ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。
当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

プレスリリース

2023.08.08

ヤフー・データソリューション、急上昇トピックやトレンドを可視化分析できる「DS.INSIGHT Trend」を提供開始

市場調査、商品企画、マーケティング施策立案のデータ裏付け、記事やコンテンツ企画などで幅広く活用

https://ds.yahoo.co.jp/service/insight/trend.html

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)が提供する事業者向けデータソリューションサービスは、検索データなどのYahoo! JAPANのビッグデータをブラウザー上で調査・分析できるツール「DS.INSIGHT」の新機能として、急上昇トピックやトレンドを可視化分析できる「DS.INSIGHT Trend」の提供を、2023年8月下旬に開始します。


Yahoo! JAPANでは、多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体向けに事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを導き出すことを目的として、事業者向けデータソリューションサービスを提供しています。「DS.INSIGHT」ではこれまで、位置情報、検索データなどを元に、生活者の興味関心を可視化する「DS.INSIGHT People」、特定エリアの生活者情報や店舗・施設の来訪者情報を可視化する「DS.INSIGHT Place」、ビッグデータからターゲットのライフスタイルや興味関心を把握し、詳細なペルソナを作成する「DS.INSIGHT Persona」の3つの機能を提供してきました(※1)。

さらに、データソリューションサービスでは、Yahoo! JAPANのビッグデータとAIを活用したヒット予測モデル「商品トレンドマップ」を構築し、活用したレポートを2022年12月に公開しました(※2)。レポート公開後にさまざまな企業から、「商品トレンドマップ」を利用したいとの希望を多数いただいたことに加え、変化の激しい市況の中で、少しでも早く消費者ニーズや流行の兆しを把握していただきたく、「DS.INSIGHT」の新機能「DS.INSIGHT Trend」として提供します。

「DS.INSIGHT Trend」は、検索数が上昇している、もしくは上昇しそうなトピックを可視化し、世の中で話題が大きくなる前のトレンドを予測できます。勘や経験ベースではなく定量的なデータから、自身が調べたいニーズや市場に関連するキーワードを仮説設定し、何度でも試すことができます。そのため、時間とお金を最小限に抑え、市場調査、商品企画、販促企画などのマーケティング施策の立案、記事やコンテンツ企画のヒントやデータの裏付けなどの、より幅広い場面で活用できます。なお、「DS.INSIGHT Trend」は、「DS.INSIGHT」の料金(※3)のみで利用可能です。

DS.INSIGHT Trend」の主な機能

1. トレンドマップ
横軸に検索ボリューム(※4)、縦軸にトレンドスコア(※5)をとり、散布図形式で検索キーワードを可視化し、それぞれのキーワードが4つのライフサイクル(ネクストブレイクエリア、ブレイクエリア、ポテンシャルエリア、ブームエリア)のどの位置にいるのか確認できます。また、性年代の属性別、カテゴリ別、期間別(3カ月間または1年間)で可視化できます。


2. トレンドランキング
トレンドマップの散布図のエリアごとに、キーワードランキングを表示します。ランキングに表示されたキーワード別に、トレンドスコア、推定検索人数、属性割合、年代別割合などを確認できます。



3. 急上昇キーワード
1日単位で検索ボリュームが急上昇したキーワードを表示します。トレンドマップとは異なり、突発的、または勢いがあるトレンドも多く出現します。前日話題になったトピックや、変化を早期に検知したい場合に有効です。


4. メールレポート
設定したカテゴリのトレンドキーワードをピックアップして週1回メールで配信します。メールの受信設定をすることで、最新のトレンド情報を知ることができます。



<「DS.INSIGHT Trend」画面イメージ>



さらにこの度、「DS.INSIGHT Trend」を活用して、今後のトレンド予測を10点発表しました。


DS.INSIGHT Trend」によるトレンド予測(一部抜粋)

<下瀬美術館>
2023年3月に開館した下瀬美術館のコンセプトは、「アートの中でアートを観る。」。建築は世界で活躍する建築家 坂 茂氏が設計しました。水盤に並ぶカラフルな「可動展示室」をはじめ、季節の草花がそよぐ「エミール・ガレの庭」などが堪能できます。検索者は、旅行やインテリア、料理などに関心が高い傾向にあります。


<雪塩さんど>
宮古島発のスイーツ「雪塩さんど」。“宮古島の雪塩”を使い、コーンフレークを練り込んだミルク風味のエアチョコをクッキーではさんだ、サクッとやわらかな食感が楽しめます。2019年頃から検索が増え始めた後、一時期は横ばいとなりましたが、2022年から再び検索数が上昇しています。


<Ball&Chain>
厚手のポリエステル生地を中心としたボディに、刺繍によるグラフィックワークが魅力的なバッグブランド。耐久性に優れ、折りたたむとコンパクトになり持ち運びにも便利です。2022年からじわじわと検索数が増え続けています。



その他のトレンド予測は以下のレポートをご覧ください。
https://ds.yahoo.co.jp/report/20230808.html


「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに掲げる Yahoo! JAPANでは、今後もユーザーのプライバシーの保護を最優先としたうえで、サービスを通じてビッグデータの力を解き放ち、企業や自治体での活用により人々の暮らしをより便利で豊かにしていくことを目指していきます。

■ヤフー・データソリューションについて
ヤフー・データソリューションは、Yahoo! JAPANの多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体向けに事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを提供するサービスです。検索・人流データをもとにお客様ご自身で分析いただけるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」と、オーダーメードでビッグデータを活用した課題解決を支援する「DS.ANALYSIS」などを提供しています。なお、本サービスでは、統計化されたデータのみを扱っており、個人を識別可能な情報は含まれません。

このページの先頭へ