ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。
当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

プレスリリース

2019.06.03

ヤフーが保有するビッグデータから開発した「Yahoo!スコア」 7月1日よりビジネスソリューションサービスの提供を開始

~ 実証実験では、シェアサイクルの優良ユーザーの抽出と特別料金プランの提供、フリーランスと仕事発注者とのマッチング精度向上等、スコアの有効性を確認 ~




ヤフー株式会社(以下、ヤフー)は、2019年7月1日(月)よりヤフーが保有するビッグデータから開発した独自のスコア「Yahoo!スコア」を活用できる、ビジネスソリューションサービスの提供を開始することを決定しました。また、提供開始に先立ち、本日より事業者向けの事前申込受付を開始しました。「Yahoo!スコア」の利用にあたっては、所定の審査と「Yahoo! ID連携」(※1)の導入が必要です。

「Yahoo!スコア」は、本人確認の度合い、信用行動度合い、消費行動度合い、Yahoo! JAPAN利用度合いを測る4カテゴリーに属するスコアと、それらを集約した総合スコアで構成されています(※2)。事業者は、いずれか、もしくは複数のスコアを組み合わせて、Yahoo! JAPAN IDユーザーへの直接的・間接的便益提供のための活用が可能になります。

ヤフーは昨年10月より、パートナー企業とともにスコアを活用したパートナー企業のサービス利便性向上や課題解決、ユーザーに対する特典プログラムの実施等を図る実証実験を行ってきました。実証実験では、シェアサイクルの利用マナーが良いと推定されるユーザーの抽出と特別料金プランの提供、優良と推定されるフリーランスと仕事発注者のマッチング等を実現し、スコアの有効性を確認できました(※下記参照)。また、株式会社一休、株式会社カービュー、パスレボ株式会社等でもスコアの有効性が確認でき、活用に向けて検討を継続しています。これらの結果を受けて、スコアをより広く活用いただくことを目的に、「Yahoo!スコア」のビジネスソリューションサービスの提供開始を決定しました。

【スコア活用事例】
・企業名:ランサーズ株式会社
・スコア活用事例:優良と推定されるフリーランスと仕事発注者を抽出して案件をマッチング

・企業名:OpenStreet株式会社
・スコア活用事例:対象エリアにおける優良と推定されるユーザーを抽出してシェアサイクル「HELLO CYCLING」の特別料金プランを提供

・企業名:株式会社TableCheck
・スコア活用事例:予約を忘れそうなユーザーを抽出し、リマインド連絡を増やす事で直前キャンセルを防止

・企業名:株式会社クラウドワークス
・スコア活用事例:仕事を積極的に受注してくれそうな優良ユーザーを抽出して優先的に仕事をオファー

※一部、サービスへの導入時期調整中の内容も含みます。

なお、本施策はユーザーのプライバシーの保護に十分配慮のうえ実施しており、パートナー企業への「Yahoo!スコア」提供は、Yahoo! JAPAN IDを連携する際に掲出される同意画面において、同意を得たユーザーのみ対象となります。また、「Yahoo!スコア」の作成を希望しないユーザー向けに、作成の停止、およびパートナー企業への提供を停止できる仕組みを提供しています(※3)。なお、今回の実証実験を踏まえ、「Yahoo!スコア」の利用目的を、ユーザーへの特典等の付与、審査プロセスの簡略化、コンテンツ最適化、サービスの改善、広告の配信等としました(※4)。

今後は、Yahoo! JAPAN IDユーザーが自分自身のスコアを確認できる機能の提供を目指すとともに、引き続きさらなるユーザー便益の創出、スコアの精度向上等を進めていきます。

※1:「Yahoo! ID連携」とは、Yahoo! JAPAN以外のウェブサイトやアプリケーションへ「Yahoo! JAPAN ID」でログインが可能になる仕組みです。詳細はこちらをご確認ください。
※2:詳細はこちらをご確認ください。なお、カテゴリーの種類やその構成内容については、品質向上や最適化のために追加や廃止を含む変更がなされる場合があります。
※3:「スコア作成・利用の設定」、「各アプリケーションでのデータ利用」をご確認ください。
※4:詳細はプライバシーセンターをご確認ください。
「Yahoo!スコア」ご案内ページ

(2019/6/7 訂正実施)
スコアの作成、およびスコアのパートナー企業への提供を停止できる仕組みの詳細案内箇所(※3)において、誘導先の項目名に誤りがありました。
リンク先の項目として記載していた「外部企業へのデータ提供設定」は誤りで、「各アプリケーションでのデータ利用」が正しい項目です。

このページの先頭へ