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2016.09.30

「Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016」ヤフー石巻ベースが地元の人とつながりを

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2017年に開催されるReborn-Art Festival。これは、地域復興や振興につながるさまざまな循環を生み出すことを目的としたアートと食と音楽のお祭りで、中心となる開催地は、宮城県石巻・牡鹿半島です。

Reborn-Art Festival開催に先立ち、多くの人が石巻・牡鹿半島を訪れ、興味を持つことを願って、プレイベント「Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016」が2016年7月25日に開催され、石巻に事務所をおくヤフーも本イベントに共催しました。
今回のイベントを担当したapbank スタッフの江良さん、河合さん、そしてヤフーの須永に話を聞きました。
(Photography:YOSHIHARUOTA)

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(ヤフー内の特設ページ)

-そもそもどうしてヤフーが関わることになったのですか?

河合:
芸術祭を開催するにあたり、現地の方たちと交流を続けていましたが、やはり現地に入らないとわからないことも多く、私は2014年に、Reborn-Art Festivalの事務局を立ち上げるべく、石巻に移住してきました。

ヤフーではツール・ド・東北でイベントの実績がありましたし、そして何より今回の芸術祭の開催地となる石巻に事務所をだされていたため、現地の方をご紹介してもらうなど、いろいろとご相談させていただきました。

江良:
構想自体は2013年の夏からあり、同じような課題意識で先に石巻に入っていたヤフーのみなさんに、一緒に手伝ってほしいと思ったのです。
僕たちは、いろいろな人がやりたいと思うことをやりたいので、みんながどう思うのか? 本当にやるべきなのか? をこの3年間、最後の最後まで確認してきました。

須永:
最初に話を聞いたときに、石巻に必要なことだと思いました。今回ヤフーとしては、現地の運営主体である「一般社団法人Reborn-ArtFestival」に理事として参画させていただき、運営全体のサポートを担わせていただいたことに加え、体験型1dayツアー「Reborn-Art Tour」の主催者としてご協力させてもらうことになりました。一度音楽フェスにきて終わりにするのではなく、Reborn-Art Festivalの参加者と地元の人とつながりをつくることが大事だと思ったからです。

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(Photography:NAKANOYukihide)

-具体的にどのようなツアーだったのでしょうか?

須永:
午前中は、それぞれワークショップ・体験プログラム、お昼はフィッシャーマンジャパンの食材をつかったバーベキュー、そして
Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016の前夜祭に参加してもらうというプログラムでした。

ワークショップ・体験プログラム は、地元の人に協力していただき、自然と親しむシーカヤック体験、鹿の角と漁網のアクセサリー作り、ブランド銀鮭「銀王」養殖生簀の見学など、11個のツアーを用意しました。

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(Photography:NAKANOYukihide)

河合:
参加者は、若い人だけでなく、お子さん連れから40代〜50代の方々と幅広い層の方でした。「地元の人と交流したかった!」という参加者の方が多く、ツアーは大盛況でした。

また、ツアーも含めてプレイベントを行ったことで、よりたくさんの人にReborn-Art Festivalを知ってもらえたと思っています。もちろんもっと地元の人たちに伝えることが必要ですが。

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(Photography:NAKANOYukihide) 

-2017年Reborn-Art Festivalの開催に向けて

須永:
今回はツアーの準備部分などをお手伝いさせていただきましたが、来年はプラットフォームの部分でお手伝いさせていただければと思っています。そして今回ボランティアとして社員も15名ほど参加しましたが、関わる人数ももっと増やしたいと思っています。

河合:
Reborn-Art Festivalとしては、地元の協力店を増やして、商店街なども巻き込んでいきたいと思っています。2017年5月頃にはガイドブックも発行予定です。インフラの課題も残っています。そのあたりについて、またツール・ド・東北の知見をいただければと(笑)

江良:
ヤフーのみなさんにもぜひ、もっと関わりを深めてほしいです!
石巻に集まった仲間として、東北のため、自分たちのため、Reborn-ArtFestivalを一緒に盛り上げていただければと思っています。

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(左から Reborn-Art Festivalの事務局を務めるap bankスタッフの江良さん、河合さん、ヤフーの須永)

【関連リンク】

Reborn-Art Festival

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