今年は、3年ぶりに行動制限のない年末年始を迎えます。そのため、帰省や旅行などを予定している方も多いのではないでしょうか？
ただ、旅先や出張先など、初めて訪れるエリアでは、土地勘がなくて迷ってしまい、地図アプリを活用される方も多いかもしれません。のんびり散策する場合もあれば、急ぐ場合もあるでしょうし、目的地まで、できればスムーズにたどりつきたいもの。
Yahoo! MAP（iOS版）で提供する、AR（拡張現実）を活用した徒歩ナビゲーションサポート機能「ARモード」が11月からパワーアップしました。ルート表示の精度が向上し、UX（ユーザーエクスペリエンス）が大幅に改善（※1）。新たに「ルックアップ」機能が追加されたため、迷ったときやゴール地点の方角が知りたくなったときに、スマホを空に向けると、ヤフーの公式キャラクターである「えんじん」（※2）が風船を持ち、空を浮遊しながら、方角をお知らせします。ゲーム感覚のような楽しさも味わえるうえに、方向音痴の方でも安心してご利用いただけます。
そこで今回は、「ルックアップ」機能の使い方を動画で解説します。また、実際に東京駅周辺で使ってみた体験レポートもお届けします。
※1：対応しているのは12月19日時点で、福岡市、広島市、大阪府、京都市、名古屋市、横浜市、東京都です。今後、対応エリアは順次拡大予定です。
※2：キャラクター紹介「けんさくとえんじん」
簡単な使い方を動画で解説（約90秒）
東京駅周辺で「ARモード」の体験レポート
12月7日（水）の昼休みに、東京・日本橋茅場町エリアから東京駅まで、30分程度の道のりで利用しました。画面キャプチャーとともに体験レポートをお届けします。
・ポイント1：最初の説明で、注意事項がわかり、ゴールまでのイメージもわく！
・ポイント2：目立つ青のルートラインと白の矢印で、進むべき方向が一目瞭然！
・ポイント3：ゴールの方角に、風船を持った「えんじん」が浮かんでいるので迷わない、探すのも楽しい！
※記事内でもわかりやすいように「えんじん」を少し拡大しています
・ポイント4：ルートの途中、AR看板がゴールまでの距離を教えてくれるので進捗状況がわかりやすい！
・ポイント5：振り向くと、自分の足跡が表示されているので逆に進むこともない！
・ポイント6：ゴールで「けんさくとえんじん」がお出迎えしてくれるのでテンションが上がる！
＜注意点＞
・「ルックアップ」機能を活用する際は、スマホのカメラを相手に向けて撮影していると勘違いされる可能性があるので、周囲に配慮する必要があります。
・スマホ画面に集中しながらの歩行は危険です。安全な所で立ち止まってから操作・確認しましょう。
・正しいルートを歩いていても、正しくない位置にルートラインが表示されたり、「ルートから外れています」という表示が出たりしたことが何度かありました。
そのような場合は、「ルックアップ」機能を活用するか、一度、地図モードで確認することをおすすめします。
・モーションセンサーやカメラからの情報、GPS機能などを利用しているため、思っていた以上にバッテリーが消費されました。事前にバッテリー残量を確認してからご利用ください。
参考）現在地がずれる際の対処法
アップデートを続けるYahoo! MAP
2018年3月に提供を開始した「ARモード」。今回、ARアプリ開発フレームワークであるApple社の「ARKit」の最新機能（※3）を活用し、従来のルート表示に比べて、精度が大幅に向上しました。
また、「ラーメンマップ」や「観光マップ」、「クーポンマップ」など、さまざまなニーズにあわせたテーママップも充実しています。
お出かけの際は、ぜひYahoo! MAPをご利用ください。
※3：ARKit6がさらに充実（外部サイト）