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プレスリリース

2017.09.25

「ツール・ド・東北 2017」、新設の「奥松島グループライド&ハイキング」など計7コースに総勢3,721名のライダーが参加し、被災地の今を体感

株式会社河北新報社
ヤフー株式会社

https://tourdetohoku.yahoo.co.jp

株式会社河北新報社とヤフー株式会社は、2017年9月16日(土)、17日(日)の2日間にわたって、宮城県三陸沿岸の3市2町(石巻市、気仙沼市、東松島市、女川町、南三陸町)を舞台に、東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北 2017」を開催いたしました。 

今大会は台風の影響により、ライダーの安全を最優先として、9月17日のコースを縮小して開催いたしました。それでも、2日間で行われた計7コースには総勢3,721名のライダーが参加し、三陸沿岸地域を自転車で駆け抜けました。「ツール・ド・東北 フレンズ」で広報大使の道端カレンさんや、お笑い芸人 パンサーの尾形さんなど、多くの著名人も出走し、ライダーと共に大会を盛り上げていただきました。

また、9月16日には石巻会場でステージイベント「応“縁”フェス」を実施し、お笑い芸人・パンサーのトークショーや、大会公式テーマソング「LIFE」を提供いただいているミュージシャンの藤巻亮太さんの音楽ライブが行われ、ライダーやそれ以外の多くの来場者が楽しんでいました。ほかにも、東北の食で地元の方々とライダーを結ぶグルメ企画「ツール・ド・東北 応“縁”飯」には東北の有名店などが出店し、来場者はたくさんの東北グルメを味わっていました。

第5回の節目を迎えた今回の「ツール・ド・東北 2017」は、自転車だけでなくハイキングや震災復興伝承館の見学など観光要素を取り入れた「奥松島グループライド&ハイキング」を新設し、東北の新たな魅力を知っていただく機会を提供できました。今後も「ツール・ド・東北」を通じて、東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に残していくことを目指し、さまざまな取り組みを進めてまいります。

■出走者数合計:3,721名(9月16日:480名、9月17日:3,241名)

■一般参加ライダーの様子、コメント
9月16日は、8時30分に激しいアップダウンが続く山岳コース「牡鹿半島チャレンジグループライド」の号砲が鳴り、「ツール・ド・東北 2017」の大会初日がスタートしました。9時50分には「奥松島グループライド&ハイキング」がスタートし、ライダーは大高森のハイキングや展望台からの雄大な景色を楽しんだり、東松島の名物「サラダのりうどん」に舌鼓を打つなど、新コースを堪能していました。

9月17日は、台風の影響でコースを縮小して開催しました。(ご参考:「あす17日のコースの縮小について」https://yahoo.jp/0D4OVA )5時30分に「気仙沼フォンド(変更後:100kmに短縮)」がスタートし、その後も4つめの「女川・雄勝フォンド」まで次々とライダーが出走していきました。気仙沼会場からは、6時30分に「気仙沼ワンウェイフォンド」がスタート。ゴール制限時間の15時まで大きく天候が崩れることはなく、無事に大会を終える事ができました。

<一般参加ライダーのコメント>
・44歳 男性 栃木県 奥松島グループライド&ハイキング(70km)
初回から毎年参加している。奥松島エリアはボランティアで来ていた地域だったので、今回新設された「奥松島グループライド&ハイキング」に真っ先に申し込んだ。大高森の展望台からの景色は、前方に松島、後方に牡鹿半島が見えて、とても良かった。来年も参加したい。 

・56歳 男性 埼玉県 気仙沼フォンド(変更後:100kmにコース短縮)
被災地の復興の様子を見るため、2013年から毎年参加し、今年で5回目の参加。復興が進んでいることころはだいぶ進んでいるが、変わっていないところはまだまだだという印象。今年は台風によるコース縮小で、210km走る予定が100kmになったが、逆に集中して走ることができて良かった。「サンマのすり身汁」で体が温まった。

・38歳 女性 宮城県 気仙沼フォンド(変更後:100kmにコース短縮)
今回で3回目、毎回チームで参加している。風が強かったが、追い風で気持ちよく走ることができた。エイドステーションのフードはすべて食べたが、どれも美味しくて元気になった。復興工事が進んでいてどんどん綺麗になっている印象。雨には遭うことなく、女川と石巻の間の景色が良かった。

・26歳 女性 東京都(オーストラリア出身) 南三陸フォンド(変更後:65kmにコース短縮)
南三陸でボランティア活動をしていたオーストラリアの先輩にインスピレーションを受けて、今回初めて参加。「雄勝エイドステーション」で食べた「ホタテ焼き」は、とても大きくて美味しかった。コースはアップダウンが激しく上りがつらかったが、下りは楽しかった。

・46歳 女性 富山県 南三陸フォンド(変更後:65kmにコース短縮)
毎年参加して復興の様子を自分の目で見たいと考えている。今年で4回目の参加。今年はコースが短くなってしまったのは残念だったが、その分余裕があったので、例年とは違い途中で写真を撮ったりして楽しむことができた。また、沿道からの声援が嬉しかった。

・35歳 男性 東京都 北上フォンド(変更後:65kmにコース短縮)
「ツール・ド・東北」は、毎年参加している。初回がとても良い大会だったので、機会があるたびに出場と思っている。毎年長いコースを走っていたので、今回の距離短縮は物足りなさが残ったものの、エイドステーションはすべて立ち寄り、提供されたフードは全部美味しかった。時間があったので地元の小学校に立ち寄ったが、震災について思うところがあった。

・45歳 男性 埼玉県 気仙沼ワンウェイ(変更後:約90kmにコース短縮)
初参加。「気仙沼ワンウェイフォンド」は、気仙沼から石巻という広い範囲で復興の様子を見られると思い、エントリーした。コース自体は、追い風だったため走りやすかった。「神割崎エイドステーション」で提供された「南三陸カレー」は、タコやホヤなどが入っていて豪華。食べ応えがあり、美味しかった。


■ステージイベント「応フェス」の様子、出演者のコメント
9月16日の15時からは、石巻会場にてステージイベント「応“縁”フェス」を実施し、お笑い芸人・パンサーのトークショーやミュージシャン藤巻亮太さんの音楽ライブ、「ツール・ド・東北」を共催する自治体提供の特産物やパートナー企業提供の景品が当たる抽選会などが行われ、ライダーだけでなく、その同行者や地元の方々など、多くの来場者が楽しむイベントとなりました。

<お笑い芸人 パンサーのコメント>
「『奥松島グループライド&ハイキング』を走ってきました。昔住んでいた家の前も、子どものころ遊んだところも通って懐かしかった。思い出の場所である大高森をハイキングしてきましたが、女性でも登りやすい高さで、見晴らしも素晴らしく最高でした。震災で本当に色々ありましたけど、地元の皆さんも復興に向けて一生懸命頑張っています。そこをじっくり見ながら、それぞれの気持ちで走って欲しいです。東北の良さを是非皆さんに知ってほしいです」

<ミュージシャン 藤巻亮太さんのコメント>
「『ツール・ド・東北 2017』、今年もテーマソングとして『LIFE』をつかっていただき、ありがとうございます。応援しているようで応援されている。人と人との関係性の中で僕たちは生かされている。素晴らしいテーマだと思います。今年はライブのみで参加させていただきましたが、多くの方に聴いてもらえて嬉しく楽しい時間でした。関係者の皆さん、参加されるライダーの方々の雰囲気が和やかでとても素敵なイベントだと思います。また僕もライダーとしても参加させていただきたいです」

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