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2020.09.16

「出品も、入札も落札も支援になる」ヤフオク!のエールオークション

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今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、国内のスポーツの試合やエンターテインメント関連のイベントなどが、中止や延期、無観客開催などを余儀なくされました。多くのチームや団体がその影響を受け、現在も厳しい状況が続いています。

ヤフオク!は、新型コロナウイルス対策全般の支援を目的として「エールオークション」を4月から期間限定で実施しました。今回は、この取り組みのきっかけや「チャリティーオークション」との違いなどについて聞きました。

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結城 郁成(ゆうき ふみなり)
Yahoo!ゲーム、Yahoo!プレミアムなどのサービス企画を担当後、横断的な事業開発に従事。2020年2月からヤフオク!・PayPayフリマの事業開発と経営企画を担当。今回の「エールオークション」では、全体をとりまとめるプロジェクトマネジャーを務めた。

「エールオークション」とは?「チャリティーオークション」との違い

エールオークションは、団体や著名人、また一般の方が物品を出品し、その落札金を医療、教育、興業運営支援などの新型コロナウイルスの影響に対する活動支援にご活用いただけるオークションです。
落札額は各団体を通じて、「Yahoo!基金」が運営する「新型コロナウイルス感染症『医療崩壊』防止活動支援募金」や、各団体指定の募金へ寄付され、医療従事者のサポート、感染リスク軽減活動の分野などで役立てられます。また、出品した選手や芸能人が所属する団体などの運営資金としても利用できます。
今回の取り組みは2020年4月15日(水)から6月15日(月)に実施し、落札総額は94,300,669円、出品総数は3,586点となりました。

チャリティーオークション
社会貢献を目的として、落札額の用途を寄付に絞って実施。出品する団体の方が、実施目的と寄付先を明記した上でオークションを行う場として提供している。出品できるのは、ヤフーと契約した法人や団体のみ。

エールオークション
チャリティーオークションの考え方はそのままに、落札額の用途を寄付にもでき、さらにはコロナ禍で興行が困難な団体自身の運用資金にもあてられる。チャリティーオークション同様、実施目的と用途を明記した上でオークションを行う場として提供した。

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「エールオークション」として実施したのは今回が初めてです。エールオークションの出品手数料(※チャリティーオークションの出品手数料は5.5%)を無料とさせていただき、出店審査も簡略化しました。さらには、「今すぐにでも必要な方へ支援を届けたい、だからすぐに出品して最短で落札してもらいたい、でも出品に慣れて無いのでサポートしてほしい」という団体担当者のお声をいただき、オークション出品の方法をていねいにお伝えして落札入金まで伴走するサポートも実施しました。

また、4月23日からは、個人の方も自由に出品できる「エールオークションカテゴリ」を新設し、出品すると落札額から実費を差し引いた額がYahoo!基金に寄付される仕組みも開始しました。この個人版エールオークションにも、多くの方にご参加いただきました。

落札はもちろんのこと、出品も入札も支援になる

エールオークションは、お金で寄付ではなく、モノで支援するのが特徴です。
昔はモノを譲り合っていたような助け合いを、インターネットオークションの仕組みを使って必要な方へ支援を届ける、というイメージです。
さらに、落札だけではなく入札していただくことも支援につながるのも、エールオークションの特徴です。落札して最終的にお金を支払う方は一人ですが、落札に至るまでの多くの方の入札1つ1つが、大きな応援の力となるからです。

今回の取り組みでは、TwitterやInstagramなどでエールオークションに関する発信をしていただくため、共通ハッシュタグ「#モノでつなぐ支援のバトン」「#エールオークション」を、参加された団体のみなさまへご案内しました。各団体のみなさまがこのハッシュタグを入れて投稿してくださり、その投稿に対して著名人の方がコメントやリツイート、さらにファンのみなさまもリツイートしてくださったことで、支援の輪がどんどん広がっていきました。

さらに、これらの動きをテレビなどの報道で取り上げていただくことが、ゴールデンウイーク中から増えました。それを見たステイホーム中の他のスポーツ選手や著名人の方が、「この状況下で私にも何か出来ることがあるのでは」と思って参加してくださいました。その出品についてまた報道いただき…と支援の輪が広がった結果、報道件数は約250件となりました。
スポーツ団体や著名人のみなさまだけでなく、マスメディアの応援もいただいたことで、支援の輪が思った以上に大きく広がったのではないかと思っています。

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今後の展望

4月初旬にこの企画が生まれ、その約2週間後の4月15日にはサービスを開始していますので、今考えるとものすごいスピード感だったと思います。
このプロジェクトに関わった社員は約100名。ヤフオク!だけではなく、スポーツナビ、Yahoo!ニュース Voice、GYAO!、Yahoo!募金など、サービス横断で取り組み、出品してくださった著名人の、出品したモノへの思い出やステイホームに関するメッセージの動画を、ヤフオク!以外のこれらのサービスでも掲載しています。このような横断的な取り組みによって、より多くの方に知っていただくことができたのではないかと思っています。

エールオークションに対し、スポーツ界・芸能界の多くの方々から、多くの応援をいただき大変感謝しています。また、普段ヤフオク!を使ってくださっている方以外にも、ヤフオク!をまだ利用したことがない10代の方や、しばらく使っていなかった方など、本当に多くの方にご参加いただくことができました。

今回のエールオークションは終了しましたが、引き続き、従来のチャリティーオークションで、モノで寄付をする支援の受け皿になっていければと思っています。
今後、また社会に大きな変化があり、オークションがお役に立てる際には、今回のエールオークションのような新しい取組みを展開していきたいと思います。

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