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プレスリリース

2020.05.01

<新型コロナウイルス感染症対策>東京・大阪エリアの人出減少率を可視化したレポートを公開

ヤフー・データソリューション 自主調査レポート

ヤフー株式会社(以下、ヤフー)が提供する事業者向けデータソリューションサービスでは、新型コロナウイルス感染症対策としての外出自粛等の影響分析のため、東京・大阪エリアの人出減少率を可視化したレポートを公開しました。

人出の減少を裏付けるデータはさまざまな形で発信されていますが、取り上げられるのは主要駅周辺等が多く、広域での変化の把握が難しいケースもあります。今回のレポートでは、東京・大阪エリア全体で、1月と比較して週末の人出がどれほど減ったのかを可視化しました。具体的には1月26日(日)と4月26日(日)のメッシュごとの推定人口を比較して、同数以下に減少したエリアを可視化しました。

東京全体の減少率ヒートマップです。

上記の結果でもっとも特徴的なのは、減少率の高いメッシュが集まっているのは駅が多いということです。特に乗り入れなどが発生するような大きな駅ではその傾向が強いように見えます。またそれ以外でも横浜中華街などの繁華街や、羽田空港、山下公園のような大きな公園付近でもメッシュが集まっています。

次に、特に減少率が高いエリアを俯瞰的に見るため、80%以上減少エリアおよび40~80%減少エリアのみを抜き出しました。

80%以上減少という非常に人出が減ったと思われるエリアは、東京駅や新宿、渋谷、池袋といった巨大ターミナル駅や、上野や浅草付近でもメッシュの塊が見られます。また、それに続く40~80%のエリアでは、都心だけでなく郊外にかけてもメッシュの塊が現れていて、広域にて自粛の効果を見て取ることができる結果となりました。
大阪エリアについてはレポートにてご確認ください。

なお、本データは、ヤフーが提供するアプリ上で位置情報の利用に許可いただいたデータを元に弊社が推計したものです。今回公開したデータを含め、ヤフー・データソリューションは、お客さまのデータを統計データとしたうえでデータの可視化や分析結果をご提供するサービスであり、個人を識別できるデータ (パーソナルデータ) については、お客さまから新たに同意をいただかない限り外部に提供することはありません。

ヤフー・データソリューションでは、今後も新型コロナウイルス感染症対策やその影響の分析に役立てていただける調査レポートやデータの発信を行っていく予定です。

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