■具体的な連携内容 ・Yahoo! JAPAN Web APIとの連携
エムティーアイが提供するモバイルサイトのスマートフォン最適化ソリューション「モバイルコンバートforスマートフォン」(以下、MCSP)と、Yahoo! JAPANが提供するWeb APIである「Yahoo! Open Local Platform」(以下、YOLP)を連携させます。MCSPがサポートするクライアント様のスマートフォンサイトに、地域関連情報を簡単に追加できるようにYOLPのAPIを機能拡張させ、位置情報と親和性の高いデバイスであるスマートフォンでの利便性向上を目指します。
・決済サービスでの連携
エムティーアイが提供する認証決済プラットフォーム「mopita」において、「Yahoo! JAPAN ID」「Yahoo!ウォレット」との連携を行います。この連携によってすでに「Yahoo!ウォレット」に登録済みの約2500万人のお客様はスムーズな認証・決済ができます。また本連携によりお客様の決済サービスの選択肢を広げ、「mopita」の利用促進を目指します。
■Yahoo! JAPAN オープン化戦略の拡大・推進について
Yahoo! JAPANは2005年より「Yahoo!デベロッパーネットワーク」(以下、YDN)において、インターネット関連の開発者向けにYahoo! JAPANのさまざまなプラットフォームの技術仕様を無料で公開し、外部開発者の方々によるYahoo! JAPANのデータベースを活用したサービスやソフトウエアの開発を促進してきました。現在、YDNではウェブ検索、画像検索、動画検索、地図、震災関連情報、オークション、テキスト解析などのAPIを公開しており、現在も順次Yahoo! JAPANのさまざまなAPIを公開しています。
また、一方で2007年より提供開始の「Yahoo!ウォレット」(オンライン決済代行サービス)の外部企業への提供を皮切りに、広告やID認証、メールサービスなどさまざまな分野でオープン化戦略を推進してきました。さらに今回のエムティーアイとの連携により、Yahoo! JAPANはアプリケーションやソリューションなどを提供する開発会社様に多くのプラットフォームを提供することで各社との連携を進め、開発コストの低減やソリューションの拡充、新規のお客様の獲得など総合的に開発会社様のビジネスを支援し、さらなるオープン化戦略の拡大・推進に努めます。
【エムティーアイ】http://www.mti.co.jp/
株式会社エムティーアイ(市場名:JASDAQ、銘柄コード:9438、本社:東京都新宿区、設立年月日:1996年8月12日、代表取締役:前多俊宏)は、100を超えるモバイルコンテンツを運営し、そのノウハウを生かしたスマートフォン専用サイト自動変換サービス「モバイルコンバート for スマートフォン」やスマートフォン向け会員認証・決済プラットフォーム「mopita」のソリューション開発も行う、モバイルに特化したサービスを提供する企業です。