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国連開発計画(UNDP)
ヤフー株式会社

ナミビア:国連開発計画(UNDP)とYahoo! JAPANのパートナーシップによる密猟防止パトロールキャンプの落成

エトーシャ国立公園において、野生動物保護活動を強化のための密猟防止パトロールキャンプの落成式がUNDPナミビア常駐代表、ナミビア共和国環境・観光省大臣、及び在ナミビア日本国大使の参列のもと執り行われました。

国連開発計画(以下、UNDP)ナミビア事務所とヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)のパートナーシップによる密猟防止パトロールキャンプの落成式が、2017年11月4日にエトーシャ国立公園においてUNDPナミビア常駐代表、ナミビア共和国環境・観光省大臣、在ナミビア日本国大使の参列のもと執り行われました。

ナミビアを代表する国立公園に新しい密猟防止パトロールキャンプが建設されることにより、ナミビアの密猟に対する戦い及び野生動物保護が一層進展することが期待されています。UNDPナミビアは初のグローバルな官民連携パートナーシップを日本の主要なインターネット企業であるYahoo! JAPANと結べたことを光栄に思っています。この密猟防止パトロールキャンプによって、生物多様性と種の保存を重視し、違法な野生生物の取引は一切許容しないというYahoo! JAPANの反密猟の姿勢が具体化することになります。

アフリカでは、2015年に2万頭を超えるゾウが、2013年には1300頭を超えるサイが密猟者によって殺されたと報道されています。ナミビアにとって、ゾウとサイの密猟に対する戦いはナミビアの人々の最大関心事のひとつです。

ナミビア共和国政府と環境・観光省は、UNDPによるサポートと地球環境ファシリティによる資金援助のもと、2014年から4年間で「新マネジメント課題に対する保護地区システムのキャパシティー強化(PASS)」プロジェクトを、エトーシャ国立公園を含む21の保護区で実施し、野生動物保護パトロールの研修や機材を供与しています。

Yahoo! JAPANとPASSプロジェクトの共同出資により71,000米ドルで建設された新しい密猟防止パトロールキャンプは、水供給設備と太陽光発電システムを併設しており、密猟パトロール、警備隊、コミュニティーメンバーによって活用されます。キャンプ施設の改善によって公園パトロール隊の能力が強化され、これ以上の密猟を防止することが期待されています。

落成式において、UNDPナミビアのキキ・ベホ常駐代表は、政府、民間セクター、国際社会が、制度強化、野生動物の不正取引取り締まり、社会周縁で暮らす人々の生活水準の向上という共通目標に向けて一致団結して取り組むことの重要性を強調しました。

在ナミビア日本国大使館の坂本秀之大使は、民間セクター、国連、日本政府によるユニークな連携の橋渡し役を担えたことを光栄に思うと述べ、この連携が日本からより多くの観光者をひきつけナミビアの観光業促進に貢献することを望むと結びました。

ナミビア共和国環境・観光省のポハンバ・シフェタ大臣は、ゾウやサイなどの野生動物は生態的及び経済的価値が高く、経済発展に貢献するものであると述べ、密猟防止パトロールのたゆみない努力を評価し、ナミビアの密猟に対する戦いを増強する開発パートナーに感謝の意を表しました。

持続可能な開発目標(SDGs)や第6回アフリカ会議(TICADVI)でも、陸の生態系および生物多様性の保護の課題は広く認識され、開発課題への企業の積極的な関与が奨励されています。UNDPでもナミビアの保護地区システムのキャパシティー強化等の取り組みを通じて密猟との戦いに積極的に取り組んでいます。

UNDPは今後も民間セクターとの連携も強化しながら、途上国の開発支援、平和貢献活動を推進していきます。