Yahoo! JAPANとリクルートの合弁で、株式会社インディバルを設立

　Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：井上雅博、以下Yahoo! JAPAN）は株式会社リクルート（本社：東京都中央区、代表取締役社長：柏木斉、以下リクルート）との初の合弁となる株式会社インディバル（以下インディバル）を設立し、短期アルバイトなどを主な対象としたインターネット上の新サービス「求職者登録型採用支援サービス」に向けての営業活動を開始しました。サービスの開始は本年6月を予定しており、リクルートとのもう1つの提携事業となる「Yahoo!リクナビ」とともにインターネットにおける求人事業の拡大を目指します。

　現在、大きく成長しているアルバイトなどを中心とした短期雇用の採用広告市場は、今後も拡大が見込まれており、同分野でのインターネットの利用も急成長しています。インディバルが提供する「求職者登録型採用支援サービス」は、以下のように求職者・求人企業双方のニーズをインターネットを介して結びつけるマッチングビジネスです。

　このサービスにより、特にこれまで具体的な雇用に結びつきにくかった「特定の曜日・特定の時間帯を希望する求職者」や「週に1回数時間だけしか働けない求職者」「地域・職種を限定している求職者」などを求人企業の雇用ニーズに結び付け、雇用市場の拡大と活性化に寄与できると考えています。また「求職者登録型採用支援サービス」では、候補数などの成果に応じた課金システムを導入するため、求人企業は採用予定が少人数の場合でも機動的に求人活動を行うことができます。このサービスへの登録求職者数はサービス開始後1年間で30万人、3年間で100万人を目標としています。

　また、インディバルでは短期雇用者の管理（勤務前日や直前の就労意思確認、勤務時間管理、時給に基づく給与計算、給与振り込み）をモバイルインターネットによって行う機能もあわせて提供し、求人企業の効率的な求人・雇用活動を支援します。
　
　このサービスを利用する求職者はYahoo! JAPAN IDによるログインが必要です。また、給与振り込み支援のサービスにはYahoo! JAPANの子会社である株式会社ネットラストによるオンライン決済を使用します。Yahoo! JAPANの既存のサービスや機能を有機的に組み合わせることで、より効率的でより安心･安全な新サービスを提供し、求職者・求人企業双方にメリットのあるビジネスを追求してまいります。

【インディバルの概要】