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プレスリリース

2020.04.16

<新型コロナウイルス感染症対策>首都圏の移動動向をYahoo!乗換案内の検索量から分析したレポートを公開

ヤフー・データソリューション 自主調査レポート

ヤフー株式会社が提供する事業者向けデータソリューションサービスでは、新型コロナウイルス感染症関連の影響分析等に役立てていただくことを目的に、首都圏の移動動向をYahoo!乗換案内の検索量から分析したレポートを公開しました。

今回調査対象としたのは、日常的に到着駅指定の検索が多く行われる東京都の「新宿」、「東京」、「渋谷」、「池袋」、「品川」、「上野」、「新橋」に加え、神奈川県の「横浜」、埼玉県の「大宮」、千葉県の「千葉」の10駅としました。外出自粛要請の影響などを考察するため、外出での感染拡大リスクが広く認知される以前の2020年1月6日から2月2日までの平日と休日のそれぞれの一日あたりの平均検索量を100として、一週間ごとの平均検索量の指数を算出し、可視化しました。

乗換案内サービスは、通勤・通学などでいつも利用する区間の情報を調べるよりも、いつもとは違う場所に移動する際により利用されます。つまり、この乗換案内の検索量はビジネス、ショッピングやレジャーなどの人々の移動動向を捕捉するデータの一つだと言えると考えています。

【休日(祝日含む)】

2月17日週までは、各駅によって多少の増減はあるものの、検索量はそれほど変化がないことがわかります。 その後、3月上旬には通常の6割から8割の水準に減少し、春分の日を含む三連休があった3月16日週には一時的に検索量が増加していることが見て取れます。特に「上野」を到着駅に指定した検索が伸びており、お花見を目的とした移動が多かったことが推測されます。 その後は週を追うごとに検索量が減少し、直近では通常の5分の1ほどの検索量になっており、人々の移動が大幅に減少していることが推測されます。

【平日】

平日の検索量の推移は、休日の検索量の推移と同様の動きになっていますが、2月下旬から3月中旬の減少幅が休日と比較して少ないことがわかります。 しかし、「東京」、「品川」といった東海道新幹線発着駅への検索量が2月下旬段階でいち早く減っていることから、ビジネス利用での国内出張減少の影響などが現れているのではないかということが推測されます。

これらのデータおよび図表は、「出典:ヤフー・データソリューション」と記載いただければご利用可能です。
なお、今回公開したデータを含め、ヤフー・データソリューションは、お客さまのデータを統計データとしたうえでデータの可視化や分析結果をご提供するサービスであり、個人を識別できるデータ (パーソナルデータ) については、お客さまから新たに同意をいただかない限り外部に提供することはありません。

ヤフー・データソリューションでは、今後も新型コロナウイルス感染症対策やその影響の分析に役立てていただける調査レポートやデータの発信を行っていく予定です。

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