格。約21万人の防災士が全国で活動している。
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2021/01/29a/
※3 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/pdf/h2903guidebook.pdf
※4 自治体の災害対応、8割以上が災害時のSNS情報に「有用性を感じる」と回答。一方で課題を指摘する声も
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000016808.html
※5  Yahoo!リアルタイム検索、事故や災害に関する投稿を まとめて表示する機能を提供開始
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2021/02/09a/ 
※6 2022年1月11日時点。

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