~ 感染症専門医の視点から、ユーザーに新型コロナウイルスへの理解を促したことが評価され、「Yahoo!ニュース 個人」オーサー約650名から選出! ~
ヤフー株式会社は、「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム感謝祭2020」をオンライン開催し、日本最大級のインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」内に開設している「Yahoo!ニュース 個人」において、コンセプトである「発見と言論が社会の課題を解決する」を年間で最も体現したオーサー(有識者や専門家の書き手)として、感染症専門医の忽那賢志氏に「オーサーアワード2020」を授与しました。
左:米谷昭良(ヤフー株式会社)、右:忽那賢志氏
2015年から実施している「オーサーアワード」は、オーサーによる投票などをもとに、「Yahoo!ニュース 個人」の担当者が審査を行い、毎年12月にオーサーの中から1名を表彰しています。アワード受賞者には賞金100万円を贈呈します。
忽那賢志氏は、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症をテーマに、専門医の視点から臨床の最前線を記録するとともに、未知の部分が多い感染症に関するエビデンスに基づく情報を、記事として多数発信しました。人類が直面する課題に対して、わかりやすい文章とイラストやグラフを効果的に配した構成によって、ユーザーに新型コロナウイルスの理解を促したことが、高く評価されました。
また、約10分間のドキュメンタリー映像を発信するクリエイターズプログラム・ドキュメンタリー部門の「ドキュメンタリー 年間最優秀賞」は、ニューヨークと東京を拠点に活躍するドキュメンタリー監督の山崎エマ氏が受賞しました。山崎エマ氏は同部門において、日本映画の名作「無法松の一生」の修復師を追った作品や800年続く京都の寺をめぐる女性たちの姿を描いた作品など、全4作品を発表し、テンポの良い編集とパワフルなストーリー構成が高く評価されました。
<各部門の受賞者について>
■「Yahoo!ニュース 個人」 オーサーアワード2020
・受賞者
忽那賢志氏
・プロフィール
感染症専門医。2004年に山口大学医学部を卒業し、2012年より国立国際医療研究センター 国際感染症センターに勤務。感染症全般を専門とするが、特に新興再興感染症、輸入感染症の診療に従事し、水際対策の最前線で診療にあたっている。
・主な記事の例
新型コロナウイルス感染症の「感染力」はどれくらい強いのか?
個人でのPCR検査キットの使用は控えましょう
新型コロナ 回復者血漿療法とは?
■「Yahoo!ニュース 個人」 オーサーコメントアワード2020
「Yahoo!ニュース」に配信される記事に、価値あるコメントを提供したオーサーを表彰。
・受賞者
今野晴貴氏
・プロフィール
NPO法人「POSSE」代表。年間3000件以上の労働・生活相談に関わり、労働・福祉政策について研究・提言している。
■ドキュメンタリー 年間最優秀賞
・受賞者
山崎エマ氏
・プロフィール
日本人の母とイギリス人の父を持つ。19才で渡米しニューヨーク大学卒業後、編集者としてキャリアを開始。長編初監督作品『モンキービジネス:おさるのジョージ著者の大冒険』ではクラウドファンディングで2000万円を集め、2017年に世界配給、2018年に日本で劇場公開。同年、夏の甲子園100回大会を迎えた高校野球を長期取材し『KOSHIEN: Japan's Field of Dreams』を制作。2019年NHK大河ドラマ『いだてん』の紀行番組を担当。日本人の心を持ちながら外国人の視点が理解できる立場を活かし、ニューヨークと日本を行き来しながら活動中。
・主な映像の例
「私お坊さんになる」 800年続く京都の寺の未来を切り開く女性たち
「戦時も映画屋はくじけなかった」二度検閲された名画『無法松の一生』、修復者の思
イチローと担当記者の秘話 ~19年前の課題図書『イチロー 努力の天才バッター』に隠された物語~
■ショート動画 年間最優秀賞
各ジャンルで視聴者維持率が高い動画を最も多く制作したクリエイターを表彰。
・受賞部門/受賞者
おもしろ/ネタ 最優秀賞:秦俊子氏(アニメ作家)
・受賞部門/受賞者
トレンド/カルチャー 最優秀賞:SOUNDBOARDING氏(スケートボードビデオプロダクション)
・受賞部門/受賞者
モノ/ガジェット 最優秀賞:ギュイーントクガワ氏(ビデオデザイナー)
・受賞部門/受賞者
How to 最優秀賞:にぎりっ娘。氏(お弁当系YouTuber)
・受賞部門/受賞者
専門マスター 最優秀賞:おりえ氏(総合危機管理評論家/防犯・護身術師)
<参考:過去の「オーサーアワード」受賞者について>
2015年:内田良氏(名古屋大学准教授)
組体操の危険性について発信を続け、全国的な社会課題となるきっかけをつくった。
2016年:湯浅誠氏(社会活動家・法政大学教授)
子供の貧困という社会課題の解決に、強い意志を持ち継続的に発信。
2017年:江川紹子氏(ジャーナリスト)
摂食障害を患う女子受刑者が増加している問題や、地下鉄サリン事件の実行犯らがどのように事件に関わっていったかを今の問題に絡めて執筆した記事など幅広く発信。
2018年:井出留美氏(ジャーナリスト)
「食品ロス問題」について、独自取材や日々のニュースをきっかけにさまざまな角度から執筆した記事を毎月10本以上公開。
2019年:橋本淳司氏(水ジャーナリスト)
生命にとって必要不可欠な資源である水に関する諸問題について、映像や最新データなども盛り込んだ記事を独自の視点で多数発信。