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トピックス

2020.09.24

「令和2年7月豪雨」からまもなく3カ月 ヤフー防災模試で改めて災害への備えを

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7月に発生した「令和2年7月豪雨」から、まもなく3カ月です。
西日本から東日本、東北地方の広い範囲で大雨に、さらに7月4日から7日にかけては九州で記録的な大雨となり、球磨川など大河川での氾濫が相次ぎました。その後も西日本から東北地方の広い範囲で大雨が続き、特に13日から14日にかけては中国地方を中心に、27日から28日にかけては東北地方を中心に大雨となりました。この豪雨により、多くの人命や家屋への被害のほか、ライフライン、地域の産業などにも甚大な被害をもたらしました。

10月以降も台風の発生が予想されますので、引き続き豪雨や暴風などへの事前の備えが必要です。
また、今年は新型コロナウイルスの影響が残る中での避難や復旧活動が必要となるため、災害時を想定した備えや、避難する際に注意することを改めて見直すことがとても大切です。
参考)新型コロナウイルス感染症状況下の避難行動

ヤフー防災模試で、事前の知識と備えを

学生のうちは学校などで防災を学ぶ機会がありますが、大人になると防災に関する新しい知識を改めて得ることが難しい、という方も多いかもしれません。
「ヤフー防災模試」は、災害時に身を守る知識をすべての人へ届けたいという思いから、2018年、2019年に「全国統一防災模試」という名称で期間限定で実施。のべ4,112,372人の方にご参加いただきました。
今年は、常にユーザーのみなさまが知識を確認できる場が必要だと考え「ヤフー防災模試」として、いつでも防災模試を受けていただけるようになりました。
自分や大切な人の命を守るために知っておきたい防災に関する知識を、ご家族や周囲の方と定期的に確認してみてはいかがでしょうか。

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ヤフー防災模試の問題の一部をご紹介します。

問:都市部の河川や下水道が許容できる降雨量は、1時間あたり何mm?

答:50mm

東京などの大都市では、時間雨量(1時間に降った雨の体積/地表の面積)50mmを許容量として下水道や都市河川を整備しています。
雨の情報を確認するときには、50mm/hを「豪雨」の目安のひとつにするとよいでしょう。気象庁は、50mm以上の雨のことを、「非常に激しい雨」と定義しています。
参考)雨の強さと降り方(気象庁)

問:風速30m/sで飛ばされる可能性があるものは?

答:自動車、電柱、樹木、子どもなど

風速とは、10分間の平均風速のことです。最大風速が17.2m/sを超えると「台風」と呼ばれます。 風速約20m/sで立っているのがつらくなり、風速約25m/sで屋根が飛ばされたり、樹木が倒れたりすることがあります。さらに風速約30m/sを超えると、電柱が倒れたり、車や子どもが飛ばされたりする可能性があります。

また、暴風のときは、ぬれた雑巾や洗濯物、小石ですら窓ガラスが割れる原因になる可能性があります。風で窓ガラスが割れないように、ベランダにある物干しざおや植木鉢などはすべて屋内に片づけておきましょう。

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問:大規模災害発生時から72時間以内に接続可能になる無線LANは?

答:00000JAPAN

平成28年4月に発生した熊本地震に伴い、災害時にインターネット接続できる公衆無線LAN「00000JAPAN(ファイブゼロ・ジャパン)」が開設されました。災害エリア(被災地)の通信会社のWiFiスポットや避難所で利用できます。
災害時に必要な情報を取得する手段として覚えておきましょう。
※利用は無料ですが、暗号化されていないため、ID、パスワードなどの個人情報を含む通信には注意が必要です。また、「https」で暗号化されているサイト以外は見ないなど、ご利用の際は十分ご注意ください。
参考) 災害時無料Wi-Fiの利用には十分注意を! その00000JAPANは本物か?(Yahoo!ニュース - 個人)

また、家族間などの安否確認や避難場所の連絡には、災害用伝言ダイヤル「171」を利用できます。
災害発生時は、被災地に通話が集中し電話がつながりづらいことがあります。こうした通信の混雑を避け、家族や親族間でスムーズに連絡できるようにするため、提供されています。
自分や相手の電話番号を入力すると、メッセージを残したり、聞いたりできます。災害時の安否確認方法を、あらかじめ家族や親族間などで決めておくと、いざという時に役に立ちます。
「毎月1日・15日」、国の「防災週間<8月30日~9月5日>」、「防災とボランティア週間<1月15日~21日>」に「災害用伝言ダイヤル(171)」、「災害用伝言板(web171)」、「災害用伝言板」の体験利用が可能ですので、事前に使ってみることをおすすめします。

携帯各社の災害用伝言板

大きな災害はいつ起こるかわかりません。「何かあってから」ではなく平常時から「もし、災害が起こったら…」ということを想定して、避難経路・避難場所の確認、持ち出し品・備蓄品の定期的な確認などをなさってください。
以下の関連リンクでは、災害ごとの行動や備えに役立つコンテンツをご紹介しています。防災模試とあわせて、もしものときに備えて読んでおきましょう。

【関連リンク】

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