ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。
当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

パラアスリート

車いすテニスってかっこいいなって。そう思ってもらえたら、最高にうれしい。

船水 梓緒里 
Shiori Funamizu

車いすテニス

2000年11月8日、千葉県我孫子市生まれ。2016年から本格的に競技をはじめ、2023年新卒入社。コーポレートPD本部在籍。「車いすテニスとテニスはほぼ同じルールで、コートの大きさや使用する用具も一緒なんです。選手の力強いショットとチェアワークにも注目してください」

2023年9月15~17日
木下グループジャパンオープンチャンピオンシップス2023
女子シングルス:ベスト4
女子ダブルス:優勝
2023年9月5~10日
2023 US Open Wheelchair Championships(米国)
女子シングルス:1回戦敗退
女子ダブルス:ベスト8
2023年8月2~6日
s Versicherung Austrian Open 2023(オーストリア)
女子シングルス:ベスト4
女子ダブルス:準優勝

障がいの有無じゃなく、一人のアスリートとして見てほしい。

14歳までは歩いて生活していたので、車いすの競技はよく知らなかったし、最初はなんとなく抵抗がありました。
だから、初めて車いすテニスの試合を見たときは本当にびっくりしました。 正直、ここまでハイレベルな競技だとは思っていなかった。力強いショットや華麗なチェアワーク(車いす操作)で、スピードも躍動感もある! 車いすでもこんな動きができるんだ、すごい! って。
その大会に出場していたのが、車いすテニスの第一人者である国枝慎吾さんでした。 私はその姿に元気をもらったから、競技をはじめたんです。
かつての私のように、車いす競技について最初は知らなかったり、抵抗があったりするかもしれない。でも実際に見てもらえるときっと何かが生まれる。身近な人だったり、友人だったり、会社の人だったり、私をきっかけにこの競技を見てもらえるとうれしいです。多くの人に、障がいの有無にかかわらず、アスリートとして、スポーツとして、取り組んでいる姿を見てほしいんです。 そして今度は、私のプレーがきっかけで「車いすテニスってかっこいい」って思ってもらえたら、最高にうれしいなって。

自分だけじゃない。みんなの気持ちを背負って、世界の舞台でプレーする。

目指しているのは攻めのテニス。 だけど頭で考えていることを、実際のプレーで表現するのってすごく難しいんです。
勝ちたい気持ちが焦りに変わってしまう。 そうならないために、自分を客観視するイメージで試合をします。
いまのショットは良かった! 次の選択はどうする? というふうに勝負を楽しめば、不思議と自分のプレーに自信が持てるんですよ。
得意なのはバックハンドスライスで、私の場合は攻撃でも使える。 バリエーションが豊富なところにも注目してもらえればなって。
新卒で会社に入社して、いま仕事をしながらアスリートとして高みを目指せる環境にいます。

この前、目標にしていた大きな国際大会の出場を逃したとき、周りの人たちが自分のことのように悔しがってくれた。 だから、応援してくれるみんなのためにも世界の舞台で、私らしいアグレッシブなプレーを見せなきゃなって思います。

選手の公式Facebookはこちら

このページの先頭へ