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プレスリリース

2021.10.21

ヤフー・データソリューション、「DS.INSIGHT」で分析可能なデータの期間を2年から3年に拡大

~ コロナ禍以前のデータとの比較が可能に ~

https://ds.yahoo.co.jp/topics/20211021.html

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)が提供する事業者向けデータソリューションサービスは、検索などのYahoo! JAPANのビッグデータをブラウザー上で調査・分析できるツール「DS.INSIGHT」の一部機能において、分析可能なデータの期間をこれまでの2年から3年に拡大しました。

検索ビッグデータは、コロナなどの短期的な変化をいち早く定量的に見られることに加え、季節などに準じた周期性が強いデータも多く見られます。ユーザーは、これらのデータを活用して前年同時期など基準となるデータと比較して変化を見ることで、新しいトレンドの萌芽や変化のきざしを見つけることも可能です。

しかしながら、2020年から続くコロナ禍で、検索を中心にさまざまな行動ビッグデータにも大きな影響が出ています。たとえば「コロナ」、「ワクチン」などコロナ禍以前と比べて検索が大幅に増加したキーワードがある一方、「運動会」、「ビアガーデン」など検索が大幅に減少したキーワードがあるなど、コロナ禍以降のデータは基準として用いにくくなりつつあり、ユーザーからはコロナ禍以前との比較分析のためにデータ期間の拡大を希望する声をいただいていました。

そこで今回、検索ビッグデータに関連する機能において、分析可能なデータの期間を2年から3年に拡大しました。これにより、たとえば「9月の“運動会”の検索数は2019年と比較して、2020年は43%減少、2021年は56%減少」「7月の“ビアガーデン”の検索数は2019年と比較して、2020年は10%減少、2021年は59%減少」といった形で、コロナ禍以前との比較が可能になりました。

【対象となる機能】
▼DS.INSIGHT
・基本画面
・共起キーワード
・キーワード比較(検索ボリューム、特徴度、地域別指標、デモグラ別指標、検索推移)
※時系列キーワード、上昇キーワードは対象外です

▼DS.API
・Search Ranking API
・Search Volume API
・Map Metrics API
・Date Options API
※Search Journey API、Search Trend APIは対象外です

Yahoo! JAPANでは、今後もお客様のプライバシーの保護を最優先としたうえで、人々の生活が情報技術によって便利で豊かになるよう、ビッグデータの力を日本中に解き放ち、日本全体のデータドリブン化を後押ししていきます。

■「DS.INSIGHT」について
「DS.INSIGHT」は、検索データと人流データをもとに、データ分析に詳しくない方でもさまざまな分析が可能なデスクリサーチツールで、多くの企業や自治体・官公庁で、商品開発やマーケティング、シティセールスなどさまざまな用途で活用いただいています。なお、「DS.INSIGHT」では、統計化されたデータのみを扱っており、個人を識別可能な情報は含まれません。

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