ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。
当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

企業情報

2016.02.17

日本最大級のハッカソン「Hack Day 2016」を開催

画像

2016年2月13日(土)&14日(日)の二日間、東京・秋葉原にて、Yahoo! JAPANが主催する日本最大級のハッカソン「Hack Day 2016」が開催されました。「24時間で動くプロトタイプをつくっちゃおう!」というこの開発イベントに今回はじめて参加したヤフー社員の遠藤さんに、イベントの様子をレポートしてもらいました。


<2月13日:
DAY1>24時間の開発タイム!

13日の午前9時から14日の午前9時までの24時間が、参加者に与えられた開発タイムです。

今回の開発拠点は、UDX秋葉原。周囲には電気屋やおもちゃ屋が多くあり、そろえるべきものは何でも手に入る好ロケーションでした。

image


会場では、チーム人数によりそれぞれ部屋が分けられました。私は6人チームが集まる部屋での作業となります。

テーブル上には配線や電子モジュール、パソコン、謎の物体が散乱しております。みんな真剣そのものです。

image


カメラを向けると元気よく応えてくれました。この時点ではまだみんな元気でした。

image


開発に没頭するうちに……気づけば日が暮れてしまいました。テーブルの上はどんどん電子部品と食べものでコラージュされていきます。さすがに疲れてきました……。

image

 
議論も白熱し、ときに険悪になりつつあるムードを和らげるように、弁当3種の配布が始まりました。私が食べたのは深川弁当。おいしくいただきました。 

ちなみに、このイベントでは、1日目の夕食(お弁当)、夜食(おにぎり)、2日目の朝食(サンドイッチ)、が配布されます。開発で疲れた身に、ありがたかったですね。

image


みなさんのプロトタイプが着々と形になりつつあります。

眠気と制限時間と戦いつつ、あっという間に1日目が終了です。

image


<2月14日:DAY2>プレゼン&表彰式

翌朝をむかえ、いよいよ制作したプロトタイプのプレゼン発表、および展示です!

しかし、会場のベルサール秋葉原に移動するにも、外はあいにくの雨……。
雨の中、完成したものを運ぶのにみんなあくせくしている様子。電子部品がショートしたら、一晩の開発の苦労も水の泡です。

image


やっとの思いで展示にこぎつけましたが、プレゼン開始前からすでにみんなクタクタです……。

image


気合を入れてコスプレするプレゼンターも。カワイイですね!

image


せっかくなので、ほかのチームの完成品をすこし体験させてもらいました。 


image


曲に合わせて人形の首が動くプロダクト。ちょっとこわい……!? 


image



2人の相性をチョコの甘さで再現できる装置だそうです。 

会場はワクワクするような、さまざまなアイデアであふれていました!

image


いよいよプレゼンタイムです!


各チーム、プレゼンに与えられた時間は、準備に60秒、発表に90秒。
全89組のチームの発表が、流れるように進んでいきます。

観覧のお客さんもおり、会場は熱気と時に笑いに包まれていました。

image
image
image
image
image


結果発表の時間を迎えました! 

グランプリ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、の各賞の発表です。

トップのグランプリに輝いたのは、「グルメスパイ」(チーム:AdriaBlue)。スマホを持ち上げることで自動的に料理の写真が撮れるカメラアプリです。食事のときのコミュニケーションを大事にしたいという思いから生まれたこのプロダクトは、課題発見力と課題解決力の両方が大きく認められ、満場一致でのグランプリだったそうです。おめでとうございます!

image


下記が結果一覧です。 詳細は公式サイトでもご覧いただけます。

  • グランプリ 「グルメスパイ」 (チーム:AdriaBlue)
  • ゴールド 「ぬるぬる動くメビウス変換」(チーム:リーマンズ)
  • シルバー 「IoP」(チーム:fujikkys)
  • ブロンズ 「BATAMU」(チーム:部屋の隅に落ちている靴下)

個人的に興味深かったのが、開発の時点から注目していた「ぬるぬる動くメビウス変換」。球面ディスプレーをうまく活用している点がとても印象的でした。このアイデアはほかにもいろいろ応用できそうです。

image


私たちのチームは残念ながら選出されませんでした……。
しかし、各チームの成果物はすばらしかったですし、とても楽しめたので、後悔はありません。楽しんでこその Hack Day だと私は思っています。

でも、来年こそはグランプリ!

image

(左が遠藤さん)

【関連サイト】

Hack Day 2016 (公式サイト)
カンニング竹山、ドローンに追いかけまわされタライ落とされる(お笑いナタリー)
篠崎愛:「Hack Day」でプログラマーとコラボ VR装置でデート体感も(伊豆新聞)

このページの先頭へ