
先日は、ヤフー社員の中の結婚できない婚活の人として「婚活部屋」から学ぶソーシャル運用のコツ、に取材協力していただきまして、ありがとうございました。おかげさまでコーポレートブログでもたくさんの人にご覧いただけました!

いえいえ、当然のことをしたまでです。

その後、婚活のほうは進捗ありました?

進捗ダメです。

……。

なんでダメなんでしょうねぇ…。

いくつか理由は挙げられると思うのですが、あえてこのブログをご覧の皆さまのために一般化した市況としてのお話をさせていただくのであれば、先日内閣府から公表された「結婚の意思決定に関する分析~『結婚の意思決定に関する意識調査』の個票を用いて~」という論文を紹介させてください。この論文では、結婚を希望しない人の増加は定量的に否定されているという観点から、結婚を希望しながらも結婚に至らない理由を分析しています。で、その理由にも大きく3種類ありまして、1つは異性と出会う機会がないというそもそもの話のタイプ、2つは異性と出会う機会があっても恋人になる人に出会えないというタイプ、最後に交際しているが、それが長期化しているタイプという3種類だそうです。これまで1つ目と2つ目の理由を考察した論文は多かったのですが、この論文は私みたいな人間からすると意味不明な最後の交際が長期化という点に焦点を当てたこれまでにないものとなっていまして、非常に示唆に富む……

(なんか長くなりそうだし、本題から外れそうだから遮るかな…。)そんな鎌田さんに今日は先日にリリースされたアプリの新機能をご紹介しようと思い、お時間をいただきました!!

ほほう。それは興味深いですね。ありがとうございます。

Yahoo!知恵袋のアプリをご存知ですか??

もちろんです。2016年9月現在、質問にして1億6千万件以上、回答に至っては4億件以上投稿されている、日本の叡智が集まるというあのYahoo!知恵袋のアプリですね。

わざとらしい会社的な説明までありがとうございます。その知恵袋のスマートフォンアプリで「これって付き合える?脈ありチェッカーβ」という新機能がリリースされまして、この機能はチャット形式でアプリに恋愛相談をすると、過去に知恵袋の「恋愛相談」カテゴリに投稿された膨大なQ&Aの質問回答データの傾向を分析し、ユーザーの恋の行方がどうなるかを教えてくれるというものなんです!

恐ろしい、、人類はついにそんな領域にまで到達してしまったのですね…。ということは、機械学習かなんかで実現されているんですかね?

はい、この機能は「IBM Watson」の自然言語処理や機械学習などを使って実現されているそうです!

たしかに知恵袋の膨大な質問と回答のデータセットは、気になる異性に脈があるかないかの判断を下す学習データとして使えそうですね。

鎌田さん、機械学習とかにお詳しいんですか?

どちらかというと、会社では婚活よりそっちのほうを仕事にしていますので。

なんだか急にこの新機能の行く末が不安になってきました。

僕個人の婚活の話と機械学習や IBM Watson はまったく関係ありませんので、ご安心ください。

よかった。

よかったって!

ということで、鎌田さんの気になる女性はいませんか? この新機能を検証してみたいと思います!

そもそも、僕のような理系、いわゆるSTEM領域には女性が少ないという課題が世の中的にはあります。ということもあって、当社で働く女性は多いのですが、僕の周囲で働く人達の女性比率にも理系の傾向が色濃く反映されていまして……

(マズイ、また地雷ふんだかも)脈ありそうな人とかいないですか?

そう言えば、最近、よく話したり、手をつないだりする人ならいます。

えっ!進捗あるじゃないですか!その人のことをアプリで聞いてみましょうよ!

わかりました。やってみましょう。


では、さっそく知恵袋のアプリを開いて、一番上にある「脈ありチェッカー」をタップして、相手との関係やエピソードを入力してみましょう。

ふむふむ、「最近、よく話すようになり、会うたびにいつもニコニコ笑顔が絶えないですし、よく手をつなぎます。これって脈あるのではないでしょうか?」で入力っと。


95%脈ありと出ているじゃないですか!やりましたね!

うおーーー! これは!!!!! 脈キターーー!!!

その人にアタックしましょう!ちなみにどんな人なんですか?

最近、よく行くコンビニの店員さんです。

えっ!?ど、どんな会話するんですか??

「温めてください」とか「コーヒーください」とか。

手をつなぐのは……?

お釣りを渡してもらう時につなぎます。

ダメだこりゃ。
知恵袋担当 :まずは友達あたりから試してみてください!(汗)