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プレスリリース

2018.10.29

兵庫県とヤフー、11月5日の「津波防災の日」に 南海トラフ地震を想定した「津波一斉避難訓練」を兵庫県内で実施

~ 「Yahoo!防災速報」アプリの機能「訓練モード」を活用して、
津波が発生したときに取るべき行動についての知識を深める ~

「Yahoo!防災速報」プロモーションページ

兵庫県とヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、11月5日の「津波防災の日」に、スマートフォン向け防災通知アプリ「Yahoo!防災速報」の機能「訓練モード」を活用して、南海トラフ地震の発生に備え、浸水想定区域内における避難に特化した「津波一斉避難訓練」を実施します。

「Yahoo!防災速報」アプリは、緊急地震速報受信時、取るべき具体的な行動をプッシュ通知したり、該当する災害に対応した避難場所を表示したりするなどのリニューアルを2018年3月に行うなど、「防災通知」のみならず「災害に備える」サービスを目指しています。

兵庫県とYahoo! JAPANは、「災害に係る情報発信等に関する協定」を2018年5月に締結し、県内の緊急災害情報や避難所の開設状況などを、「Yahoo!防災速報」を通じてユーザーに通知する「自治体からの緊急情報」の提供を2018年8月より開始するなど、県内の災害情報の発信をともに強化してきました。インターネットの特性を活かし、きめ細かくタイムリーな災害情報を住民の方にお伝えすることを目指しています。

政府の地震調査研究推進本部によると、南海トラフ巨大地震は今後30年で70〜80%の確率で発生すると言われています(※1)。また、南海トラフ巨大地震が発生した場合、兵庫県内だけで死者が約2万9,100人、このうち、津波による死者が約2万8,000人と全体の約96%を占め、さらに、都市部を中心に帰宅困難者は最大で約59万1,000人になると想定しています(※2)。一方、適切な避難を行えば、津波による死者は、かぎりなくゼロにすることができると言われています。
11月5日の開催で3回目となる「津波一斉避難訓練」は、兵庫県から災害情報を通知し、県民の身を守る行動や災害時の備えについて確認する訓練です。今年度の「津波一斉避難訓練」は、南海トラフ巨大地震を想定し、市町や学校、民間企業等へ連動した訓練を実施するよう促しています。
※1 地震調査研究推進本部(外部リンク)
※2 兵庫県(平成26年3月)「兵庫県南海トラフ巨大地震・津波被害想定」(外部リンク)

このたび、兵庫県とYahoo! JAPANは、11月5日の「津波防災の日」に、「Yahoo!防災速報」の機能「訓練モード」を活用して、「津波一斉避難訓練」を実施します。「Yahoo!防災速報」では当日、「【訓練】大津波警報(10時02分発表)兵庫県」のプッシュ通知を行い、「津波一斉避難訓練」で想定している南海トラフ地震の発生やそれに伴う津波が発生したときに取るべき行動の確認を促します。

東京大学大学院情報学環 総合防災情報研究センター 宇田川真之 特任助教監修のもと、屋内・屋外などの場所ごとに取るべき行動の設問を交えながら、イラストを用い分かりやすく表示し、災害時に役立つ知識を身に付けていただくとともに「Yahoo!防災速報」も活用いただくことを目的としています。

「訓練モード」は本日から11月12日までの間、「Yahoo!防災速報」アプリにおいて公開します。災害時に取るべき行動を予め「訓練モード」を通して確認することにより、より効果的な「津波一斉避難訓練」の実施となることを目指しています。なお、兵庫県以外にお住まいの方でも、「訓練モード」の利用が可能です。

Yahoo! JAPANは、「訓練モード」を他の自治体が開催する訓練でも活用していただくよう自治体に呼びかけるとともに、今後も「Yahoo!防災速報」の改善に努め、インターネットを通じてお客様の安全な暮らしに貢献してまいります。

<「Yahoo!防災速報」アプリ「訓練モード」概要>
■提供期間:2018年10月29日(月)~11月12日(月)11時59分 (予定)
■提供方法:「Yahoo!防災速報」アプリを起動後、表示されている「『防災トレーニング』を公開中」をタップすると訓練が始まります(※3)。
※3:期間中、大きな災害が発生した場合は訓練モードの提供を中止する場合があります。

■防災トレーニング1「地震発生!その時、どう動く?」について
緊急地震速報が通知されたことを想定し、「Yahoo!防災速報」アプリでの通知画面のイメージや、受信時にいる場所別に取るべき行動をイラストやテキストで解説します。

■防災トレーニング2「津波発生!その時、どう動く?」について
大津波警報が発表されたことを想定し、「Yahoo!防災速報」アプリ通知画面のイメージや、避難する場所を設問形式で問います。また、「Yahoo!天気・災害」で提供している避難場所マップと連携し、自宅や職場、現地近くの避難場所を確認することができます。

■「Yahoo!防災速報」について
「Yahoo!防災速報」は、「緊急地震速報」や「国民保護情報」など、ユーザーの安全な暮らしに役立つ情報を配信するサービスです。スマートフォンで使用できる「アプリ版」とパソコンや従来型携帯端末で使用できる「メール版」を合わせ、約1,500万人(2018年10月時点)のユーザーに利用されています。

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